高知の強豪・明徳義塾で1年秋からレギュラーを獲得している鈴木大照(読み方は「すずき だいしょう」)選手。
2019夏の甲子園では、2年生ながら三番レフトでスタメン出場を果たすなど、前チームからチームの主力として活躍。
新チーム発足後の2019秋の四国大会でも、強肩強打の捕手として優勝に大きく貢献しました。
抜群の身体能力を誇り明徳義塾の主将としてチームを引っ張る、鈴木大照選手について特集していきましょう。
目次
鈴木大照の中学時代は河南シニア出身
鈴木大照選手は大阪府河内長野市の出身で、中学時代は硬式野球チームの河南シニアに所属していました。
中学3年の夏には捕手だけでなくセカンドなども経験しており、器用な選手であることが伺えます。
前チームでもファーストや外野手を守っていましたし、中学時代の経験が活きているのでしょうね!
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— I ❤️ LOVE ジャイアンツ (@ILOVE49391016) 2019年7月28日
また河南シニアでは、鶴岡東の主力として活躍している山路将太郎選手とチームメイトでした。
ともに強豪校の主力として活躍するだけに、これからも切磋琢磨して甲子園で激突が観たいですね!
参考:山路将太郎(鶴岡東)は攻守で注目|河南シニア出身の俊足好打
明徳義塾・鈴木大照はバッティングに注目
前チームから主軸のミート力
明徳義塾の中軸に座る鈴木大照選手の大きな魅力は、ミート力に長けたバッティング技術です。
2019夏の甲子園・智弁和歌山戦でも、試合には敗れたものの、先制となるセンター前ヒットを放つ活躍を見せましたね!
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これを見れた嬉しさ。とても渋いね。#明徳#鈴木大照 pic.twitter.com/8nPpbma76I
— 沙 綾 (@sa_ya8926) 2019年11月6日
2019秋の四国大会では5割8分3厘の打率を残し、チームを優勝に導く活躍。
また四国大会決勝の尽誠学園では、三回裏に二死二塁から先制のタイムリーを放ち、勝負強い打撃も光りました…!
2019秋には練習試合を含め46試合で打率は4割を超える数字を残していますし、今後も明徳義塾打線の中心として、チームを引っ張っていく打者であることは間違いありません。
神宮大会でもホームラン
バッティングに注目が集まる鈴木大照選手は、身長170cm・体重68kgと決して大柄ではないものの、ホームランを打てるパンチ力にも期待です。
2019秋の神宮大会初戦となった星稜戦では、五回に貴重な追加点となるスリーランホームランを放ちました。
甘く入ったスライダーをコンパクトに振りぬき、星稜のエース・荻原吟哉投手を見事に捕らえましたね…!
2019春の四国大会では4本の三塁打を放つ活躍もみせていますし、高い長打力も持っている鈴木大照選手。
主軸の元屋敷大誠選手らと共に、今後の明徳義塾をガンガン引っ張っていってほしいものです。
参考:元屋敷大誠(明徳義塾)は中学30発|強打に期待のイケメンスラッガー
明徳義塾・鈴木大照は身体能力がドラフト級
希少な俊足捕手
明徳義塾の2020世代で中心選手として注目を集める鈴木大照選手は、バッティングに加えて俊足も光ります。
#弾丸弾 主将・鈴木大照が3ランホームラン!!
明徳義塾が星稜をさらに突き放すアーチ描く!!
明徳義塾 7−1 星稜 (5回表まで終了) pic.twitter.com/h4Lg0b9x9c
— 汗と涙。#高校野球 (@gari_wasabi) November 15, 2019
50メートル6秒0のスピードは大きな魅力でもあり、全国屈指のスピードを誇るリードオフマン・奥野翔琉選手らと共に明徳義塾の得点力に欠かせないものになっていますね!
二塁打の本数でもチームトップの数字を残す選手ですが、ここでも持ち前の脚力が活かされていることは間違いありません。
参考:奥野翔琉(明徳義塾)はドラフト期待|ずば抜けた俊足を誇る注目株
強肩の二塁送球にも注目
また捕手のポジションで明徳義塾を支える鈴木大照選手は、攻撃力の高さに加えて強肩ぶりも見逃せません。
遠投110メートルの肩は素晴らしいものがあり、二塁送球タイムも2秒を切る速さを兼ね備えているんですよね…!
外野手からコンバートされての捕手だけにスローイングの精度に課題は残りますが、ドラフト候補にリストアップされても不思議ではない身体能力を持った捕手と言えるでしょう。
鈴木大照は主将としても明徳義塾を引っ張る
バッティングでチームに大きく貢献している鈴木大照選手は、主将としてもチームを引っ張る存在になっていますし、守備においては捕手としてもチームの要になっています。
抜群の制球力を誇るエース左腕・新地智也投手を上手にリードし、内野ゴロを多く打たせるなど、リード面でも頼れる捕手なんですよね。
高校生で今日目立ったのは明徳義塾の鈴木大照主将(2年)。
五回表の目の覚めるようなライナー性の本塁打も見事でしたが走っても右打者ながら4.08秒と韋駄天ぶりを発揮。明徳の捕手と言えば伊藤光という大先輩もいることですし、加えて西武に入った岸潤一郎等名門の系譜を引き継ぐ選手となるでしょう。— aisou9 (@aisou9) 2019年11月15日
また走塁においては50メートル6秒0の俊足も兼ね備えていますし、高い身体能力はこれから全国的に注目されるでしょう。
攻守に存在感を放つ主将の活躍は明徳義塾の躍進に不可欠ですから、鈴木大照選手のプレーには大いに期待していきたいと思います。
参考:新地智也(明徳義塾)は制球力が凄すぎる|キレで翻弄する精密機械