<2019甲子園の注目選手>

熊本工の注目選手を紹介|ドラフト注目の二人は甲子園でも暴れるか

九州学院との壮絶な決勝戦を7対5で制し、甲子園の切符を手に入れた熊本工業。

熊本大会では5試合で32得点を挙げた活発な打線を武器に、粘り強い戦いができるチーム力を存分に発揮しました。

中でも田中亮誠二塁手と内田雄大外野手はプロ注目の実力を備えており、甲子園でも戦いぶりに期待がかかります。

ドラフト注目の有明・浅田将汰投手を倒して勝ち上がった、熊本工の二人の注目選手を特集してみました。

参考:浅田将汰(有明)のドラフトに注目|150キロ間近の二刀流は夏に輝く

 

目次

攻守にセンスが光るリードオフマン・田中亮誠

高校球界随一の守備力

まず熊本工で注目したいのが、セカンドを守る田中亮誠(りょうせい)選手です。

守備範囲の広さや柔らかいグラブさばきなど、ハイレベルな守りは高校生離れしたものを持っている選手で、全国で見てもトップレベルの野手であることは間違いありません。

スローイングも正確ですし、シートノックから観客を魅了する流れるような守備は一見の価値アリです…!

俊足を活かした打撃も注目

また素晴らしい守備を見せる一方で、田中亮誠選手は先頭打者としてもチームを引っ張ります。

左打席で見せる打撃センスも素晴らしく、シャープなバッティングで幾度となくチームを勢いづけてきました。

勝負強さもありますし、低めのボールにも対応力を見せるバットコントロールの巧さも見逃せません。


俊足好打のプレースタイルは熊本工出身の藤村大介さん(元読売ジャイアンツ)を彷彿とさせますし、セーフティーバントなどの小技も上手なバッターなんですよね…!

以前は打ち気にはやる場面が見られたものの、粘りも出てきていやらしいバッターに成長しました。

攻守の要として、最後の夏、甲子園のグラウンドを存分に駆け回ってほしいと思います。

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抜群の打撃センスが魅力の内田雄大

勝負強いバッティング

熊本工の四番に座る内田雄大(うちだ ゆうだい)選手は、1年夏からクリーンナップに入る打撃センスを見せていたバッターです。

思いきりの良いスイングは非常に鋭く、捕らえた打球の速さは素晴らしいものがある左打者ですが、チャンスで良い仕事をするバッターでもあるんですよね。


熊本大会決勝でも5対5の同点で迎えた9回にセンター前タイムリーを放つなど、しっかり四番の仕事を果たしてチームの勝利を引き寄せました。

特に九州学院戦はシーソーゲームの展開でしたから、ここ一番の集中力は本当に見事なものがありましたね…!

四番として絶対的な存在感を見せる強打者だけに、内田雄大選手の出来が熊本工の勝敗に影響を与えるといっても過言ではありません。

2018夏には満塁ホームランも

チャンスでの強さが光る内田雄大選手はパンチ力も兼ね備えた打者で、その長打力も見逃せません。

2018夏には満塁ホームランを放つなど、長距離ヒッターとしてのポテンシャルも十分に秘めているんですよね。

軽く柵越えを打てるバッティングには相手バッテリーも警戒を強めるでしょう。

広い甲子園球場でもスタンドに放り込むパワーがあるだけに、大舞台での一発にも期待がかかります…!

田中亮誠選手・内田雄大選手ともにドラフト候補として名前が挙がる選手ですから、甲子園の舞台でも活躍に期待していきましょう。

村上仁将投手ら投手陣も揃っていますし、熊本の熾烈な争いを制した熊本工の躍進に期待して、応援していきたいと思います。

参考:村上仁将(熊本工)は球速以上に素晴らしいピッチャーだと思う

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