2020春から仙台育英でプレーする遠藤太胡(読み方は「えんどう だいご」)選手。
フルスイングが魅力の右打者で、これから仙台育英のクリーンナップを担うバッターとして期待が膨らみます。
新庄シニアでプレーしていた中学時代には東北選抜のメンバーにも選出されるなど、当時から打力は光るものを見せていましたね…!
仙台育英でも自慢の強打に磨きがかかるであろう、遠藤太胡選手を特集していきましょう。
参考:仙台育英の2020新入生は?メンバーは攻守に充実で将来性抜群
目次
遠藤太胡の中学時代は新庄シニアで東北選抜
右投げ右打ちの遠藤太胡選手は山形・大石田中学の出身で、野球では新庄シニアでプレーしていました。
中学2年の秋には東北大会での活躍が高く評価されて、東北選抜のメンバーとして日台国際野球大会にも出場。
この台湾遠征でチームとしては4位の成績を収めたわけですが、遠藤太胡選手は四番を任されるなど12打数4安打の活躍を見せているんですよね…!
4本のヒットのうち三塁打が1本、二塁打が2本と自慢の長打力も見せており、ハイレベルな舞台でも十分に実力を示しています。
早くから国際大会の舞台に立っている経験は、遠藤太胡選手のこれからの野球人生においても大きな財産になるでしょう。
仙台育英・遠藤太胡はホームランも期待の強打者
仙台育英でも活躍に期待がかかる遠藤太胡選手ですが、やはり持ち味は豪快なスイングを見せるバッティングです。
身長176cm・体重75kgmのどっしりとした体格から、スイングスピードは150キロをマーク。
ホームランも狙えるパワーを秘めており、ハイレベルな選手が揃う仙台育英でもクリーンナップを打てる力は十分に持っているでしょう。
初戦から思ってたけど、仙台育英の6番バッター遠藤くんいい打撃しよるなー
— いまい (@1234www5678) March 25, 2021
1年時の宮城大会・東北大会ではベンチ入りはならなかったものの、2年の2021春にはセンバツ甲子園にスタメン出場しています。
同世代の強打者・岡田大成選手らと共に、今後の仙台育英打線を引っ張る選手として遠藤太胡選手にはぜひ注目したいですね!
参考:岡田大成(仙台育英)は強打に注目|北淡中出身の中学ナンバーワン捕手
仙台育英・遠藤太胡はチャンスでの強さも見もの
スクワットでは210キロを上げるなど、パンチ力に期待の遠藤太胡選手。
どっしりとした下半身から繰り出すスイングは力強さはもちろん、チャンスでの強さも見逃せません。
2021春のセンバツ甲子園では、初戦の明徳義塾戦で1対0と勝利した決勝点を叩き出していますし、得点圏に走者を置いた場面で非常に良い働きを見せていますね!
また準々決勝・天理高校との対戦ではドラフト期待の右腕・達孝太投手から右越え二塁打を放つなど、逆方向への長打も魅力。
ノーステップに近い打撃フォームからしっかり引きつけて弾き返すのが遠藤太胡選手ですが、少ない動きの中で飛距離が出せるのはスイングの鋭さを象徴しています。
遠藤太胡は仙台育英でも主役になれるプレイヤー
強打が魅力の遠藤太胡選手はバットで魅せる一方で、身体能力の高さも素晴らしいものを持っています。
主にレフトを守っている外野守備でも強肩は光っていますし、中学時代には陸上部にも所属するなど俊足の持ち主でもあるんですよね…!
仙台育英でも主役になるだけのポテンシャルを秘めている選手だけに、高校最後の2022シーズンにかけてどこまで進化を遂げるかが楽しみで仕方がありません。
注目のピッチャー・古川翼投手ら同世代にもハイレベルな投手が並びますし、ぜひとも遠藤太胡選手には打線の核となってチームを牽引してほしいところ。
ちなみに兄弟の彪流(たける)さんは2019年まで地元山形の日大山形で投手としてプレーしていました。
日大山形は2度の甲子園出場を果たしているものの甲子園の土は踏めず。兄の悲願も果たした遠藤太胡選手ですから、この経験を糧にどんどん飛躍してほしいですね。
全国区の選手になっても不思議ではないプレイヤーですから、高校野球ファンを沸かせるプレーを追いかけていきましょう!
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