沖縄の安仁屋ヤングスピリッツから東海大菅生へ進路を決めた福原聖矢(ふくはら せいや)選手。
走攻守すべてにおいてハイレベルなプレーを見せており、世代トップクラスの逸材であることは間違いありません。
中学2年・3年と2年連続での日本代表選出は異例ですし、本職の捕手ではない内野のポジションでもずば抜けた野球センスは際立っていましたね…!
2022ドラフトにも期待がかかる、東海大菅生の福原聖矢選手を特集してみました。
参考:東海大菅生の2020新入生は?メンバーの注目選手は全国レベル!
目次
福原聖矢は小学でも日本代表で仁志監督が絶賛
右投げ右打ちの福原聖矢選手は小学時代に、地元沖縄の世名城ジャイアンツで野球を始めました。
この頃から野球センスは突出したものがあり、捕手のポジションでU12日本代表にも選出。
捕手になったのは小学5年からとのことですが、肩の強さやスローイングの安定感、キャッチングの技術などは小学時代からずば抜けていましたね!
引用元:http://japan-baseball.nittsu.co.jp/article/624/
U12日本代表で監督を務めていた仁志敏久さんも「その辺の高校生より上手い」と絶賛していました。
またバッティングでも日本代表の四番を務めるなど、小学生の頃から非凡なセンスを攻守に見せつけていましたね…!
福原聖矢は安仁屋ヤングスピリッツでも進路が話題
中学2年で日本代表に選出
東風平中学へ進学した福原聖矢選手は、野球では安仁屋ヤングスピリッツに所属。
安仁屋ヤングスピリッツでも早くから主力で活躍しており、中学2年で唯一のU15日本代表に選出されるという快挙を達成します。
主に二番・セカンドで出場して7打点5盗塁の成績を残した上に守備でも好守を連発し、セカンドでベストナインも受賞しているんですよね…!
中学日本代表を経験した1学年上の本田峻也投手とは、東海大菅生ではバッテリーを組む可能性もあります。
1学年上の選手たちの中でも物怖じすることなく、堂々たるプレーを見せた実力と精神力は見事というほかありません。
参考:東海大菅生・本田峻也は中学日本代表|変則左腕が操る球種に注目
中学3年で三度目の日本代表
上記に続いて、福原聖矢選手は中学3年のときにも2年連続の日本代表を経験しました。
一番打者で出場して11打数5安打と、十分に打線を引っ張ったと言えるでしょう。
中学時点で3度目の日本代表を経験しているのは異例ですし、進路に注目が集まっていたのも納得ですよね…!
同じく中学日本代表を経験した安仁屋ヤングスピリッツ出身の仲宗根大斗投手は、沖縄尚学へ進路を決めましたから、甲子園やU18での再会も楽しみです。
東海大菅生・福原聖矢は抜群の打撃センスに注目
抜群のミート力で長打も期待
ドラフトも期待される東海大菅生・福原聖矢選手ですが、まず注目したいのが打撃センスです。
身長168cm・体重66kgと大柄ではないものの、パンチ力があり長打も期待できる右打者なんですよね…!
引っ張るだけでなく右中間にも飛距離が出せますし、強打の東海大菅生でも長打力はさらに磨きがかかるでしょう。
思考力と技術が桁外れ
また、福原聖矢選手は状況に応じたバッティングが出来る点も見逃せません。
U15日本代表で福原聖矢選手を見た清水隆行監督は「考えてプレーができる選手」と絶賛のコメントを残していますが、右打ちの技術も素晴らしいものがあります。
2020夏の大会でも、レフトオーバーの二塁打を放ってサヨナラ勝利に貢献。
西東京大会4回戦
東海大菅生 2x-1 中大杉並東海大菅生がサヨナラ勝ち。最後は昨年のU15日本代表だった1年生・福原のレフトオーバー。
中大杉並は背番号10の奥山が最後まで丁寧なピッチング。8回まで被安打5でした。9回一死からのポテンヒットが痛かったなぁ。1大会3勝は中大杉並の最高成績。 pic.twitter.com/4xsbva421g
— 小菅メンディエタ (@cosmendy) August 1, 2020
優れた思考力をグラウンドで形にするだけの器用さも兼ね備えているだけに、「世代ナンバーワン野手」「別格」との評価を受けているのも納得ですね!
全国の高校野球ファンに名前が知れ渡るのも時間の問題でしょうし、東海大菅生でもドラフト注目のスラッガー・杉崎成選手らと共にプレーする姿がぜひ観たいものです!
参考:杉崎成(東海大菅生)はドラフト注目|四番がホームランよりも拘るもの
ドラフト期待の東海大菅生・福原聖矢は俊足も見もの
バッティングで光るものを見せている福原聖矢選手は、俊足ぶりも見逃せません。
中学2年時の日本代表でも5盗塁をマークするなど、ヒットで出塁した際の期待感も見もの。
打球判断にも優れ、試合の状況を見極めた選択ができるあたりの走塁センスも素晴らしいものがありますね…!
足の速さはもちろんですが、相手守備陣が嫌がる動きをしてくるあたりは東海大菅生でも攻撃の大きな武器になるでしょう。
中学屈指の強打者・小池祐吏選手とは高校でチームメイトになりますし、これからも強力打線からは目が離せません。
参考:小池祐吏(東海大菅生)は強打に注目|中学屈指の逸材はドラフト期待
福原聖矢は高校の東海大菅生では捕手で勝負か
中学日本代表では内野手として華麗な守備を見せていた福原聖矢選手。
高校では捕手のポジションで勝負する意向を示しており、扇の要としての成長も楽しみです。
進路を決める際には大阪桐蔭も獲得に動き、福原聖矢選手も前向きに考えていたようですが、
- 内野手として考える大阪桐蔭
- 捕手で挑戦したい福原聖矢選手
上記のような食い違いがあり、双方の思惑が合致しなかったとも言われています。
どのタイミングで捕手のポジションに就くかは高校でのチーム事情もあるでしょうが、こだわりのある捕手で頭角を現してきそうですね…!
同世代には小山凌暉選手をはじめポテンシャルの高い選手が揃い、熾烈な争いが繰り広げるでしょうが、中心選手として福原聖矢選手の成長には大いに期待していきたいところ。
ドラフト期待の逸材だけに、高校でも頂点を目指して頑張って欲しいですね!
参考:小山凌暉(東海大菅生)は将来性抜群|兄弟でドラフト期待の身体能力