2020春から全国屈指の強豪・大阪桐蔭へ進路を決めている松尾汐恩(読み方は「まつお しおん」)選手。
出身の京田辺ボーイズでは遊撃手と投手の二刀流として活躍した上に、四番を務めていたバッティングにも注目の逸材です。
中学時代にはボーイズ日本代表も経験していて、全国トップレベルの内野手だけに高校での成長が楽しみですね!
大阪桐蔭でも中心選手としての活躍に期待がかかる、松尾汐恩選手を特集していきましょう。
参考:大阪桐蔭の2020新入生は?メンバーは逸材揃いで過去最強との声も
目次
松尾汐恩は出身の京田辺ボーイズで中学日本代表
右投げ右打ちの松尾汐恩選手は、地元の少年野球チーム・精華アトムズで野球を始めました。
京都の精華町立精華中学校への入学後は強豪・京田辺ボーイズに所属。
その京田辺ボーイズでは持ち前の野球センスを活かし、下級生の頃からスタメンに名を連ねていましたね!
松尾汐恩くん(京田辺ボーイズ)
流石はボーイズ日本代表、打撃は別格でした。
何より、一つ一つのプレーに華がありすぎます!一気にファンになりました笑 pic.twitter.com/MgfPupiBlX
— しょう (@wachiben_ishi) July 22, 2019
中学3年時には実力が高く評価されて世界少年野球大会の日本代表にも選出され、準決勝のメキシコ戦で二塁打を放つなど日本の優勝にも貢献しました…!
この中学時代の日本代表では、同じく大阪桐蔭に進路を決めている星子天真選手ともチームメイトでしたから、高校では内野でコンビを組む可能性も十分ですね!
参考:星子天真(大阪桐蔭)は中学日本代表|兄弟で魅せる抜群の野球センス
大阪桐蔭・松尾汐恩は抜群の打撃センスに注目
大阪桐蔭に進路を決めた松尾汐恩選手ですが、注目ポイントの1つはやはり、抜群のセンスを発揮しているバッティングです。
出身の京田辺ボーイズでは四番に座るなど打線の中核を担う打者でしたし、中学の時点ではやや細身ながら長打も多く放っていました。
特に右打者ながらライト方向にも飛距離が出せるのは強みで、右中間へのロングは今後も松尾汐恩選手の武器になっていくでしょうね…!
京田辺ボーイズ、松尾汐恩くん。バッティングその2。福知山ボーイズ、森下くんから右中間真っ二つ! pic.twitter.com/jLnexSet9d
— 🤮にゃんこ🤮 (@nyankobaseball) July 13, 2019
一方でインコースのボールにも肘を上手く畳んで対応できますし、広角にヒットが打てる技術を兼ね備えている点も見逃せません。
中学時代には中学ナンバーワンと称された海老根優大選手らと、大阪桐蔭では強力打線の中心に成長してほしいものです!
参考:海老根優大の進路は?父親譲りで陸上選手並の俊足にも注目の怪物
大阪桐蔭・松尾汐恩は投手でも関西随一の球速
抜群の打撃センスを持つ一方で、松尾汐恩選手は投手としても非凡な才能を発揮しています。
中学時代には京田辺ボーイズで遊撃手のほかに投手としても登板していたんですよね!
ストレートの最速は142キロを記録。中学日本代表も納得のずば抜けた身体能力を兼ね備えている選手です。
ジャイアンツカップ京滋予選準決勝・福知山ボーイズ戦では、タイブレークの八回に登板して無失点に抑え、その裏の松尾汐恩選手自身のサヨナラ打に繋げた活躍も記憶に新しいところです…!
ただ同世代で中学ナンバーワンと呼ばれた川井泰志投手をはじめ、好投手が進路を大阪桐蔭に決めており、高校では野手としてのプレーが濃厚。
球速140キロ超のストレートが投げられる選手だけに、強肩野手としても高校野球ファンを沸かせてくれるでしょう!
参考:川井泰志(大阪桐蔭)は中学日本代表|桐生ボーイズ出身の中学最強左腕
松尾汐恩は大阪桐蔭で高校トップクラスの野手に
出身の京田辺ボーイズでは中学日本代表も経験し、進路として選んだ大阪桐蔭でも早い時期から頭角を現すと期待されている松尾汐恩選手。
攻守に光る野球センスはもとより、優れた身体能力でも高校トップクラスの野手を狙える逸材です。
主軸候補として注目の伊藤櫂人選手ら、同世代の選手たちとは切磋琢磨して高校の頂点を目指してほしいものですね!
先輩にはドラフト注目の伊東光亮選手らハイレベルなプレーを見せる野手が揃いますから、松尾汐恩選手も大阪桐蔭で飛躍を遂げてくれることに期待しています!
参考:伊藤櫂人は大阪桐蔭の主軸候補|中学日本代表の四番は西濃ボーイズ出身