大阪桐蔭で主軸を務め、2020ドラフトにも注目が集まる仲三河優太(読み方は「なかみがわ ゆうた」)選手。
全国トップクラスの実績を誇った小山ボーイズ出身で、中学時代にはU15日本代表にも選出された逸材です。
入学直後からマウンドに上がっていたものの2018秋以降は投げておらず、「怪我で野手転向か?」と高校野球ファンとしては気になるところですね。
投打で話題の逸材・大阪桐蔭の仲三河優太選手を特集してみました。
参考:大阪桐蔭の2020新入生は?メンバーは逸材揃いで過去最強との声も
目次
仲三河優太の中学時代は小山ボーイズ出身
140キロ近い球速
仲三河優太選手は栃木県栃木市の出身で、大平東小学で2年生から野球を始めました。
その後は大平中学校に進学してから野球では小山ボーイズに所属。
最速137キロのストレートを武器とする本格派で、進路が話題になる投手でした。
小山ボーイズの仲三河。
大阪桐蔭のスーパー1年生・仲三河が3回無安打6Kの圧巻デビュー : スポーツ報知 https://t.co/aiA5ffD1VG— yamauchi kazuki (@_kubara) 2018年6月16日
小山ボーイズでは中学3年時に全国大会で3度の準優勝を果たすなど、世代トップクラスのチームでエースとして活躍していた右腕ですね!
日本代表でアジアチャンピオン
投げては球速140キロ近い真っ直ぐに、打っては小山ボーイズ打線の中軸を担っていた仲三河優太選手。
その高い実力が認められ、中学日本代表にも選出されました!
日本代表として世界大会に出場したほか、U15アジアチャレンジマッチでも優勝。
申し分ない実績を引っ提げて大阪桐蔭に入学したことがわかります。
来た!仲三河くん!
スライダーすげぇ。#仲三河優太 pic.twitter.com/HwfZ4LO85w— 76歳OL (@caw534021) 2018年1月20日
U15日本代表でも背番号1をつけた逸材ですし、ドラフト注目の常総学院・中山琉唯捕手や東海大相模・大塚瑠晏選手らと共に小山ボーイズの黄金時代を築いた中心選手ですね!
参考:中山琉唯(常総学院)は日本代表|ドラフト注目捕手は小山ボーイズ出身
ドラフト期待の仲三河優太は体育会TVにも出演
大阪桐蔭で注目を浴びている仲三河優太選手は、中学時代に「炎の体育会TV」にも出演しています。
持ち前の真っ直ぐとキレのあるスライダーを武器に、プロの福留孝介選手から三振を奪っていますね!
体育会TV
アジアNo.1ピッチャー⚾
仲三河優太くん(小山ボーイズ)
第3打席
U-15 アジアチャレンジマッチ
2017 日本代表
マスクマン😷福留さん☺️ pic.twitter.com/2rkRoJori6— ⚾A🎏🌸 (@kazo_city_) 2018年1月20日
大阪桐蔭入学後も2018年6月の香川県招待試合で早々にデビューしていますが、実力の高さを考えれば何ら不思議ではありません。
大阪桐蔭・仲三河優太はドラフト注目の強打者に
中学時代から強打の左打者として野手でも活躍していた仲三河優太選手は、大阪桐蔭でもその打撃に磨きをかけています。
2年生ながら前チームの四番に座った経験もありますし、2019秋からは主軸として大車輪の活躍を見せていますね…!
2019秋の大阪大会決勝・履正社との一戦ではスリーランホームランを含む5打点の大活躍。
身長178cm・体重78kgの体格から繰り出す鋭いスイングで、チームの大阪大会優勝に大きく貢献しました。
桐蔭
仲三河
3ラン pic.twitter.com/9zrbup4EIA— 野球垢 (@IxGIsWmkRAxeqlC) 2019年10月13日
準決勝の初芝立命館戦でもライトへ場外ホームランを放っており、打球音が並の打者とはまったく違うんですよね!
鋭いスイングはもとより選球眼も素晴らしいものがありますし、追い込まれてからカットで粘ってのヒットも目立ちます。
ドラフト注目の西野力矢選手や船曳烈士選手ら、前チームからの中軸も残りますが、仲三河優太選手は大阪桐蔭の主軸としてどんどんチームを引っ張っていってほしいものです。
参考:西野力矢(大阪桐蔭)はドラフト注目|中学通算35発の大砲は技術で運ぶ
大阪桐蔭・仲三河優太は怪我で野手転向?
バッティングで存在感を示している一方で、仲三河優太選手の投手としてのポテンシャルを知る高校野球ファンからは心配の声も挙がっています。
2018秋以降はマウンドに上がっておらず、そのため怪我を理由に野手転向を決めたのではと見られているんですよね。
実際に2018秋の新チーム発足時から調子を崩したのは事実で、この時期には投球練習もままならなくなったと言います。
大きな怪我こそなかったようですが、当時の外野での送球を見るかぎりイップス気味になってしまった可能性は否定できませんね。
ただ、2019秋の大阪大会でのインタビューで仲三河優太選手は「夏までに背番号1を取りたい」「大阪桐蔭のエースになるために来た」と力強いコメントを残しています…!
大きな怪我がなかったこと、そして投手への意欲があることは非常に嬉しいですし、西谷浩一監督も投手としても期待していることを口にしていました。
好左腕・藤江星河投手が軸となっている投手陣に、仲三河優太選手が割って入る巻き返しはあるのか。
投打の活躍と2020ドラフトにも期待して、これからの仲三河優太選手を追い掛けていきたいと思います!
参考:藤江星河(大阪桐蔭)は球速以上のキレ|中学日本代表は名門のエースに