目次
常総学院・菊田拡和はドラフト上位に期待の大砲
滞空時間の長い豪快なホームラン
そのパワフルなバッティングで2019ドラフトにも期待がかかる菊田拡和選手。なんといっても魅力はずば抜けた長打力です。
軽く合わせたようなスイングでも長打に出来るパワーがありますし、多少崩されても外野の頭を越える打球を飛ばしています。
2019春の大会では土浦日大との対戦で2打席連続となるホームランをマーク。バックスクリーン右に放り込んだ滞空時間の長い一発はかなりインパクトがありましたね…!
常総学院の菊田,2打席連発。今度はバックスクリーンを越える場外アーチ。ただ者ではない。
— TEPPEI (@jingunokao) 2019年5月1日
菊田の二本目のホームラン130メールか140メートルぐらい飛んでたんじゃないか!?
飛距離なら高校時代の内田より上なんじゃ…
— 常総クラスタ (@j0202020) 2019年5月1日
西武の強打者・山川穂高選手の動画を見て分析するなど勉強熱心な一面もあり、滞空時間の長いアーチをかけることができるバッターなんですよね。
井上朋也選手(花咲徳栄)や西川僚祐選手(東海大相模)ら、1学年下にも長距離砲と期待されるバッターは多いですが、飛距離では菊田拡和選手が群を抜いていると言えるでしょう。
参考:井上朋也(花咲徳栄)のスカウト評価|フルスイングに注目の長距離砲
驚異のスイングスピード
また菊田拡和選手の長打力の秘訣はスイングスピードの速さにあります。
高校生の平均が120kmほどと言われる中で160km超を計測。あまりに速すぎるため「機械の誤りでは」との声もありますが、いずれにしても菊田拡和選手のスイングが尋常じゃないことは間違いありません。
2019新入生で話題の健大高崎・小澤周平選手もスイングスピードが144kmと迫力のあるスイングを見せていますが、菊田拡和選手は右の長距離砲としてプロで本塁打王に輝ける素質は十分だと感じます。
昨今では一周回って右打者の価値がまた高くなってきていますし、甲子園はもちろんのこと、ドラフトでも注目選手として話題になるでしょうね!
参考:小澤周平(健大高崎)はベイジュニア出身|驚異のスイングスピードに注目
右方向の飛距離も圧倒的
ホームランバッターとして全国トップクラスの実力を誇る菊田拡和選手は、右方向へ飛距離が出せる点もスカウトに高く評価されています。
布施心海選手や若杉晟汰投手ら注目選手を多く擁する大分・明豊との2019年6月の招待試合でも、右中間に大飛球を放ったことが話題になっていましたね。
常総の菊田、右中間に場外はやべえだろwww
— F (@_F_8_9_) 2019年6月16日
以前は低めの変化球が見極められず淡白な打席が多いことが課題として挙げられていましたが、軸足に体重を残す意識でフォームの改革にも取り組み、弱点も克服しつつあります。
巨人のスカウトも「あそこまで飛ばせる選手はそうそういない」と菊田拡和選手の長打力を高く評価していますし、将来が本当に楽しみな選手です。