3月19日からの開幕が予定されている2021春の甲子園。出場校も出揃い、高校野球ファンとしても待ち遠しい気持ちが膨らみます。
ただ、全国的な注目選手が特集される一方で、最上級生を鼓舞する下級生メンバーにもスポットライトを当てたいところ。実力を持った新星が甲子園の土を踏むのもセンバツ甲子園の面白いところですよね…！
そこでこの記事では、選抜高校野球2021での活躍が楽しみな「新2年生の注目選手」をピックアップしていきましょう。
これからの高校野球を盛り上げてくれるであろう注目選手たちを、ぜひチェックしてみてください！
参考：選抜高校野球2021の注目選手【投手】全出場校のピッチャーまとめ！
目次
選抜高校野球2021で新2年生の注目選手【投手】
仙台育英・古川翼
中学時代に最速143キロをマークしている本格派左腕で、仙台育英でも2020秋からマウンドを任されている注目選手。
球速がありながら力任せにならずゲームを組み立てられる投手でもありますから、2021春の甲子園でも大いに存在感を示してほしいピッチャーです。
参考：古川翼(仙台育英)は球速に注目｜秀光中学の左腕は世代トップクラス
常総学院・伊藤地宏
U12日本代表を経験し、中学でも全国大会で優勝するなど、豊富な経験と投球術が光る技巧派のサウスポー。
多彩な変化球は制球力も抜群で、選抜高校野球2021でも強打者を手球に取っていくピッチングはぜひ見せてほしいものです…！
参考：伊藤地宏(常総学院)は投球術に注目｜京葉ボーイズの左腕は全国屈指
東海大菅生・鈴木泰成
180cm超の長身から球威抜群のストレートを投げ込む右腕で、2020秋に130キロ台後半をマークしていた真っすぐは140キロを超えてくるでしょう。
低めにノビのあるボールが投げられる投手でポテンシャルの高さを感じさせますから、甲子園で自信を掴んでワンランク上のピッチャーへと成長してほしい注目選手です。
参考：鈴木泰成(東海大菅生)はドラフト期待｜球速も注目の大型右腕
敦賀気比・上加世田頼希
U15日本代表でもエース格として活躍した右腕で、最速140キロ超のストレートを軸に完成度の高いピッチングは見もの。
変化球でもストライクが取れるほか、試合の流れを読める投手だけに世代を代表するピッチャーとして全国区になる可能性は十分です！
参考：上加世田頼希(敦賀気比)は球速に注目｜中学日本代表はドラフト期待
大阪桐蔭・別所孝亮
最速147キロのストレートを投げ込む本格派右腕で、世代トップクラスの本格派だけに甲子園でマウンドに上がれば一気に注目度を上げるでしょう。
これからドラフト候補としても騒がれるであろうピッチャーだけに、選抜高校野球2021をきっかけに全国的な注目選手へと駆け上がってほしいものです！
参考：別所孝亮(大阪桐蔭)は球速に注目｜中学一の豪腕は野茂ジャパン出身
大阪桐蔭・川井泰志
185cmの長身から直球・変化球ともにキレのあるボールでコースを突ける注目のサウスポー。
スキがないピッチングで世代ナンバーワンとの呼び声も高く、高校野球ファンが忘れられない名前になるのではないでしょうか。
参考：川井泰志(大阪桐蔭)は中学日本代表｜桐生ボーイズ出身の中学最強左腕
市和歌山・米田天翼
最速140キロ超のストレートは抜群のキレを誇り、市和歌山の躍進のキーマンともいえる本格派右腕です。
投げっぷりも良く、大舞台で覚醒する可能性も感じさせるため、選抜高校野球2021でもマウンドでぜひ見たいピッチャーの一人です！
参考：米田天翼(市和歌山)は球速に注目｜貝塚シニア出身右腕はドラフト期待
京都国際・森下瑠大
キレのあるストレートと縦に大きく割れる変化球を武器に、2020秋の近畿大会でもエースとして甲子園出場に貢献したサウスポーです。
しなやかな腕の振りから投じるスライダーは一級品ですし、これから球速が伸びてくると全国的の強打者相手にも十分に渡り合えるピッチャーでしょう。
参考：森下瑠大(京都国際)は投打に注目｜福知山ボーイズ出身の中学関西選抜
京都国際・平野順大
これから最速140キロ台中盤をマークするであろう本格派右腕で、2020秋の近畿大会準決勝では大阪桐蔭打線を相手に5回まで無失点のピッチングを見せました。
6回に攻略されたもののポテンシャルの高さは疑いようがなく、全国区になる実力は秘めているピッチャーだけに甲子園のマウンドでも躍動が見たいですね…！
参考：平野順大(京都国際)は球速に注目｜中学で兵庫選抜の次期エース候補
下関国際・仲井慎
最速140キロに迫るストレートを軸に、高いゲームメイク能力を持っている注目右腕。
一方でショートのポジションでも軽快な動きを見せており野球センスが際立つ選手だけに、全国的に注目されても不思議ではありません。
参考：仲井慎(下関国際)はドラフト期待｜球速も注目で身体能力が凄い
明徳義塾・矢野勢也
最速140キロ超のストレートが魅力の右腕で、選抜高校野球2021でお披露目になる可能性も高いのではないでしょうか。
力で押せるピッチングに、明徳義塾で制球力や投球術が身についてくれば、四国屈指の右腕へと進化を遂げるはずです。
参考：矢野勢也(明徳義塾)は球速に期待｜投打にポテンシャル抜群の注目株
大崎・勝本晴彦
2020秋の九州大会決勝のマウンドを任され、9回1失点の完投で優勝に貢献した大型左腕。
優れた制球力を武器にコースを突けるピッチャーですから、選抜高校野球2021でも大崎高校の躍進のキーマンになるのではないでしょうか。
参考：勝本晴彦(大崎)は完成度に注目｜中学時代は長崎選抜の大型左腕
福岡大大濠・馬場拓海
アウトコースへのコントロールが抜群の右腕で、スリークォーターから繰り出すボールはキレもあって相手打者をグイグイ差し込んでいきます。
トルネード投法のフォームも話題を呼びそうですし、九州大会準決勝・宮崎商業戦では内野安打1本でノーヒットノーランもチラつかせた注目選手です…！
参考：馬場拓海(福岡大大濠)の安定感が凄い｜中学は佐賀出身の注目右腕
2020秋の時点でのベンチ入りをベースにしているため、2021シーズンに入って出場機会を掴む選手も出てくるでしょう。
まだまだ活躍が楽しみな選手も多く、このあたりは選抜高校野球2021の出場登録を確認次第、あらためて追記していきたいと思います！
選抜高校野球2021で新2年生の注目選手【野手】
仙台育英・岡田大成
身長185cm・体重86kgと恵まれた体格から豪快なスイングを見せる右のスラッガーで、仙台育英でも2020秋からスタメンに名を連ねています。
これから東北を代表する注目選手になるでしょうから、打席で漂う大物感は見逃せません。
参考：岡田大成(仙台育英)は強打に注目｜北淡中出身の中学ナンバーワン捕手
常総学院・太田和煌翔
過去にはU12日本代表を経験しており、2020秋から常総学院でスタメン出場している野球センスは本物。
セカンドのポジションで見せる安定した守備力の高さに加え、左打席での優れたミート力や器用なバッティングもぜひ注目していきましょう。
参考：太田和煌翔(常総学院)は俊足巧打｜日本代表も経験の天才内野手に注目
専大松戸・黒須堅心
抜群の打撃センスを誇る左の巧打者で、左右に打ち分けるバットコントロールは素晴らしいものを持っています。
中学時代には三番で全国優勝も経験しており、走攻守すべてにおいてハイレベルなプレーは選抜高校野球大会でぜひ全国的に注目されてほしい内野手です！
参考：黒須堅心(専大松戸)はセンス抜群｜京葉ボーイズの逸材は攻守で魅せる
東海大甲府・猪ノ口絢太
ミート力と長打力を兼ね備えたバッティングで、東海大甲府でも早々にクリーンナップを任されている注目選手。
逆方向のレフトにも長打が打てる左打者で、身長180cm・体重75kgの体格にパワーが増すとドラフト候補として話題になるのは間違いないでしょう。
参考：猪ノ口絢太(東海大甲府)はドラフト期待｜抜群の打撃センスは全国区
東海大相模・谷口翔生
2020秋から東海大相模で正捕手としてマスクをかぶっており、攻守でポテンシャルの高さを見せている注目選手。
右打席での積極的なバッティングを披露する一方で、キャッチャーではクレバーに投手陣をリードしていくなど肝が据わったプレーは甲子園でも輝きを放つでしょう。
参考：谷口翔生(東海大相模)は打撃に注目｜中学で九州選抜の一番打者
東海大相模・伊藤航大
2020秋の大会では二番に定着するなど、優れた打撃センスで魅せる左打者です。
ミートの巧さに長打力もありますし、これから東海大相模の打線でも中心になれる力を秘めた注目選手であることは間違いありません。
参考：伊藤航大(東海大相模)は強打に期待｜大田原ボーイズ出身の注目株
東海大菅生・福原聖矢
的確な状況判断をはじめ攻守にずば抜けた野球センスを見せるキャッチャーで、選抜高校野球2021でも主役になれる注目選手です。
走攻守すべてにレベルが高く、「野球を知っている」選手だけに全国の高校野球ファンに知れ渡るのも時間の問題でしょう。
参考：福原聖矢(東海大菅生)はドラフト期待｜中学日本代表は異次元レベル
東海大菅生・小池祐吏
抜群の勝負強さとパンチ力を兼ね備えた右の強打者で、東海大菅生でもクリーンナップを務める打力は見もの。
スイングスピードの速さは上級生顔負けのものがありますから、甲子園でも自慢のバッティングで暴れまわってほしいところです！
参考：小池祐吏(東海大菅生)は強打に注目｜中学屈指の逸材はドラフト期待
東海大菅生・小山凌暉
中学時代に最速140キロ近い直球を投げ込むなど、身体能力の高さはピカイチな外野手。
打撃でも三番を任されるなど、低いライナー性の打球を連発する左打席でのバッティングはぜひ注目していきましょう！
参考：小山凌暉(東海大菅生)は将来性抜群｜兄弟でドラフト期待の身体能力
智弁学園・酒井優夢
U15日本代表でMVPも獲得している右打者で、対応力の高さにパンチ力を兼ね備えたバッティングは見もの。
智弁学園でもセカンドでスタメン出場を果たすなど頭角を現しており、これからチームの中心となって活躍する注目選手のひとりと言えるでしょう。
参考：酒井優夢(智弁学園)は強打に注目｜中学日本代表は橿原ボーイズの主軸
大阪桐蔭・松尾汐恩
中学時代はショートとピッチャーで活躍していた選手で、大阪桐蔭ではキャッチャーのポジションにも入るなど野球センスの高さは底が見えません。
最速142キロをマークしていた強肩、チームに勢いをもたらす積極的なバッティングをはじめ将来が楽しみなメンバーで、選抜高校野球2021で全国区になっても不思議ではありませんね…！
参考：松尾汐恩(大阪桐蔭)は将来性抜群｜京田辺ボーイズ出身の中学日本代表
大阪桐蔭・海老根優大
パワフルなバッティングに50メートル6秒0の俊足も兼ね備え、世代ナンバーワン野手とも呼ばれている注目選手。
選抜高校野球で成長した姿を見せられるか、高校野球ファンとしては否が応でも期待が膨らみますね…！
参考：海老根優大(大阪桐蔭)は中学日本代表｜ホームランに期待の怪物野手
天理・戸井零士
攻守で華のあるプレーを見せる内野手で、三拍子揃ったプレーは2021春の甲子園で全国区になるでしょう。
天理でもクリーンナップを任される打力は本物ですし、初対戦のピッチャーでもファーストスイングで捕らえられる対応力にはぜひ注目です！
参考：戸井零士(天理)は攻守で魅せる｜日本代表も経験の逸材はセンス抜群
下関国際・賀谷勇斗
思い切りの良いバッティングで打線に火を付けられるリードオフマン。
且つホームランが打てるパンチ力も秘めていますし、中国地区を代表する左打者としてこれから注目選手に挙げられるであろう逸材ですね！
参考：賀谷勇斗(下関国際)は強打に注目｜ドラフト期待の打撃センス
下関国際・山下世虎
新2年生ながらチームで主将を務めており、勢いのあるチームの象徴的な存在。
安定した守備を見せるなど攻守での活躍はもちろん、リーダーシップにも注目したい選手ですね！
参考：山下世虎(下関国際)はセンス抜群｜中学で和歌山選抜の注目野手
明徳義塾・池邉由伸
二番・セカンドで献身的な働きが光る俊足巧打。小技も使える器用さに加えて、自身のバットでもチャンスメーカーになれる注目選手です。
スピード感溢れるプレーは、甲子園でも高校野球ファンを魅了するでしょう…！
参考：池邉由伸(明徳義塾)は将来性抜群｜中学の九州選抜は身体能力が凄い
大崎・田栗慶太郎
打率の高さに加えて、ホームランが打てる長打力も兼ね備えた左の強打者。
U12・U15日本代表にも選ばれた経歴の持ち主で、世代屈指の左打者だけに選抜高校野球2021で全国区になってくれることを期待しています！
参考：田栗慶太郎(大崎)はドラフト期待｜中学日本代表は打撃センス抜群
福岡大大濠・山下恭吾
三番・ショートで福岡大大濠の中心となって活躍を見せている内野手。
中学時代にも日本代表でずば抜けた守備力の高さを見せつけていましたが、これから九州地区を代表する内野手へと成長してくれるのが本当に楽しみな注目選手です…！
参考：山下恭吾(福岡大大濠)は守備センス抜群｜中学日本代表でベストナイン
以上、選抜高校野球2021の注目選手として投手、野手と挙げてきました。
高校で初めての冬を越えてどこまで進化を遂げているかも楽しみですし、甲子園の舞台で大化けする選手も出てくるでしょうから目が離せないですね…！
投手と同様にベンチ入り選手の発表があったあとで、追記していきたいと思います。
参考：選抜高校野球2021の注目選手【野手】全出場校からメンバーを特集
