埼玉の強豪・昌平高校で1年の2019夏から中軸を任されていた吉野創士（読み方は「よしの そうし」）選手。
身長183cmを誇る大型選手で、小学時代には千葉ロッテマリーンズジュニアにも選出された経験を持つ右の強打者です。
スイングスピードの速さは突出したものがあり、2021ドラフト候補としても将来性を感じずにはいられません…！
走攻守三拍子揃った大型野手として今後は全国区の選手に成長していくであろう、昌平の吉野創士選手を特集していきましょう。
参考：昌平の2020新入生は？メンバーは攻守に戦力充実で躍進に期待大！
目次
吉野創士は小中学時代から注目の逸材
小学時代にはロッテジュニア選出
入学早々に昌平高校で頭角を現わしている吉野創士選手は幼稚園の年長から野球をはじめ、小学時代は舞浜フェニックスでプレーしていました。
キャッチャーのポジションを務めていた当時から優れた野球センスを持ち合わせており、6年生で千葉ロッテマリーンズジュニアにも選出されていますね。
幼少期には大阪桐蔭の浅村栄斗選手（現楽天）に憧れていたとのことで、吉野創士選手が強打者として成長を遂げたルーツが見てとれます…！
中学は東京城南ボーイズでプレー
バッティングに磨きをかけるべく吉野創士選手が中学で選んだチームは東京城南ボーイズで、身長183cm・体重70kgと卒業時にはかなりの長身でした。
ショートのポジションから中学2年時に外野手へ転向し、中学通算35本のホームランを放つなどスラッガーとしての資質を開花させています。
報知オールスターでも東東京選抜でプレーするなど、進路に注目が集まる選手の一人でした。
昌平の1番打ってる1年生の吉野は城南ボーイズ出身なんだね。昌平はかなり選手を集めたと聞いているがレギュラーに絡む選手も出てくるとは….スタメンの布陣も考えると来年、再来年は手強そうだね。
— 花咲川徳栄児 (@tokuharu556677) 2019年4月16日
中学3年ではボーイズ選手権ベスト8も経験しており、チームメイトには中学日本代表の横浜・金井慎之介投手がいましたね。
関東大会や甲子園など、これから対戦する可能性は十分にありますから、当時のチームメイトとの激突は非常に楽しみです。
余談ですが、東京城南ボーイズは高校以降での成長を第一とした指導がされていて、基礎体力など選手としての素地づくりに余念がありません。
吉野創士選手も2019夏の段階ではまだ線の細さを感じますが、これから大きな成長を見せてくれそうですね…！
参考：金井慎之介(横浜)の球速はまだ伸びる｜中学時代に完投0の理由が凄い
ドラフト期待の昌平・吉野創士はバッティングに注目
スイングスピードが凄い
1年生ながら昌平の中軸でスタメン出場を果たしている吉野創士選手はパワフルなスイングが魅力で、なんとスイングスピードは中学時代に148キロを計測していました。（動画はこちら）
吉野創士くんの三本。8/17#ホームラン#昌平 pic.twitter.com/ovtNmDCrt3
— ご.みなみ🍀野村(仮)背番号5.373 (@pyon37389) 2019年8月18日
同じく2019新入生として話題になっている健大高崎の小澤周平選手もスイングが速いスラッガーですが、吉野創士選手のスイングも世代トップクラスと言えます。
2019秋の大会を前に高校通算ホームランは21本にまで上っており、ドラフト候補として突出した長打力は目が離せません。
甘いボールをホームランに出来るパワーは十分に備わっていますし、これから体重が増えてくると長打力もさらに増すでしょうね…！
参考：小澤周平(健大高崎)はドラフト期待｜驚異のスイングスピードに注目
渡邉翔大とのコンビが楽しみ
強打に注目が集まる吉野創士選手は昌平の中心選手になれる逸材だと思いますが、四番を務める左の渡邉翔大選手もホームランを量産しているバッターなんですよね。
昌平が誇る左右の長距離砲コンビは相手にとって脅威になるでしょう。
入学早々、2019春の時点から代打などで出場を果たしていますし、高校でも通用する素質を持っていることは間違いありません。
1番吉野(創) レフトへのタイムリーツーベースでこの回3点目。なおもワンアウト2.3塁
三郷北 0-4 昌平
— すぎ (@JINGU_5589) 2019年4月15日
打席でのパフォーマンスにはまだまだムラが見られるものの、力強いスイングからはスケールの大きさが感じられます。
ドラフト候補が並ぶだけに、昌平の試合にはプロのスカウトが視察に訪れる機会も増えるでしょうね…！
参考：渡邉翔大(昌平)はドラフト注目｜高校通算ホームランは60本を越えるか
ドラフト期待の昌平・吉野創士は強肩ぶりにも注目
強打に期待がかかる吉野創士選手は、ポテンシャルの高さを感じさせる守備も見逃せません。
特に強肩ぶりは見もので、外野のプレーを見ていても際立っており、キャッチャーとしてロッテジュニアに選出されたのも納得の送球を見せています。
また大柄でありながら守備範囲も広く、走塁にもスピード感がある選手ですから、走攻守にバランスのとれた選手としてこれから有名になっていくでしょうね…！
花咲徳栄のスラッガー・井上朋也選手も1年夏にブレイクしましたが、ドラフト注目の米山魁乙投手をはじめ昌平も夏を勝ち上がる実力は十分に秘めています。
強豪ひしめく埼玉での戦いで大きく成長することに期待して、吉野創士選手を応援していこうと思います。
参考：井上朋也(花咲徳栄)はドラフト注目｜ホームランに期待の長距離砲
