相模ボーイズの主力で活躍し、2020春からは岩手の盛岡大付に進路を決めた吉田耀(読み方は「よしだ てる」)選手。
広角に鋭い打球を放ち、高いミート力を武器にする左打者で、守備では巧みなリードが光る捕手としても注目を集めています。
小学時代はU12日本代表にも選出され、中学時代は東日本報知オールスターの神奈川選抜でも活躍を見せていましたね!
盛岡大付でも大舞台での経験を活かしての活躍が期待される、吉田耀選手を特集していきましょう。
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目次
吉田耀は抜群の野球センスでU12日本代表を経験
右投げ左打ちの吉田耀選手は厚木市立毛利台小学校の出身で、小学1年のときに軟式野球チーム・長谷スポーツ少年団で野球を始めました。
長谷スポーツ少年団では、早い時期から野球センスを発揮してチームの中心で活躍。
2017夏にはU12日本代表のトライアウトを通過し、侍ジャパンの一員として『WBSC U-12ワールドカップ』に出場しました。
オープニングラウンドの南アフリカ戦では三番・捕手でスタメン出場を果たすと、初回の無死一・二塁のチャンスでセンターへ2点タイムリー二塁打を放つなど勝利に大きく貢献していましたね!
ちなみにこのときの日本代表では天理・南澤佑音投手をはじめ、強豪校に進んでいる選手がチームメイトでしたし、甲子園での対戦も楽しみですね!
吉田耀は中学も相模ボーイズで神奈川選抜
厚木市立玉川中学への進学後には、硬式野球の強豪・相模ボーイズに所属していた吉田耀選手。
攻守にポテンシャルの高い選手であることは言うまでもなく、相模ボーイズでも正捕手として活躍していましたね!
中学3年時には実力が高く評価されて、東日本報知オールスターの神奈川西選抜にも選出。
また中学時代、共にクリーンナップを打った東海大相模・梶拓斗選手とは神奈川西選抜でもチームメイトでした…!
東海大相模も関東屈指の強豪ですから、高校でも互いに活躍で刺激を与え合ってほしいものです。
盛岡大付・吉田耀は打撃センスに注目
盛岡大付でも主力での活躍が期待されている吉田耀選手ですが、まず注目したいのが抜群の打撃センスです。
相模ボーイズでもクリーンナップを任されており、高打率を誇る左打者として注目を集めていました。
ベイスターズカップ一回戦のヤングオセアン横浜クラブ戦でもレフトへタイムリーを放ち、逆方向へ鋭い打球を飛ばす技術力も見せていましたね!
巧みなバットコントロールは随所に際立っていて、変化球を苦にしないところも吉田耀選手の長所と言えるでしょう。
盛岡大付の同世代には右のスラッガー・中沢舟汰選手もいますし、強力打線は全国的に注目を集めても不思議ではありません…!
高校でもクリーンナップを打てるポテンシャルは十分に秘めている打者だけに、この先の成長も非常に楽しみです。
参考:中沢舟汰(盛岡大付)はホームランに注目|高崎ボーイズ出身の長距離砲
吉田耀は盛岡大付でも攻守の要になれる捕手
抜群のセンスを見せている打撃だけでなく、吉田耀選手は捕手で見せる存在感にも注目です。
日本代表で臨んだワールドカップ・アフリカ戦でも無失点に抑えていましたし、当時から巧みなリードには定評がありました。
スローイングが安定している点に加えて、国際試合など大舞台での経験は、盛岡大付の守備の要として大きな武器になるでしょうね!
武石圭哉投手をはじめ力のある投手が揃いますから、吉田耀選手は守備力の高さでも投手陣をグイグイ引っ張ってほしいものです!
参考:武石圭哉(盛岡大付)は中学で県優勝|秋田出身の左腕は完成度に注目