2022ドラフト投手

山田陽翔(近江)は中学日本代表|球速に期待の豪腕は兄も大阪桐蔭

大津瀬田ボーイズの主力として活躍し、2020春から滋賀の強豪・近江に進路を決めた山田陽翔(やまだ はると)選手。

最速140キロを超えるストレートに加えて、抜群のセンスを生かしたバッティングも魅力の逸材です。

中学時代に所属していた大津瀬田ボーイズでは日本代表に選出されるなど、進路が注目されていた選手の1人でしたね!

二刀流としても活躍に期待がかかる近江・山田陽翔選手を特集していきましょう。

参考:近江の2020新入生を特集!ハイレベルな注目選手をピックアップ

目次

山田陽翔は大津瀬田ボーイズで日本代表

出身チームで二度の日本代表を経験

山田陽翔選手は滋賀県栗東市の出身で、小学1年生のときに兄の影響で地元の少年野球チーム・治田西スポーツ少年団で野球を始めました。

中学に進学後は硬式野球チームの大津瀬田ボーイズに入団。

出身の大津瀬田ボーイズでは、入団直後にカル・リプケン12歳以下世界少年野球大会の代表に選出され、主力として日本の優勝に貢献しています。

さらに中学3年時にはイタリアで行われた世界少年野球大会の中学日本代表にも選出されて、この大会でも日本の優勝に貢献。

世代トップクラスの本格派右腕として進路が注目される一人でしたね!

日本代表でチームメイトだった星子天真選手らは同じく関西の強豪・大阪桐蔭に進路をとりましたから、近畿大会や甲子園での激突もぜひ観てみたいところです。

中学屈指の右腕に成長

大津瀬田ボーイズに入団後はチームの練習がない平日も練習に打ち込み、中学屈指の投手へと成長した山田陽翔選手。

全国大会出場こそなかったものの、大津瀬田ボーイズエースとして地方大会ではチームを4回の優勝に導く活躍を見せています。

また中学3年からは主将としてもチームを牽引し、持ち前の明るい性格でムードメーカー的な役割も果たしていました。

中学時代のチームメイトである津田基選手とは高校でも共に近江でプレーすることに。

マウンドでもバックを盛り立てることが出来る投手ですから、高校でのピッチングも非常に楽しみです…!

参考:津田基(近江)は俊足巧打|中学の大津瀬田ボーイズでは滋賀選抜

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山田陽翔は兄も大阪桐蔭の野球一家

山田陽翔選手は兄と父も野球経験者で、野球一家で育ったことも話題になっています。

父・斉さんは東邦高校野球部のOBで、兄の優太選手は大阪桐蔭で活躍していたんですよね…!

ちなみに山田優太選手は2020春から日体大に進路を決めています。

山田陽翔選手が野球を始めたきっかけも、父・斉さんと兄・優太選手がキャッチボールをしているのを見て野球に興味を持ったんだとか。

兄弟で全国屈指の強豪に進むのは見事ですし、山田陽翔選手も高校では兄を超えるような活躍に期待したいですね!

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近江・山田陽翔は中学での体育会TVでも話題に

山田陽翔選手が知名度を一気に上げた理由の1つが、テレビ番組『炎の体育会TV』への出演です。

体育会TVでは最速141キロのストレートを投げるスーパー中学生として出演し、元阪神の亀山努さんや、元巨人の元木大介さんと対戦。

亀山努さんにはヒットを打たれたものの、元木大介さんはファーストフライに打ち取りました。

体育会TVでは自己最速を1キロ更新する最速142キロも記録し、大きな注目を集めましたね!

近江の同世代には大型捕手の大橋大翔選手もいますし、高校でも注目のバッテリーになるでしょう。

端正な顔立ちも高校でさらに人気が出そうですし、山田陽翔選手はイケメン投手としても高校野球ファンを沸かせてくれそうな予感がします。

参考:大橋大翔(近江)は強打に注目|湖北ボーイズで関西選抜も主将の大型捕手

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近江・山田陽翔は高校でも球速に注目の本格派

球速が伸びた理由は?

中学生ながら最速142キロのストレートを投げ、2022ドラフトにも期待がかかる山田陽翔投手。

球速が伸びた要因の1つは「柔軟体操」だったと言います。

大津瀬田ボーイズ・山尾監督に柔軟の重要性を説かれてからは毎日柔軟体操に取り組み、中学2年の秋には最速139キロにまで伸びました。

さらに柔軟体操の効果は球速だけではなくボールの質も向上したと語っており、ノビのあるボールが投げられるのもこういった背景があったのですね…!

アドバイスに対して素直に取り組める姿勢や毎日続ける継続力も素晴らしいですし、近江でも高校トップクラスの投手を目指しての飛躍に注目です!

高校で最速150キロも射程圏内

大津瀬田ボーイズでは中学2年の秋に139キロをマークし、さらに体育会TVでは最速142キロを記録するなど、順調に球速を伸ばしている山田陽翔投手。

チーム練習のない平日にも「振り込んだり走りこんだりして土日以上に体を使うようにしていました」と語っていますし、練習の鬼とも言えるような練習量をこなしているんですよね。

大津瀬田ボーイズの山尾監督も「一番多く練習している子だと思います」と評価するほどで、高校では球速150キロの大台も射程圏内と言えるでしょう。

山田陽翔投手本人も「いかに怪我をしない体を作るかが重要になってくる」と語っているように、怪我にも注意しつつ頑張ってほしいですね。

同世代で大阪桐蔭に進路をとった147キロ右腕・別所孝亮投手との投げ合いはぜひ観てみたいものです!

参考:別所孝亮(大阪桐蔭)は球速に注目|中学一の豪腕は野茂ジャパン出身

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山田陽翔はバッティングも近江の武器になる

最速142キロを誇る球速に注目が集まる一方で、山田陽翔選手はバッティングでも抜群のセンスを発揮しています。

練習では柵越えも何本も放っていますし、打撃センスの高さも見逃せません。

また逆方向にも長打を打つことができるのも山田陽翔選手の強みで、近江ではホームランの量産に期待という声もありますね!

柔らかいリストを活かした打撃で広角に強い打球を放っていますし、中軸を打てるだけのポテンシャルは十分に秘めている選手。

投手としては球速150キロを目指しながら打者としてもホームランを量産する、山田陽翔選手の二刀流の活躍に期待していきたいですね!

ドラフト期待の横田悟選手をはじめ下級生にも素晴らしい選手が揃いますが、近江のハイレベルな環境で飛躍を遂げる逸材を追い掛けていきましょう。

参考:横田悟(近江)は野球センス抜群|中学は湖東シニアで関西選抜の注目株

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