宮城の強豪・仙台育英で、入学早々にスタメンとして出場していた渡邉旭(わたなべ あさひ)選手。
一番・ショートというチームの中核を1年の春から担うなど、素晴らしい選手であることは間違いないのですが、中学時代には強豪・いわきボーイズでプレー。
「東日本報知オールスター戦」では東北選抜に選出され、さらにはキャプテンも務めた逸材なんですよね…!
高い評価を受けている打撃センスを支えるスイングスピードなど、仙台育英の注目選手・渡邉旭選手について特集してみました。
参考:仙台育英の2020新入生は?メンバーは攻守に充実で将来性抜群
目次
渡邉旭は中学時代いわきボーイズで東北選抜主将
強豪・仙台育英で1年の2019春からスタメン出場と注目を集めていた渡邉旭選手ですが、これまでの経歴も見事な選手です。
小学時代には楽天イーグルスジュニア
福島県いわき市立平第二小学校に在籍していた小学生の頃には、マツザキガーデンジュニアでプレー。
当時から野球センスには光るものがあったようで、東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアにも選出されています。
⚾️明治神宮野球大会⚾️
仙台育英🦁 渡邉 旭選手 pic.twitter.com/5iOvsQGVSy
— sisimaru (@sisimaru_lion) 2019年11月20日
同じく仙台育英の新入生として注目のサウスポー・笹倉世凪投手や、144キロ右腕・伊藤樹投手らとは楽天ジュニアでもチームメイトでしたね!
2019年の新入生を見る限り、例年にも増してこれからの仙台育英は強そうです。
参考:笹倉世凪(仙台育英)の球速の背景と、豪腕が誇るもう1つの武器
中学のいわきボーイズでは東北選抜
渡邉旭選手は中学時代にはいわきボーイズでプレーしたわけですが、この辺りは横浜高校へ進んだ兄・翔さんの影響も大きかったのではないでしょうか。
兄弟揃って強豪校でプレーしているあたり本当に素晴らしいですし、それぞれが小学時代に楽天ジュニアに選出されていることも見事としか言いようがありません。
渡邉旭選手は東日本報知オールスターで東北選抜のキャプテンも務めるなどポテンシャルが高く評価されていますし、仙台育英での更なる成長からは目が離せませんね!
仙台育英・渡邉旭はスイングスピードが凄い
左右に打てる打撃センス
新チームとなった2019秋にも仙台育英の一番打者として出場を果たし、今後に期待がかかる渡邉旭選手ですが、抜群の打撃センスは上級生相手にも引けを取りません。
2019春の準々決勝・宮城工戦では先頭打者としてライト前ヒットを放つなど、左右へ打ち分けて2打席連続安打でチャンスを演出していますね。
中部地区決勝 【2019.5.5】
仙台育英🦁
渡邉 旭君(1年)
1年生ながら地区大会スタメン出場。高校球界で活躍する選手を輩出している「いわきボーイズ」出身。先輩達に追いつき追い越せ! pic.twitter.com/UrREw6RaB3
— sisimaru (@ikamentai1981) 2019年5月8日
秋の公式戦でも3割2分6厘の打率を残すなど、すでに仙台育英の主力と言えるでしょう。
バットコントロールが上手な左打者ですから、甲子園でも実力通りの活躍を見せてほしいですね!
身体能力の高さが素晴らしい
ちなみに渡邉旭選手の優れたバッティングセンスは、そのスイングスピードによって支えられています。
決して大柄な選手ではないのですが、いわきボーイズ2年生時には128.7kmを計測しているんですよね。
一般的に高校球児の平均は120km前後と言われていますから、中学の時点ですでに高校生のアベレージを大きく上回る数字を叩き出していることがわかります。
いいなぁー。甲子園。
もう1回あそこで野球したいな笑そんな中で弟が甲子園デビュー
&
甲子園初ヒット!俺も負けてられないな🔥
がんばれ!仙台育英🦁
#仙台育英🦁#渡邉旭
#16 pic.twitter.com/E4FSTnlQNG— 渡邉 翔 (@kakeru6181) August 9, 2019
攻守にずば抜けたポテンシャルを見せる田中祥都選手との一・二番は期待感が非常に高いですしね…!
これからも持ち前の打撃センスを見せつけてほしいものです。
参考:田中祥都(仙台育英)はセンス抜群|俊足巧打の主将は異次元レベル
渡邉旭は俊足でも仙台育英の攻撃力を支える
バッティングで非凡なセンスを見せる一方で、渡邉旭選手は俊足も見ものです。
【第72回秋季東北地区高等学校野球大会】
仙台育英 渡邉旭(1年、いわき市立平第二中学校/ いわきボーイズ)
2019/10/18 pic.twitter.com/wJxuMYfL4v— チョコパン (@smalto19) October 18, 2019
50メートル6秒1を誇る俊足はチームでもトップクラスで、小技も使えるため相手バッテリーとしては厄介な打者でしょうね…!
内野の守備でも軽快なフットワークを見せていますし、この先の成長からも目が離せません。
渡邉旭の存在は仙台育英にとって相当大きい
これからの仙台育英を引っ張る存在として注目の渡邉旭選手ですが、内野で複数のポジションをこなせるユーティリティー性も持っています。
当然ベンチ入りのメンバーは人数が限られてきますから、このあたり器用な守備ができる選手がいるのは心強さがありますね!
令和元年8月14日
第101回全国高校野球選手権大会
2回戦
鳴門高校 対 仙台育英
渡邉 旭 選手 仙台育英1年
1年生とは思えない落ち着いた守備を披露! pic.twitter.com/VvayXIgVIx— まおきち (@mao20010101maom) 2019年8月15日
身体能力が高く非常に楽しみな選手ですし、マスクをかぶる木村航大捕手らと共に1年生からセンターラインを担う選手が出てくることは、甲子園で上を狙う仙台育英にとっても大きな戦力となるでしょう。
もちろん実力ある選手が集う上級生たちに手を差し伸べられる場面もあるでしょうが、チームを引っ張るような奮闘も見たいですね…!
仙台育英の主力として、渡邉旭選手の活躍に注目して追っていきたいと思います。
参考:木村航大(仙台育英)は中学で全国準優勝|1年から正捕手を務める理由は