愛知の強豪・中京大中京で、1年からベンチ入りしている畔柳亨丞(くろやなぎ きょうすけ)選手。
中学時代にはSASUKE名古屋ヤングでU15日本代表にも選出された逸材で、当時から球速140キロのストレートを投げていた本格派なんですよね。
加えて三振を奪えるピッチャーとしても、今後の成長に期待がかかります。
ドラフトにも期待の、中京大中京・畔柳亨丞投手を特集していきましょう。
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目次
畔柳亨丞はSASUKE名古屋ヤングで中学日本代表
畔柳享丞投手は中学時代を硬式のSASUKE名古屋ヤングでプレーし、中学3年時にはチームを全国ベスト8に導きました。
また、出身のSASUKE名古屋ヤングでの活躍が高く評価され、U15日本代表にも選出。
小雨が降る中で行われた初戦のオーストラリア戦に登板し、3回1/3を被安打1、6奪三振で無失点に抑える好投を見せています。
侍ジャパンU-15代表W杯直前合宿紅白戦。紅組先発の右腕・畔柳亨丞投手(SASUKE名古屋ヤング)6者連続三振!最速137km/h。前で強く叩ける感じが凄く良いです。 pic.twitter.com/F04o8ftV9R
— 高木遊(スポーツライター) (@you_the_ballad) 2018年8月5日
オーストラリア戦後のコメントでは「伸びのある直球が通用したのが大きかった」と語っており、国際試合でもストレートが通用したことが自信にも繋がっているようですね!
そのストレートの球速はSASUKE名古屋ヤングの中学時代で最速140キロをマークしていますし、150キロの大台を突破する可能性も十分にあると言えるでしょう。
日本代表で共に活躍した小畠一心投手は智弁学園で2019夏の甲子園を経験していますから、畔柳享丞投手も全国の舞台で観てみたいですね!
中京大中京・畔柳亨丞はドラフトにも期待
ストレートの球速は世代屈指
畔柳享丞投手の武器として中学時代から注目されているのが、球威抜群のストレートです。
身長177cm・体重80kgの体格から腕を振り下ろすストレートは威力抜群で、腕が遅れて出てくるようなフォームも球速以上のスピードを感じさせます。
中京大中京 背番号20 畔柳君
ダイナミックなフォームからMAX142キロ‼️ pic.twitter.com/2gsaUyP3f5— 高校野球、プロ野球垢 (@I5Nr2V7EPKimyJR) 2019年7月23日
投球フォームが現ロッテ・涌井秀章投手に似ているというような声もあり、ドラフト注目右腕・高橋宏斗投手と並んで中京大中京は県内トップクラスの投手力を誇っています。
1年の2019秋の段階で最速144キロをマークするなど、高校でも成長を見せている畔柳亨丞選手。
中京大中京でのトレーニングを経てこれから身体が出来てくると、その真っ直ぐにさらに磨きがかかるのは間違いないでしょう。
参考:高橋宏斗(中京大中京)に漂う大物感|球速だけではない豪腕の将来性
三振も奪えるピッチャー
球速140キロを超えるストレートが畔柳亨丞投手の武器であるのは間違いないのですが、三振を奪える点も大きな魅力です。
ストレートは常時140キロ前後を記録する一方で、100キロ台のカーブも操るなど器用さも兼ね備えているんですよね。
カーブのときも腕をしっかり振って投げるため打者としては見極めが非常に難しく、緩急で翻弄できるあたりも強みだと言えるでしょう。
中京の新チームの
ピッチャー:高橋、畔柳、松島
キャッチャー:印出
ショート:中山
センター:西村
センターラインが1年夏から試合に出てる選手が揃ってるし
秋の時点でこれほどセンターラインがしっかりしてるチームって記憶にない— みずき🇵🇷 (@206mizuki) 2019年9月8日
前チームからリードオフマンを務める西村友哉選手や主軸の印出太一主将らも残り、チームの完成度も高い中京大中京ですが、ここぞという場面で三振を狙える畔柳享丞投手は大きな戦力になると思います。
参考:西村友哉(中京大中京)は野茂ジャパン出身|東海随一の先頭打者に注目
ドラフト期待の畔柳亨丞は中京大中京でエースになる
中京大中京には2019夏にもエースナンバーを背負った高橋宏斗投手に最速147キロ左腕・松島元希投手がおり、いずれも2020ドラフトでも注目が集まる投手です。
ただ一人のピッチャーで勝ち上がれるほど甘くないのが高校野球ですし、畔柳享丞投手の活躍は中京大中京が全国の頂点を目指す上で不可欠と言えるでしょう。
中京大中京、畔柳、142km出した。
1年生。 pic.twitter.com/wRXrsRRml6
— コウ (@jumbonokachi511) 2019年7月23日
次世代でエースになれる資質は十分に秘めていますし、下級生のうちから中心選手としてエース争いを繰り広げるようなピッチングを見せてほしいですね!
愛工大名電で1年からエースの田村俊介投手に負けない投手になる事を期待しています。
中学日本代表の逸材が高校でどこまで成長を見せるのか。これからを楽しみに、応援していきたいと思います。
ドラフト期待の畔柳亨丞は2年で最速150キロ
中京大中京で2020秋からエースとしてドラフトに期待がかかる畔柳亨丞投手。
2年の2020秋には地区大会の愛知戦で最速150キロをマークしており、世代屈指の本格派へと順調に成長を遂げています。
身長177cm・体重80kgと体格的にも体重が以前より8kgアップするなど、今後の伸びにも期待大。
強肩捕手の加藤優翔選手と共にプロのスカウトから熱視線を浴びることは間違いありませんから、バッテリーで2021ドラフトが本当に楽しみですね!
負けなしで終えた前チームに続き、中京大中京のエースとして全国を沸かせてくれることに注目しつつ、畔柳亨丞投手の快投を追いかけていきましょう。
参考:加藤優翔(中京大中京)はホームランに注目|ドラフト期待の強肩強打