2020ドラフト投手

嘉手苅浩太(日本航空石川)はドラフト注目|小学で日本代表の超大型右腕

身長190cm・体重100kgと高校生離れした体格で球場を沸かせている日本航空石川の嘉手苅浩太(読み方は「かてかる こうた」)投手。

2014年には阪神タイガースジュニアに選出されたほか、小学時代にU12日本代表にも選ばれた逸材です。

2019春の石川大会では最速147キロをマークし、全国の高校野球ファンからも注目が集まっている本格派右腕ですが、2018の一年生大会では同じく石川県の強豪・星稜を相手に10失点と苦渋をなめているんですよね。

この経験を活かしてどこまで伸びるのか。ドラフト期待の嘉手苅浩太投手について、詳しく見ていきましょう。

参考:日本航空石川の2020新入生は?メンバーは投打に迫力満点で期待!

目次

嘉手苅浩太は小学生時代に日本代表に選出

現在も恵まれた体格で「重量級投手」などと呼ばれている嘉手苅浩太(読み方は「かてかる こうた」)投手は、小学生時代からひと際目立つ存在でした。

広畑コンドルズでプレーしていた頃には阪神タイガースジュニアにも選出。

このときすでに身長165cm体重64kgと大柄で、ピッチャーとしてはもちろん、キャッチャーとしても試合に出場しています。

また広畑コンドルズでは全国大会での優勝経験もあり、このときは5年生ながら四番を務めていましたね。

恵まれた体格はピッチャーとしてだけでなく、バッティングでも存在感を示していたと言えます。

中学時代に所属していた姫路アイアンズでは、進路に履正社を選んだ強打者・小深田大地選手らと共にプレー。

やはりこういった高いレベルでプレーする選手たちのルーツを辿ると、甲子園での対戦もより楽しみになってきますね…!

参考:履正社・小深田大地は中学で野茂ジャパン|ドラフト期待の大砲に注目

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日本航空石川・嘉手苅浩太は2020ドラフトに期待

圧倒的な体格で存在感を放つ日本航空石川の嘉手苅浩太投手ですが、ドラフト候補としてスカウトから熱い視線を向けられています。

140キロ台後半のストレートを投げる本格派右腕がマウンドに上がると、プロのスカウトも球場に足を運ぶ価値がありますよね…!


ライバルである星稜には同世代に寺西成騎投手荻原吟哉投手がいますし、石川県のピッチャーには逸材がかなり多いんですよね。

また、日本航空石川には走攻守三拍子揃ったイケメン主将・井口太陽選手もいます。

ドラフト注目の嘉手苅浩太投手と井口太陽選手は小学時代からのチームメイトですから、親友の二人が2020シーズンでいかに成長を見せるかにも注目です!

参考:井口太陽(日本航空石川)はセンス抜群|兵庫夢前クラブ出身のイケメン主将

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嘉手苅浩太がドラフト注目の理由は球速だけじゃない

スカウトも変化球を評価

高校で150キロ超はほぼ確定と見られている嘉手苅浩太投手。その球速に注目してしまうのは当然なのですが、ひたすら真っ直ぐで押すわけではありません。

実際にプロのスカウトも変化球を挟むことができる器用さを評価していますし、本格派でありながら球速だけに拘らない投球ができるのは非常に重要なことだと思います。


昨今では球数制限なども話題になっていますが、ひと昔前と比べると一人の絶対的エースで勝ち上がるような高校は少なくなりましたしね。

とはいえ、あまり変化球でかわすようなピッチャーに育ってほしくない想いもありますが…。

器用なピッチングに関しても「やらない」と「出来ない」ではまったく別物なので、ストレート以外の投球にも注目していきましょう。

打倒星稜への想い

2018年11月におこなわれた一年生大会で、星稜を相手に2対16と大敗を喫した日本航空石川ですが、この試合で嘉手苅浩太投手は10失点と非常に苦しいピッチングとなりました。

特に7四死球と制球面で苦しんだことが苦戦の要因でしたね。

2020ドラフト注目の内山壮真選手知田爽汰選手ら星稜打線が強力であることはもちろんですが、本来の力が発揮できなかった試合であるとも見ることができます。

ただ、この敗戦があってこそ一冬で化けたとも言えますし、リベンジに燃える心が原動力になって急成長を遂げる選手も高校生では特に多いですからね…!

今後も甲子園を目指す道のりでは必ず対戦する相手ですから、こういった気持ちの部分がいかに投球に乗ってくるか。石川大会を盛り上げる星稜との対戦からは目が離せません。

参考:星稜・知田爽汰は打撃センスに注目|俊足強肩も兼ね備える左の大器

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日本航空石川・嘉手苅浩太は2019秋にも好投

嘉手苅浩太投手は2019秋からの新チームでは背番号1をつけ、エースとしてチームを引っ張っています。

石川大会準決勝の強豪・小松大谷戦では7回を投げて3安打11奪三振で2失点に抑え、勝利を呼び込みました。


ただ肘の怪我により、多くの試合でマウンドは田中颯希投手に譲っていましたから、2020シーズンでの分きにも期待が高まります。

甲子園出場に向けて強い意志を見せていますし、エースとしての自覚が芽生えた嘉手苅浩太投手のピッチングはこれからも目が離せません!

参考:田中颯希(日本航空石川)は球速に注目|中学で選抜も経験の本格派

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episode:プロ注目だった兄・嘉手苅将太の分も

最後に嘉手苅浩太投手の兄弟についてですが、兄の嘉手苅将太選手も将来を期待されるスラッガーでした。

U-15日本代表でも主軸を務めるなど身長182cm体重90kgと、どっしりとした体格で、夕飯は軽く丼4杯を食べていたんだとか。

そんな兄・嘉手苅将太選手は進路に仙台育英を選択するも1年生で退部。現在は野球をやっていないようですね。

将来有望な選手だっただけに非常にもったいないですが、嘉手苅浩太投手にはその分も頑張ってほしいなと思います。

ちなみに兄弟揃って体格に恵まれているのは父親譲りだそうです。

父・一弘さんも社会人野球でピッチャーとして活躍していたとのことですから、家族の想いを甲子園でぜひカタチにしてほしいですね!

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