中学野球の強豪・秀光中学でエースを務め、2020春から仙台育英へ進路を決めた古川翼(ふるかわ つばさ)投手。
最速140キロを超えるストレートと、切れ味抜群の変化球を操る本格派左腕です。
中学時代はエースとして全国大会も経験しており、世代トップクラスの左腕として注目を集めていた逸材ですね!
仙台育英で次世代のエース候補としても注目の、古川翼投手について特集していきましょう。
参考:仙台育英の2020新入生は?メンバーは攻守に充実で将来性抜群
目次
古川翼は出身の秀光中学で全国大会を経験
左投げ左打ちの古川翼投手は全国屈指の強豪・秀光中学の出身で、その中学時代にはの軟式野球部に所属していました。
秀光中学では2年時からマウンドを任されるだけの実力を持っており、2018夏にはチームの全国大会準優勝にも貢献しています。
このときにはドラフト期待の147キロ左腕・笹倉世凪投手らと共にプレーしていましたから、下級生の頃からハイレベルな環境に身を置いてきたことは間違いありません。
第48回若鷲旗争奪東北中学校野球大会
決勝戦
秋田こまちスタジアム
秀光中等教育学校(宮城)対仙北中学校(秋田)古川 翼くん(秀光中 3年)#令和元年度東北中学校体育大会 pic.twitter.com/3oSLw94WwK
— Believe (@sisinji) August 10, 2019
中学3年時にはエースとして秀光中学の柱になり、2019夏も全国大会の出場に貢献しましたね!
2019夏の最後の試合では思うような投球ができずに敗れてしまったものの、高校ではその悔しさをバネにして飛躍を遂げてくれることでしょう。
最速140キロを超えるストレートをはじめ中学時代から注目を浴びていた選手ですから、仙台育英での成長も目が離せません。
参考:笹倉世凪(仙台育英)はドラフト期待|球速だけじゃない怪物の進化
仙台育英・古川翼は球速に注目の左腕
中学で球速140キロ超
秀光中学でもポテンシャルの高さを示し、高校での活躍も期待されている古川翼投手。
まず注目したいのがストレートで、左腕から繰り出すボールは中学の時点で最速143キロをマークしました。
特に素晴らしいのがボールに力を伝達するスキルで、7〜8割ほどの力でもコンスタントに球速130キロ台後半を投げることが出来るんですよね。
身長173cm・体重74kgとバランスのとれた体格は高校で更に厚みが増すでしょうし、仙台育英で球速150キロの大台突破も射程圏内と言えます。
仙台育英では球速140キロ超の投手が多くいますから、その中で古川翼投手がいかにして頭角を現していくかも見ものです…!
球速の伸び方が凄い
中学の時点で最速143キロをマークしている古川翼投手ですが、秀光中学での球速の伸びは目を見張るものがあります。
中学1年時の球速は127キロ。中学生としては十分に速いものの、ここから更に球速を伸ばしたことになります…!
球速アップに定評のある秀光中🦁
入学から7ヶ月で【球速20キロアップ】
『1年生左腕 古川翼』
127キロ計測。美しいフォームから回転数の多いストレートを連発!!
春の全国に向けて、熾烈なメンバー争い!
熱い冬が始まりました!#秀光中 #球速UP #選手紹介 pic.twitter.com/Sq8qTR9fku
— 仙台育英学園 秀光中等教育学校 野球部 (@shukohbaseball) December 4, 2017
中学2年時には133キロをマークし、3年時には143キロまで球速がアップしているんですよね!
高校でどこまで伸びるのかは本当に楽しみですし、秀光中学の先輩・伊藤樹投手らと共に仙台育英の強力投手陣を形成していくでしょう。
参考:伊藤樹(仙台育英)は球速だけじゃない|ドラフト候補は楽天ジュニア出身
仙台育英・古川翼は鋭い変化球でドラフトも期待
最速143キロを誇るストレートだけでなく、変化球にも定評のある古川翼投手。
4つの球種を操るなどキレのあるボールは空振りを奪える力があり、特にツーシームは抜群の威力を誇ります。
球速130キロ台中盤とストレートに近いスピードから、シンカー気味に沈むボールは相手打者としては脅威。
直球・変化球ともに三振を奪えるボールを持っているだけに、高校でどこまで質が上がるかは見ものですね…!
同世代では大型捕手・岡田大成選手も仙台育英で1年からスタメンに名を連ねていますから、注目のバッテリーとして高校でも大いに注目を集めてほしいところ。
ドラフト期待の逸材である古川翼投手を、これからも追い掛けていきましょう。
参考:岡田大成(仙台育英)は強打に注目|北淡中出身の中学ナンバーワン捕手