ここ数年ですっかり全国上位の人気校として定着した明石商業。
2019夏にも甲子園を大いに沸かせてくれましたが、ポテンシャルの高い選手が揃っている2020世代も非常に楽しみです。
攻守でチームを牽引するドラフト候補に注目が集まる一方で、一気に全国区になれる実力を持つ選手たちもスタメンに名を連ねていますね！
この記事では、そんな明石商業の注目選手をピックアップしていきましょう。
参考：大阪桐蔭の2020注目選手｜メンバーは投打に充実で優勝候補筆頭
目次
2020明石商業を引っ張るドラフト注目の二人
明石商業でまず注目なのが、前チームからエースとして活躍している中森俊介投手です。
2年生ながら2019夏の甲子園のマウンドで最速151キロをマークしており、高校野球ファンには既に広く知られている本格派右腕。
力任せなピッチングではなく変化球の精度・制球力など完成度が高いピッチングで、ドラフトの目玉と見られているも不思議ではありません。
全国的にマークされる投手であることは間違いありませんから、その中で全国の猛者たちを相手にどのようなピッチングを見せてくれるかも本当に楽しみですね！
また「投」の主役が中森俊介投手なら、「打」で圧倒的な存在感を放つのが来田涼斗選手です。
2019春の甲子園で、先頭打者ホームランとサヨナラホームランを1試合で記録した離れ業は記憶に新しく、人気・実力ともに全国トップクラスの高校生野手と言えるでしょう。
左打者ながらセンターからレフト方向にも飛距離が出ますし、鋭いスイングから放たれる打球の速さは群を抜いています。
さらに50メートル5秒台の俊足も兼ね備えているため、将来的も期待せずにはいられないんですよね…！
主将として精神面での成長もスケールを更に大きくしてくれるでしょうし、ひと振りで球場の空気を変えられる強打者だけに、2020年もその打席には大いに注目が集まるでしょう。
2020明石商業でキーマンとなる大注目メンバー
中森俊介投手と来田涼斗主将に注目が集まるのは言わば当然とも言えるのですが、明石商業のメンバーで見逃せないのは二人だけではありません。
まず内野の要として華麗な守備で魅せる井上隼人選手。
ショートでの軽快な守備はスピード感があり、送球動作の速さにスローイングの安定性と鉄壁のディフェンスは素晴らしいものを持っています。
シートノックから惹き込まれているファンも多いですし、個人的にも甲子園でのプレーが待ち遠しい選手の一人です…！
ホームランが打てるパンチ力に加え、明石商業の緻密な野球にマッチする器用さを持ち合わせた左打者だけに、上位打線での働きからも目が離せません。
そしてもう一人が、主軸を務める左の好打者・植本拓哉選手。
巧みなバットコントロールで高い打率を残せるだけでなく、勝負強いバッティングで打点にも期待できます。
2019冬には兵庫県選抜に選出され、ここでも四番を務めた打撃センスは見ものですね！
ヒット性の当たりを連発するバッティングはもとより、状況に応じた仕事ができるクレバーさには頼もしさすら覚えました。
2020世代の明石商業はこの二人がキーマンになると見ているので、ぜひ注目選手として覚えていただけたら…！
明石商業の次世代を担う注目選手
2020世代にも優れたメンバーが揃う明石商業ですが、もう一人、次世代を背負って立つであろう注目株も忘れられません。
2019秋には1年生ながら四番に座って注目を浴びた、俊足強打の福本綺羅選手です。
身長176cm・体重82kgのがっしりした体格から思いきりの良いスイングが持ち味で、左打席での豪快なバッティングは来田涼斗主将を彷彿とさせるものがあります。
また一塁到達タイムが4秒1と俊足ぶりも光り、堂々としたプレーは大物に成長するであろう雰囲気が漂っています。
さらに物怖じしないメンタルも持ち合わせているため、大舞台で一気にブレイクしそうな期待感があるんですよね！
ポテンシャルが高い選手だけに明石商業で主役になる可能性も十分ですから、これから先の成長も含めて追い掛けていきたい選手です。
明石商業は2020世代のメンバーも優勝を狙える
明石商業のメンバーを見て改めて感じるのは、甲子園での躍進も十分に期待できる戦力だなと。
自慢の堅守はこれから更に磨きがかかるでしょうし、中野憂翔投手をはじめ、中森俊介投手に次ぐ投手層にも期待したいところです。
また前チームでは、下位打線も良い働きをしていたんですよね…！
迫力満点の上位打線とは違った恐さがありましたから、2020世代にもそういった巧さが備わってくると明石商業は本当に強いです。
おのずと優勝候補としても注目を浴びることになるでしょうし、2020年の戦いも応援していきたいと思います。
参考：2020選抜高校野球の優勝候補は？予想と出場校の注目選手を紹介
