中学では久留米ベースボールクラブの主力で活躍し、2020春からは福岡大大濠に進路を決めた山下恭吾(やました きょうご)選手。
巧みなバットコントロールでヒットを量産し、センス抜群の守備でも魅せる世代トップクラスの内野手です。
中学時代は久留米ベースボールクラブで全国大会も経験したほか、日本代表では『BFA U15アジア選手権大会』の優勝にも貢献した逸材なんですよね…!
2022ドラフト候補への成長も期待される、福岡大大濠・山下恭吾選手を特集していきましょう。
参考:福岡大大濠の2020新入生は?攻守に将来期待のメンバーが集結!
目次
山下恭吾は中学日本代表でベストナイン受賞
久留米ベースボールクラブで全国
山下恭吾選手は久留米市立屏水中学の出身で、野球では久留米ベースボールクラブに所属していました。
中学3年時には主力でチームを牽引し、チームの全国大会出場にも大きく貢献。
右投げ右打ちの山下恭吾選手は投手のポジションも任されるなど、投打に抜群のセンスを見せていて、中学時代から進路が話題になっていたことも納得のプレイヤーと言えるでしょう。
U15日本代表でも主力
久留米ベースボールクラブでの活躍が評価された山下恭吾選手は、日本代表のメンバーにも選出。
主にショートのポジションでプレーし、鉄壁の守備で日本代表の『BFA U15アジア選手権大会』優勝にも大きく貢献しました。
このとき代表ではショートでベストナインも獲得しており、内野の要として申し分ない実力を発揮していたことは間違いありません。
大会後のインタビューでも「自信のある守備を生かすことができた」と語っていて、高校での飛躍も見ものです…!
福岡大大濠・山下恭吾は鉄壁の内野守備に注目
流麗な身のこなし
ベストナインを獲得するなど日本代表でも実力を見せつけていた山下恭吾選手ですが、やはり守備力の高さには注目です。
打球への入り方から送球までの流れが非常にスムーズで、軽快なフットワークは天性のものを感じさせます。
ファインプレーに見えない高度な守備を連発しており、前橋育英の横倉拓実選手らと並んで世代トップクラスの内野手と言えるでしょう。
福岡大大濠でも即戦力になれるだけの実力は持ち合わせているため、早い時期から出場機会を掴み、華麗な守備を見せてくれることに期待したいですね!
スローイングも抜群
軽快な動きのほか、安定したスローイングにも定評のある山下恭吾選手。
中学時代は投手でも活躍していた強肩を武器に、深い位置からでも正確な送球ができる点も大きな強みになっています。
日本代表の練習ではセカンドでの動きや送球の柔らかさも評価されていましたが、1つ1つのプレーの精度が本当に高い内野手なんですよね。
福岡大大濠では山城航太郎選手らドラフト注目の先輩からも多くを学び、自慢の守備力に磨きをかけてほしいものです!
参考:山城航太郎(福岡大大濠)は中学日本代表|二刀流の逸材は攻守に存在感
山下恭吾は打撃も福岡大大濠の武器に
華麗な守備だけでなく、山下恭吾選手は打撃でも福岡大大濠の戦力として楽しみな右打者です。
特にミート力は抜群で、中学時代の久留米ベースボールクラブでも一番打者でヒットを量産。
全軟福岡県連盟少年部・2018年秋季リーグでは4割0分7厘で首位打者を獲得していましたし、リーグ戦でも安定した成績を残した打撃センスは見逃せません。
また、俊足を活かした走塁も山下恭吾選手の武器になっていて、チャンスメーカーとして相手の守備陣をかき回すことが出来るプレイヤーでもあります。
身長173cm・体重62kgの体格に力強さが増してくると、持ち前の打撃センスは輝きを増すでしょうね…!
福岡大大濠の同世代には打力に期待の吉田颯選手もいますし、共に強力打線を形成していってくれることに期待しています。
参考:吉田颯(福岡大大濠)は強打に注目|中学は九州選抜で敢闘賞の注目株
山下恭吾は福岡大大濠からのドラフトに期待
中学時代からポテンシャルの高さがずば抜けていた山下恭吾選手。
ショートでの華麗な守備は別格と言えるレベルですし、高校トップクラスの野手として全国的に注目を集めるのも時間の問題でしょう。
学法石川・黒川凱星選手もショートで抜群のセンスを見せる内野手ですが、守備面で沸かせてくれる選手がいるチームは試合が本当に楽しみですね…!
山下恭吾選手は2022ドラフトでも話題になれる選手ですし、ぜひとも甲子園への切符を掴み取って全国の高校野球ファンに実力を見せつけてほしいところ。
福岡大大濠での更なる成長に期待して、この先も追いかけていきましょう!