全国屈指の強豪・東海大相模で1年の2019春・関東大会からベンチ入りを果たした石田隼都(読み方は「いした はやと」)投手。
2019夏の甲子園でもマウンドを任されて球場が驚きと期待の声に包まれましたが、これからの東海大相模を背負う投手として注目が集まることは間違いありません。
中学時代には野茂ジャパンにも選出されアメリカ遠征を経験した大型左腕で、真岡ボーイズの頃から進路に注目が集まっていた逸材が早くも頭角を現わしていますね…!
三振が奪える本格派として世代屈指のサウスポーと呼ばれている、東海大相模の石田隼都投手について特集してみました。
参考:東海大相模の2020新入生は?メンバーは野球センス抜群で盤石か
目次
石田隼都は中学時代に野茂ジャパン主戦
出身は真岡ボーイズ
東海大相模注目の1年生左腕・石田隼都(読み方は「いした はやと」)投手は栃木県真岡市出身で、中学時代には真岡ボーイズでプレー。
強豪の真岡ボーイズで2年春からエースとして活躍するなど、早くからその才能には注目が集まっていました。
令和初代関東王者に輝いた名門・東海大相模。その中で1年生にして準々決勝&決勝の先発を担い、圧巻の投球を披露した剛腕・石田隼都(1年)。身長183㎝の長身から誇る最速138㎞の直球は相手打者を恐怖に陥れる。真岡ボーイズ3年時には野茂JAPANの主戦を担い世界を経験。次なる目標は令和初代全国制覇! pic.twitter.com/H0tLGhFubA
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) May 23, 2019
中学3年生時にはJUNIOR ALL JAPAN(通称:野茂ジャパン)に選出されてアメリカ遠征を経験。
その際にエース級の活躍を見せていたことからも世代を代表するサウスポーとして進路が話題になっていましたね!
中学日本代表でも奪三振が話題に
石田隼都投手は中学日本代表として臨んだアメリカ遠征で、最終戦・サンディエゴショーとの対戦で先発。
この試合では7回を投げて10奪三振と、圧巻のピッチングを見せました…!
左腕から繰り出されるキレのあるボールが国際試合でも十分に通用することを証明したわけですが、無失点で抑え込んだだけでなく多くの三振を奪っているあたりも見事ですよね。
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石田 隼都くん① (真岡ボーイズ)
第101回全国高等学校野球選手権大会
神奈川大会 決勝
2019.07.28 @横浜スタジアム#東海大相模#高校野球— A子 (@photobyAko) 2019年8月8日
身長183cmの恵まれた体格を考慮しても、今後さらにストレートは速くなるでしょうね!
2019春の時点では体重が69kgのため、350グラムのご飯2杯が夕食ではノルマとされていると言います。
東海大相模でも1学年上のエース左腕・諸隈惟大投手と並んで活躍への期待が高まりますから、今後の成長ぶりは見逃せません。
参考:東海大相模・諸隈惟大は中学全日本MVP|抜群のキレと投球術は見もの
石田隼都は中学日本代表の選手たちも注目の逸材
真岡ボーイズでも本格派左腕として注目を集めていた石田隼都投手。
中学時代のボーイズリーグ東日本大会で最速138キロをマークしており、当時から注目の逸材であったことは言うまでもありません。
東海大相模の1年生左腕、石田くんエグい
たぶん130km後半はきてる pic.twitter.com/2niPo5KS43— しろゆき@高校野球垢 (@hsbshiroyuki) 2019年5月20日
野茂ジャパンで共に戦った二刀流で注目の須貝将希選手(明秀日立)も、印象に残っている選手として真っ先に石田隼都投手の名前を挙げていましたね!
ほぼ打たれることなく5回で10三振を奪うような快投を見せていたとの話がありましたが、全国から集う精鋭の中でも抜群の存在感を示しているあたり、やはり只者ではありません。
同世代では147キロ左腕の仙台育英・笹倉世凪投手らと共に、これから高校野球界を盛り上げてくれるサウスポーと言えるでしょう。
ドラフト期待の石田隼都は東海大相模で球速アップ
2019春の関東大会で話題に
高校入学から約1ヶ月半、2019春の関東大会でベンチ入りを果たした石田隼都投手ですが、準々決勝の浦和実業戦で早速「背番号17」が先発マウンドを任されました。
この大舞台での先発抜擢には門馬敬治監督の期待が見てとれますね。
浦和実業・豆田泰志投手もキレのある速球で注目の右腕ですし、この投げ合いを経験したことは夏に向けても非常に大きかったように思います。
5/20 春関
東海大相模
石田① pic.twitter.com/pNotuFgLWM— コナン@管理人 (@konan_sagami777) May 20, 2019
加えて高校野球ファンは「待ってました」と言わんばかりの反応が見られましたから、夏にはスーパールーキーとして全国にその名前が知れ渡る可能性も十分です。
8対1とコールドで勝利を収めた試合でしたが、5回を投げて1失点と上々のデビュー戦だったのではないでしょうか。
被安打4でしっかりと試合を作りましたし、 6個の三振を奪うなどとても1年生とは思えないピッチングを見せています。
強いて言えば四死球が3つと制球の面で課題を残したとも言えますが、関東大会で強豪・浦和実業を相手に十分な成績だったように感じますね!
2019夏に球速140キロ超をマーク
また石田隼都投手は夏の神奈川大会決勝でも登板し、ストレートは自己最速となる142キロをマークしました。
東海大相模 石田隼都投手(真岡ボーイズ)
春季関東大会の時 pic.twitter.com/5aIzbd08ew— M⚾️ (@tokyo1118Matsu) August 16, 2019
今年の東海大相模も本当に強いですし、甲子園での登板も含め強豪と対戦する機会が自ずと増えていくでしょう。
その中で、高い奪三振率を誇るサウスポーがいかにして強打者たちに向かっていくのかが今から非常に楽しみです。
ドラフト注目の二刀流・山村崇嘉主将ら2020世代も戦力が充実していますが、石田隼都投手もどんどん前に出ていってほしいですね!
参考:東海大相模・山村崇嘉はドラフト注目|中学時代は二刀流でも全国屈指
東海大相模・石田隼都は小学時代から豪腕だった
2021年のドラフトも楽しみな石田隼都投手は、小学生時代から120キロ近い速球を投げ込む投手として有名でした。
所属していた真岡クラブでは栃木県代表として全国大会にも出場。チームは初戦で敗れたものの、この試合でも12奪三振を記録するなどその実力を見せつけています。
当時の身長は168cmと、恵まれた体格を活かしての速球はこの頃から持ち味だったということですね!
俺は東海大相模推しです。
登板機会あるか分かりませんが1年生の石田くんのピッチングを学童野球の時に見ましたが別格でした。
とにかく凄いピッチャーです。
注目しておいてください
— 虎丸 (@toramaru7703) 2019年8月7日
また真岡クラブの監督を務めていたのが父・英生さんだったこともすごく素敵だなと。
試合には敗れたものの、全国大会での堂々とした投球内容を振り返って「自慢の息子」と称えたあたり、親子二人三脚で成長してきた背景も見えて、より応援したい気持ちが強くなりました…!
同世代には全国屈指のポテンシャルを誇る大塚瑠晏選手をはじめ逸材が揃いますし、ぜひ石田隼都投手にはチームを引っ張っていく存在として大きく成長していってほしいものです。
参考:東海大相模・大塚瑠晏は中学日本代表|抜群の野球センスで攻守に注目