2019夏の甲子園見どころ

甲子園9日目の予想と見どころ【2019夏】激しい打ち合いの予感

この記事では、2019夏の甲子園9日目の予想と見どころをお届けする。

この日の戦いも含め、各チームあと2戦でベスト8に届くため、投手起用なども含めて注目していきたい。

大会9日目のスケジュールは以下の通り。

08:00~第1試合 鳴門×仙台育英
10:30~第2試合 習志野×鶴岡東
13:00~第3試合 関東一×熊本工

3試合いずれも点の取り合いが予想されるが、どんな戦いが見られるか。

接戦になるであろう各対戦について、参考にしていただけたら嬉しい。

参考:甲子園10日目の予想と見どころ【2019夏】いよいよベスト8決定!
参考:夏の甲子園2019の展望予想|ベスト8に残るチームを独断で選んでみた

第1試合:鳴門×仙台育英の見どころと予想

互いに強力打線を誇る両チームだが、投手層が厚い仙台育英に分があると予想する。

鳴門打線はスタメンの半数以上が左打者ということもあり、仙台育英は初戦でも好投を見せた1年生左腕・笹倉世凪投手の先発を予想。

同じく1年生の伊藤樹投手ら投手陣は強力だけに、目の前のイニングに全力投球できるのは強い。

打線は大栄陽斗投手が初戦の飯山戦で3安打5打点の大当たりするなど、この試合で20得点をあげているが、鳴門戦ではいかに大味な打撃にならず戦えるか。

対する鳴門打線も初戦の花巻東で素晴らしい打力を示した。

主砲の浦和博右翼手は高校通算30本を超えるホームランを放っている左の強打者。

初戦でも3打数2安打と当たっているため、その前にランナーを溜めて回したい。

初戦に続き先発が予想されるエース左腕・西野知輝投手は、花巻東戦で上手に使っていた緩急は仙台育英打線にも有効になる。

打ち合いが予想されるだけに、両チームともエラー絡みの無駄な失点を与えないこともポイントになるだろう。

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第2試合:習志野×鶴岡東の見どころと予想

沖縄尚学戦でも九回に追いついて逆転するなど、驚異の粘り強さを見せる習志野優勢と予想。

ただ高松商の好投手・香川卓摩投手を攻略した鶴岡東打線にも勢いがある。

攻守に存在感を見せた一番・ショートの河野宏貴選手は初戦で5打数2安打。

クリーンナップを打つ左の強打者・丸山蓮左翼手も2安打2打点と振れている。

初戦ではノーヒットに終わった三番・山下陽生中堅手と四番・大井光来捕手はともに打力のあるバッターだけに、両選手の奮起にも期待したい。

一方の習志野は、初戦に続き背番号10の左腕・山内翔太選手の先発を予想。

後ろに控えるエース右腕の飯塚脩人投手も6者連続三振を含めほぼ完ぺきなピッチングを見せ盤石だけに、立ち上がりを落ち着いて試合に入りたいところだ。

打線では初戦で3安打を放った四番・櫻井享佑選手も期待だが、個人的には二番の小澤拓海二塁手に注目したい。

初戦では2つの四死球に加え3つの犠打。目立ちはしなかったものの、実に見事な繋ぎ役として機能している。

守備力も素晴らしいものがあり、彼の働きは見どころとして挙げたい。

鶴岡東も強打の裏で守備が堅いため、9日目のカードで唯一、ロースコアの展開になるとしたらこの第2試合か。

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第3試合:関東一×熊本工の見どころと予想

初戦15安打10得点の関東一と、強打の山梨学院にサヨナラで勝利した熊本工の対戦。

この試合も間違いなく面白い一戦になるが、関東一優勢と予想。

理由としては、土屋大和投手・谷幸之助投手のWエースの存在が大きい。

エースの土屋投手は日本文理に5失点を喫したものの、与えた四死球は1つと自滅することのない投手。

熊本工戦では球威がある谷投手の先発を予想するが、いずれにしてもある程度は計算できる。

初戦でホームランを放った主砲・平泉遼馬一塁手ら、活発な打線も強力だ。

一方の熊本工はどのピッチャーを先発させるか。

蓑茂然投手が2失点、村上仁将投手は無失点と投手力もあることは初戦で示した。

七番・山口環生一塁手のサヨナラホームランで勝ち上がった勢いそのままに、序盤でリードを奪うことが出来ると勝機は十分にある。

関東一・大久保翔太中堅手と熊本工・田中亮誠二塁手、俊足リードオフマンの対決にも注目したい。

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