八王子シニアの主力で活躍し、2020春から関東一でプレーしている井坪陽生(読み方は「いつぼ ひなせ」)選手。
抜群の長打力を武器にしている右の強打者ですが、投手としても球速130キロ超のストレートを投げ込む二刀流で、兄は日大三の井坪朝陽選手です。
八王子シニアでも勝負強い打撃で全国ベスト4に貢献したほか、中学日本代表でもクリーンナップを打っていましたね!
投打にわたり関東一の中心選手への成長が期待されている、井坪陽生選手について特集していきましょう。
参考:関東一の2020新入生は?メンバーは投打に充実で将来にも期待!
目次
井坪陽生は八王子シニアで中学日本代表の主力
全国大会ベスト4の立役者
右投げ右打ちの井坪陽生選手は、硬式少年野球チームの八王子リトルで野球を始めました。
中学に進学後にも硬式野球チームの八王子シニアに所属し、早い時期から抜群のセンスを見せていた選手です。
第13回ジャイアンツカップ2019準決勝
5回終了世田谷西 004 12
八王子 101 00世) 田上①
八)阿部⑪八王子シニアのエース
イケメン井坪君①! pic.twitter.com/g3lVAfYaSu— 全力野球 (@aa1218000) August 15, 2019
中学3年時には打線の主軸を任される一方、エースとしてもチームを牽引し、ジャイアンツカップでは全国ベスト4進出の立役者となりましたね!
攻守にずば抜けた能力を発揮しており、高校での進路が話題になっていたのも不思議ではありません。
中学日本代表でも三番
投打での実力が高く評価された井坪陽生選手は、中学でU15日本代表にも選出されています。
U15アジアチャレンジマッチでは全試合で三番を任されるなど、世代トップクラスの選手たちのなかでも注目度が高かった選手の一人でしたね!
チャイニーズ・タイペイ戦では先制のきっかけとなる二塁打を放ち、投手でも1イニングを無失点に抑えるなど投打に存在感を発揮していました。
ただ、三番を打った日本代表では9打数1安打に終わった悔しさも経験。このときの想いは井坪陽生選手の原動力になるでしょう。
日本代表のチームメイトで不動の一番だった福原聖矢選手は東海大菅生に進路をとっていますし、東西はあれど、今後の東京の高校野球も熱くなりそうです…!
関東一・井坪陽生はホームランに注目の強打者
関東一でも主軸候補として期待される井坪陽生選手は、鋭いスイングから放つ長打に注目です。
八王子シニアの中学3年時に出場したジャイアンツカップ2回戦では満塁ホームランを放ち、自慢の打力を見せつけていましたね!
日本代表でもライト方向への長打をマークしていますし、広角に飛距離が出せる点も大きな強みと言えるでしょう。
八王子シニアの和田監督いわく「多い日で1日500スイングほど、バッドを振り込む練習を重ねている」とのこと。
そういった「型」が出来ているからこその打力であると、井坪陽生選手の強打の背景を語っていました。
身長177cm・体重80kgと高校生のなかでも遜色ない体格を誇り、高校でも即戦力としての実力は秘めているだけに、早くから頭角を現してくるでしょうね…!
1年から甲子園で活躍を見せた八王子シニアの先輩・初谷健心選手らと共に、関東一でも打線の中核を担うことになると思います。
参考:初谷健心(関東一)は中学で関東MVP|打撃センス抜群のイケメン野手
関東一・井坪陽生は投手でも球速が凄い
ホームランも期待の打撃で注目を集めている井坪陽生選手ですが、投手でも非凡な才能を見せつけています。
投球の軸となるのは力のあるストレートで、中学時代に最速135キロをマーク。
ジャイアンツカップの1回戦・松山中央ボーイズ戦では、7回を投げ1失点の好投を見せていましたし、投手でのポテンシャルも見逃せません。
体格的にも将来が楽しみですし、高校で球速140キロを超えてくる可能性は十分でしょう。
第13回ジャイアンツカップ2019
3回表松山中央B 000
八王子S 00松) 金子(26)
八) 井坪①八王子シニアの先発は井坪君①! pic.twitter.com/b7upOHRz5w
— 全力野球 (@aa1218000) August 12, 2019
また球種は縦のスライダーと100キロ前後の緩いカーブ、チェンジアップなどを持っており、変化球の精度が高くなると高校でもさらに楽しみになります。
関東一の同世代には同じく球速130キロ超の本格派右腕・成井楓投手もいますが、井坪陽生選手には投打での活躍に期待したいですね!
参考:成井颯(関東一)は球速に注目|取手シニア出身右腕は将来性抜群
井坪陽生は関東一でも進化でドラフト期待
投手と打者の双方で高い実力を誇り、関東一でも主力への成長が期待される井坪陽生選手。
身体能力は全国的に見ても上位の逸材で高校でも中心選手になるでしょうが、同世代にはハイレベルな選手が揃うだけに甲子園でも暴れまわってほしいですね…!
1年の2020秋には公式戦に四番・ライトで出場するなど、関東一でも逸材の進化には大いに期待。
富岡大阿選手をはじめ同世代にも楽しみなプレイヤーが揃いますから、高校でも高いレベルでプレーする中で経験を積んで、井坪陽生選手が2022ドラフトでも話題になってくれることに期待しています。
参考:富岡大阿(関東一)は強打に注目|中学は取手シニアで関東選抜も経験