強打を誇る八戸学院光星の二番打者として存在感を示している島袋翔斗(しまぶくろ しょうと)選手。
俊足に加えて小技も上手い左打者で、破壊力のある打線においてキーマンになる人物だと思います。
出身の沖縄では「この世代で最も上手かった選手の一人」とも言われていますし、攻守に光る身体能力の高さは群を抜いていますね…!
八戸学院光星の攻守を支える逸材・島袋翔斗選手を特集してみました。
目次
島袋翔斗はヤクルトスワローズジュニア出身
キャプテンに選出
沖縄出身の島袋翔斗選手は、小学6年生時にはヤクルトスワローズジュニアにも選出されるほどの逸材でした。
11/9 (金)
明治神宮野球大会 @神宮球場
八戸学院光星7-3東邦
八戸学院光星
#8 島袋 翔斗 (志村ボーイズ) pic.twitter.com/uZOqaIL4Hy— TANO (@teikyo_narasino) 2018年11月9日
背番号1でキャプテンを務めており、内野手としてプレー。
八戸学院光星ではセンターのレギュラーとして活躍しながら内野のポジションをこなすこともあるわけですが、急造ではなくむしろかつての本職であったことがわかりますね。
東海大相模の井上恵輔主将がジャイアンツジュニア、仙台育英の大栄陽斗投手が楽天ジュニアに選出されるなど、甲子園で活躍を見せる選手には小学時代からセンスを見せていた選手も多いですね!
参考:井上恵輔(東海大相模)は怪我から復活|読売出身の主将は攻守に存在感
中学時代は志村ボーイズで全国大会
那覇市立古蔵(こくら)中学に進んだ島袋翔斗選手は、野球では志村ボーイズに所属。
主力の一人として中学2年・3年で三度の全国大会を経験しており、特に3年時にはジャイアンツカップでベスト8に入る活躍を見せました。
ちなみに志村ボーイズは東京を拠点とするチームで、なんと島袋翔斗選手は週末になると上京して練習に参加したと言います。
小学4年時に八戸学院光星が甲子園3期連続準優勝したのを見て「強いチームでやりたい」と思ったことが原点とのこと。
八戸学院光星に進んだ理由はしかり、中学時代の過ごし方にもドラマがある選手ですね…!
八戸学院光星・島袋翔斗の攻撃力に注目
全国トップクラスの俊足
高校に入ってから俊足を活かすために左打者へ転向したという島袋翔斗選手。
50メートル5秒9の俊足は八戸学院光星打線においても大きな武器となっています。
プロ注目の一番・武岡龍世選手、三番・近藤遼一選手の間を打つ俊足打者がいるのは本当に大きいですね…!
島袋君の俊足はほんと光星の武器。そして近藤君タイムリー!!
— tekuteku (@st202590) 2019年8月12日
中学時代には那覇の陸上大会で100メートル11秒5の好記録をマークして2位に輝くなど、島袋翔斗選手が見せる俊足ぶりからは目が離せません。
参考:武岡龍世はドラフト上位の逸材|守備走塁も一級品のイケメンショート
抜群の出塁率
以前はバッティングが課題と言われていた島袋翔斗選手も、最後の夏に向けて格段に力強さが増しました。
身長167cm・体重64kgと小柄ながらスイングは鋭く、2019夏の青森大会では4割を超える打率をマーク。
甲子園でも1・2回戦で6打数4安打に加えて四死球も4と、高い出塁率は相手チームの脅威となっていますね!
選球眼が素晴らしい選手でもありますから、今後も八戸学院光星の躍進を支えるキーマンになりそうです。
関東一の大久保翔太選手や東海大相模の本間巧真選手ら快足を武器に活躍する選手たちと激突すると、スピードも試合の見どころの1つになるでしょう…!
参考:大久保翔太(関東一)の俊足が凄すぎる|攻守に光るスピードは全国一か
島袋翔斗は八戸学院光星の守備も支える
俊足を活かした守備範囲の広さが光る島袋翔斗選手。
八戸学院光星のセンターラインとして山田怜卓投手・横山海夏凪投手ら投手陣を支えます。
八戸学院光星の島袋翔斗くんです
センターです pic.twitter.com/YzrRLZuK4I— まんたろう (@mantaroll) 2019年8月8日
遠投100メートルを超える強肩も兼ね備えている選手ですから、守りでの動きも大いに注目していきたいですね!
高校から外野にコンバートされ不安を感じたことも多かったようですが、守備でも光るものを見せるまでに成長しました。
俊足強肩とずば抜けた身体能力の高さを誇る島袋翔斗選手のプレーに期待しつつ、応援していきましょう!
参考:山田怜卓(八戸学院光星)の球速は?抜群の球威の秘訣は回転数にあった