強力打線を誇る履正社でリードオフマンを務める桃谷惟吹(ももたに いぶき)選手。
小学時代にはオリックスジュニアに選出された逸材で、右の強打者として夏の甲子園でも注目が集まります。
初戦の霞ヶ浦戦では先頭打者ホームランを含む2本のホームランを放つなど、大活躍を見せましたね!
春のセンバツで星稜に敗れた悔しさを胸に、甲子園での雪辱なるか。履正社のリードオフマン・桃谷惟吹選手について詳しく見ていきましょう。
目次
桃谷惟吹はオリックスジュニア出身
身長175cm・体重81kgとどっしりとした体格の桃谷惟吹選手は、小学時代を会下山少年団野球部でプレー。
ショートのポジションでチームの中心選手として活躍を見せており、2013年にはオリックスバファローズジュニアに選出された逸材です。
オリックスジュニアでは背番号6を背負い、一番・ショートで活躍。
攻守に重要なポジションを担い、選出された18人の精鋭たちの中でも光る実力を見せていますね!
履正社 桃谷選手のももが凄い! pic.twitter.com/2Ewg82YZTc
— M⚾️ (@tokyo1118Matsu) 2019年8月7日
ちなみに2013年のオリックスジュニアでは、羽佐田光希二塁手(花咲徳栄)や安田陸捕手(明徳義塾)らとチームメイトでした。
2019夏の甲子園で対戦する可能性も十分にありますから、旧友との激突も楽しみですね…!
また桃谷惟吹選手は中学時代には兵庫伊丹シニアに所属しており、履正社でベンチ入りしている西川黎選手・植木祐斗選手とは当時からの付き合いになります。
履正社・桃谷惟吹は初戦2発で話題に【動画有】
ドラフト注目右腕から先頭打者ホームラン
右の強打者として期待がかかる桃谷惟吹選手は、夏の甲子園で初戦から魅せました。
霞ヶ浦との一戦ではドラフト注目の鈴木寛人投手のアウトコースの速球を捕らえ、ライトに先頭打者ホームラン。
鈴木寛人投手はこの試合で156キロを記録した本格派なのですが、見事に攻略しましたね…!
履正社 1番の桃谷の先頭打者ホームランで先制 pic.twitter.com/pJ1JvjiXYD
— sho (@gvzqUyzGxfsk5dp) 2019年8月6日
甲子園初戦だけに両チームともに緊張感があったかと思いますが、このホームランによって一気に履正社へ流れが傾きました。
先頭打者ホームランとなったことはもとより、ライトスタンドに運ぶ技術も素晴らしかったですね!
桃谷惟吹選手の一発で試合を決めたと言っても過言ではないだけに、これぞ一番打者の仕事と言える活躍でした。
参考:鈴木寛人(霞ヶ浦)のドラフトが注目される理由は球速だけじゃない
2本目のホームランは左中間へ
先頭打者ホームランでチームに勢いを与えた桃谷惟吹選手は、9回表の攻撃でこの試合2本目となるホームランを放ちました。
1本目とは一転して左中間の深いところへ。
重心が低い打撃フォームからの強打は相手チームの脅威になりそうです…!
履正社-池田
2回裏
桃谷君左中間2点本塁打 pic.twitter.com/ZG79AbuN0V— はる11152011 (@risei11152011) 2019年7月15日
打球の鋭さはもちろんのこと、2本のホームランはいずれも2ストライクと追い込まれてからなんですよね。
2019夏の大阪大会での三振はわずかに1つでしたが、追い込まれてからも強いスイングが出来るあたりが見事です。
初戦で甲子園記録の5本に並んだだけに、左の大砲・小深田大地選手らと共に履正社打線への注目度は高くなるでしょうね!
参考:履正社・小深田大地は中学で野茂ジャパン|ドラフト期待の大砲に注目
履正社・桃谷惟吹は甲子園で雪辱なるか
強打の履正社打線ですが、2019春のセンバツでの敗戦を口にする選手が非常に多いのが印象的です。
ドラフト注目の主砲・井上広大選手も、対戦したい相手として星稜・奥川恭伸投手の名前を挙げていました。
選抜甲子園での星稜戦は散発3安打で17三振を喫し、完敗とも言える内容だったんですよね。
先頭打者の桃谷惟吹選手も2つの三振を奪われるなど、3打数ノーヒットと沈黙しました。
その星稜は夏の甲子園でも優勝候補として名を連ねていますから、対戦が実現すればかなり見ものですね…!
履正社打線を引っ張る桃谷惟吹選手の雪辱を期す戦いにも注目して、今後の試合を楽しみにしたいと思います。
参考:井上広大(履正社)がドラフト注目の理由は飛距離だけじゃなかった