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山城航太郎(福岡大大濠)は中学日本代表|二刀流の逸材は攻守に存在感

九州の強豪・福岡大大濠で、1年夏から試合に出場していた山城航太郎(やましろ こうたろう)選手。

中学時代は軟式でプレーしており、U15日本代表に選ばれるなど当時から野球センスはずば抜けていました。

内野・外野で多くのポジションをこなす器用さも兼ね備えている上に、投手としても球速140キロを超えるストレートを投げる本格派なんですよね!

二刀流としての活躍が期待される、福岡大大濠の山城航太郎選手について特集してみました。

目次

山城航太郎は出身の高宮中学でU15日本代表に

山城航太郎選手は福岡市の出身で、お兄さんが野球をしていたことをきっかけに小学1年時から「西高宮リトルメッツ」で野球を始めました。

福岡市立高宮中学に進学した中学時代も軟式の野球部でプレー。

中学3年時にはU15日本代表にも選ばれ、サードとピッチャーで試合に出場しています。


投手として出場したパキスタン戦では、伸びのあるストレートとキレのいいスライダーを武器に好投。

四回・五回の2イニングを投げ、3者連続三振を含む4奪三振と素晴らしい投球内容でした…!

このとき日本代表でチームメイトだった東海大相模・神里陸選手や仙台育英・宮本拓実選手らとは、甲子園の舞台での激突が楽しみですね!

参考:神里陸(東海大相模)は中学日本代表|プロで兄弟対決なるか

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山城航太郎は福岡大大濠でも主力に成長

守備で光る対応力の高さ

小中学時代から内野手や投手をはじめ、複数のポジションで経験を積んできた山城航太郎選手。

福岡大大濠に入学後も様々なポジションをこなし、ユーティリティプレーヤーとしても大きな戦力になっています。

1年の2018夏からはレフトを守り、2019秋の新チームではショートに入っていますね!


どのポジションでも、持ち前の俊敏性を活かした守備範囲の広さと安定したスローイングを見せ、且つ投手もこなすあたり見事と言うしかありません…!

山下舜平大投手らドラフトにも期待がかかる投手がいるチームですし、守備力の高さもこれからの福岡大大濠の強みとなるでしょう。

参考:福岡大大濠・山下舜平大は大型右腕として監督の愛で大化けしてほしい

俊足好打にも注目

様々なポジションを難なくこなせる守備力も大きな魅力ですが、山城航太郎選手はバッティングにおいても相手チームの脅威になっています。

身長180cm・体重71kgと、やや細身ながらホームランを打てるパワーも兼ね備えていて、1年生大会の決勝では2打席連続ホームランも記録しました…!


2019春の九州大会でも5割近い打率を残してミート力の高さも証明していますし、俊足好打の遊撃手としても今後の成長から目が離せませんね!

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福岡大大濠・山城航太郎の球速は?

野手としてだけでなく、リリーフ投手としてもチームを支える山城航太郎選手。

前述の通り中学時代から投手としても活躍しており、U15日本代表の試合では最速137キロをマークしました。

また福岡大大濠でも投手としてマウントを任され、2019秋の福岡大会では球速143キロの真っ直ぐを投げ込んで自己最速を更新していますね…!

投手としてのポテンシャルも申し分なく、マウンドに立つ姿をもっと観たいと感じている高校野球ファンは少なくないでしょう。


野手・投手いずれもその才能を遺憾なく発揮し、二刀流でスカウトの目に留まるであろう山城航太郎選手。

福岡大大濠の中心選手として甲子園出場にも期待がかかるプレイヤーですから、今後も成長を楽しみに応援していきたいと思います!

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