岩手の強豪・盛岡大付属で、1年の2020秋からベンチ入りを果たしている武石圭哉投手。
球速以上のスピード感があるストレートを中心に、両コーナーへの高い制球力でも注目の左腕です。
小学時代には秋田県選抜のメンバーにも選出されたほか、中学でも県大会優勝を果たした注目投手なんですよね…!
盛岡大付でも投手陣の一角として期待が高まる、武石圭哉投手を特集していきましょう。
参考:盛岡大付の2020新入生は?メンバーは猛打に期待の打者がズラリ!
目次
武石圭哉は小中学時代から注目投手
小学時代に秋田選抜
左投げ左打ちの武石圭哉投手は小学生時代、米内沢小学校野球スポーツ少年団に所属していました。
小学5年時には、チームの主力としてマクドナルド・トーナメントの秋田県大会出場に大きく貢献。
また小学6年時には、北秋田選抜の北秋田ウィングスのメンバーにも選出されていました。
当時から野球センスは際立っていましたから、投手のポジションでどこまで進化するかが本当に楽しみなサウスポーです。
中学では県大会優勝
中学への進学後には、北秋田市立森吉中学の軟式野球部に所属していた武石圭哉投手。
エースを務めるなどチームの中心で活躍を見せ、チームを秋田県大会の優勝にも導きました。
第10回秋田県中学校秋季軟式野球大会では、準決勝まで3試合で連続完封を記録。当時から進路が注目されていた投手の一人でしたね…!
第10回秋田県中学校秋季軟式野球大会
11/4(日)ニプロハチ公ドーム
準決勝 第2試合 試合終了
森吉中 1ー0 能代二中
森吉中 武石投手 3試合連続完封
森吉 武石(7)ー金
能二 森田(6)ー舘岡 pic.twitter.com/1HewlSykEz— yamaben (@2106noshiro) November 4, 2018
また中学3年の最後の大会以降は、引退した3年生が参加する合川BBCに所属し、高校野球でも活躍できる準備をしっかり積んでいた武石圭哉投手。
秋田出身の左腕が、投手層の厚い盛岡大付でいかにしてエースに上り詰めるかは大いに注目です!
盛岡大付・武石圭哉は球速以上のキレ
武石圭哉投手の大きな武器となっているのが、球速以上の速さを感じさせるストレートです。
身長169cm・体重61kgと体格的には高校でのトレーニングでまだまだ大きくなるでしょうが、内外角に投げ込むストレートのキレは素晴らしいものがあります。
これから身体が出来てくれば球速はまだまだ伸びますし、最速が130キロ台後半〜140キロに上がってくると無双状態に入りそう。
空振りを奪えるストレートを持っている投手だけに、球速が上がって力強さが増せば非常に楽しみな存在になってきますね!
6月28日 練習試合
盛岡大学附属高校武石 圭哉(1年 森吉中学校/合川BBC)
2018年秋の全県優勝投手、地元凱旋登板⚾️#盛岡大学附属高校野球部 pic.twitter.com/tsvIfiYpzb
— Believe (@sisinji) June 28, 2020
同世代には注目捕手の吉田耀選手もいますから、岩手屈指のバッテリーにも期待。
武石圭哉投手は全国区のピッチャーになれる可能性も十分に秘めていますから、実戦での経験を積んで成長していってほしいものです!
参考:吉田耀(盛岡大付)はセンス抜群|相模ボーイズ出身の日本代表捕手
盛岡大付・武石圭哉は完成度が凄いピッチャー
制球力の高さ
ストレート以外にも投手として能力の高さが光る武石圭哉投手は、抜群の制球力にも注目です。
内外角へのコントロールも安定していますし、四球も少なく試合をつくる能力に長けているピッチャー。
テンポ良く守備陣にリズムを与えられる投手ですから、盛岡大付でも攻撃へと良い流れを持ってきてくれるでしょう。
指先の感覚が優れている投手であることは間違いありませんし、今後も安定感のある投球に期待しましょう!
鋭い変化球
キレのあるストレートや制球力の高さを見せる一方で、鋭い変化球も相手打者の脅威となっている武石圭哉投手。
変化球でカウントを整えられるほど精度も高く、コーナーへもきっちり投げ分けができる点も投手として完成度の高さを感じますね…!
鋭いスライダーとのコンビネーションは簡単に攻略できるものではありません。
ストレート、変化球ともにまだまだ大きな伸びしろを感じますし、これからの成長にも期待がかかる武石圭哉投手。
盛岡大付の同世代には中沢舟汰選手をはじめ打力に期待の選手が揃いますから、武石圭哉投手が強力投手陣を引っ張る存在になることで甲子園も見えてくるでしょう。
全国区の投手への成長に期待しつつ、次世代エースを引き続き応援していきたいと思います!
参考:中沢舟汰(盛岡大付)はホームランに注目|高崎ボーイズ出身の長距離砲