2019夏の甲子園見どころ

甲子園8日目の見どころと予想【2019夏】智弁和歌山VS明徳の行方は

この記事では、2019夏の甲子園8日目の対戦カードと見どころについてお届けする。

大会8日目のスケジュールは以下の通り。

08:00~第1試合 履正社×津田学園
10:30~第2試合 星稜×立命館宇治
13:00~第3試合 智弁和歌山×明徳義塾
15:30~第4試合 国学院久我山×敦賀気比

第1試合から強打の履正社とプロ注目の前佑囲斗投手が激突するのは非常に楽しみなカードで、智弁和歌山と明徳義塾は高校野球ファンにはたまらない一戦である。

それぞれの組み合わせと見どころについて、ぜひ参考にしていただきたい。

参考:甲子園9日目の予想と見どころ【2019夏】激しい打ち合いの予感
参考:夏の甲子園2019の展望予想|ベスト8に残るチームを独断で選んでみた

目次

第1試合:履正社×津田学園の見どころと予想

初戦でホームランを放った桃谷惟吹中堅手井上広大右翼手らを擁する履正社打線に対して、152キロ右腕・前佑囲斗投手の投球に注目が集まる。

履正社は初戦でもプロ注目右腕の本格派・霞ヶ浦の鈴木寛人投手を攻略して勢いに乗る。

1試合5本のホームランを放った打線は、今大会でもトップクラスと言えるだろう。

ただ津田学園の前佑囲斗投手は制球力も高く決して球速だけで押すタイプではないため、履正社打線をもってしても簡単には攻略できないと見る。

そのため、この試合の焦点は津田学園の打線とも言える。

初戦の静岡戦では全員安打を記録し、主砲の前川夏輝三塁手もツーベースを含む2安打と相変わらず素晴らしいバッティングを見せた。

先発が予想される履正社の2年生右腕・岩崎峻典投手は、ストレートも140キロを超えていて変化球も鋭い。

この夏で急成長を遂げている投手だけに、津田学園打線が好機に一本を出せるか。

ロースコアの試合展開で津田学園が競り勝つことを予想。好ゲームに期待したい。

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第2試合:星稜×立命館宇治の見どころと注目選手

互いに初戦を1対0で制して勝ち上がってきた両チーム。守備がある程度計算できるため、打撃陣の出来がカギになる。

星稜は左腕・寺沢孝多投手の先発を予想。奥川恭伸投手に注目が集まるが、他校であれば十分にエースになれる才能を持つ好投手だ。

対する立命館宇治としては中軸の右打者、上田龍一郎中堅手と浅野彰久捕手に期待したい。

二人は初戦でヒットこそなかったものの、京都大会でも素晴らしい活躍を見せたチームの中心選手である。

また初戦で好投を見せたエース・高木要投手の投球にも注目。

星稜打線は知田爽汰三塁手内山壮真遊撃手の三・四番が2安打と好調だけに、俊足の先頭打者・東海林航介中堅手への投球は重要になる。

予想としては星稜優勢と見るが、強豪を立て続けに撃破してきた立命館宇治が序盤でリードを奪えば試合はわからなくなる。

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第3試合:智弁和歌山×明徳義塾の見どころと予想

2014春のセンバツでの延長15回の激戦が記憶に新しい両チームの激突。予想としては、総合力が非常に高い智弁和歌山優勢と見る。

初戦で登板した池田陽斗投手小林樹斗投手の両右腕は、共に140キロ台後半の真っ直ぐを投げ込んで今年の智弁和歌山の強さを見せつけた。

ただ、明徳義塾戦で矢田真那斗投手のピッチングが見たい。前述の二人のような剛速球はないが、ボールのキレで勝負できる2年生サウスポー。

試合巧者の明徳義塾は高知の150キロ右腕・森木大智投手を予選で攻略してきているだけに、登板は十分に考えられる。

誰でも言えそうな話ではあるが、打撃では初戦でノーヒットだった主力の二人、黒川史陽主将西川晋太郎遊撃手に期待したい。

一方の明徳義塾は、四番の安田陸捕手が楽しみである。

初戦では4打席中3打席を四死球で出塁。ほとんどバットを振っていないため、この一戦でも打ち気にはやらず冷静なバッティングが出来るか。

個人的には明徳の1年生ショート・米崎薫暉選手が、突出した守備力を誇る西川選手のプレーを見て何を学ぶかにも期待している。

林田大成投手をはじめ3人の投手を初戦で起用した馬淵史郎監督が、どのピッチャーをぶつけてくるかにも注目したい。

別の視点からもこの試合の予想をまとめたので、ぜひ下記も参考にしていただきたい。

参考:智弁和歌山VS明徳義塾の予想|智弁のキーマンとなるのは俊足の二番

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第4試合:国学院久我山×敦賀気比の見どころと予想

前橋育英との激戦を制した国学院久我山は強い。

甲子園前の予想であれば敦賀気比が優勢と見たかもしれないが、この一戦は勢いに乗る国学院久我山に分があると予想。

先発が予想される高下耀介投手は打っても3安打3打点と、初戦で投打に活躍を見せた。

先頭打者の西川新中堅手と二番・岡田和也右翼手はともにマルチヒットを記録するなど、好調打線の火付け役として十分に機能している。

敦賀気比としては2年生エース・笠島尚樹投手がどれだけ辛抱強く投げられるか。

軽快なフットワークを見せた中川宙遊撃手を中心とした守備にも注目したい。

杉田翔太郎一塁手・木下元秀左翼手・高原秀郎右翼手と左打者が続くクリーンナップは力があるため、先頭を打つ1年生の好打者・大島正樹中堅手の出塁にも期待だ。

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