中学では生駒ボーイズの主力で活躍し、智弁学園でも2年の2020秋からレギュラーを掴んでいる岡島光星選手。
攻撃面では巧みなバットコントロールでヒットを量産し、堅い守りでも注目を集める内野手です。
2020秋の大会でもスタメンでプレーして、智弁学園の近畿大会優勝に大きく貢献していましたね!
走攻守三拍子揃ったショートとして期待されている、岡島光星選手を特集していきましょう。
参考:智弁学園の2021メンバーは?野球センス抜群の注目選手がズラリ!
目次
岡島光星の中学時代は生駒ボーイズ出身
右投げ左打ちの岡島光星選手は中学時代、硬式野球チームの強豪・生駒ボーイズに所属していました。
攻守に光る抜群の野球センスでレギュラーを掴み、チームの中心選手となって活躍。
中学3年時には全国大会の出場こそなかったものの、第27回南大阪大会では投手としても登板するなど、生駒ボーイズの優勝に大きく貢献していました。
また生駒ボーイズでは、天理高校で2021ドラフト期待の瀬千皓選手ともチームメイトでしたね!
同じ奈良の強豪で2020秋の奈良大会決勝でも激突していましたから、2021シーズンでも激突には大いに注目したいところです。
智弁学園・岡島光星は俊足巧打に注目
バットコントロールの巧さ
智弁学園でも上位打線を務める岡島光星選手ですが、まず注目したいのは巧みなバットコントロールです。
変化球に対する柔軟性に長けているほか、ヒットゾーンにボールを運ぶ高い技術力には定評がある左打者。
2021選抜甲子園を決めた2020秋の近畿大会では調子が上がらなかったものの、打撃センスは優れたものを持っているだけに高校最後のシーズンが楽しみです。
身長175cm・体重66kgと体格的にはまだ細身ですし、これからパワーが付いてくれば長打も間違いなく増えてくるでしょうね…!
智弁学園の切り込み隊長として、チャンスメーカーとして期待したいところです。
俊足にも期待
また、巧みなバットコントロールだけでなく、俊足も大きな武器になっている岡島光星選手。
2020秋の奈良大会決勝・天理戦では、初回に俊足を飛ばして先制となるランニングホームランを放っていました。
また、近畿大会1回戦の滋賀との試合では初回に四球で出塁し、ドラフト注目の前川右京選手のセンター前ヒットでホームを踏んでいますね。
出塁すれば盗塁などでプレッシャーもかけられますし、クリーンナップには強打者が並ぶだけに岡島光星選手に安定感が出てくると智弁学園は強いです!
参考:前川右京(智弁学園)はドラフト期待|ホームランに注目の兄弟スラッガー
智弁学園・岡島光星は堅守が光る内野手
攻撃面だけでなく、堅い守りをみせるショートとしてもチームに欠かせない岡島光星選手。
2020秋の大会でも安定した守備力でアウトを積み重ね、内野の要として軽快な動きを披露していました。
しかし、1年の2019夏に出場した帝京高校との練習試合では、満塁の場面でエラーをしてしまった苦い経験も。
その悔しい経験を教訓に練習から常にピンチを想定して、緊張感をもって守備練習に取り組んでいるといいます。
そういった練習に取り組む姿勢が安定した守備を支えていると思いますし、岡島光星選手は西村王雅投手ら投手陣を支える堅守にも注目していきましょう!
参考:西村王雅(智弁学園)は中学関西一の左腕|抜群のキレと度胸は異次元レベル
岡島光星は智弁学園のキーマンになる
2020秋の大会でも攻守にわたって活躍を見せた岡島光星選手ですが、まだまだポテンシャルは発揮できていなかったように感じます。
天理戦での俊足をいかしたランニングホームランのように、本来の実力をぜひ甲子園の舞台で披露してほしいですね…!
守備力の高さでも内野陣の要となっていますから、軽快なフットワークをはじめショートのポジションでも引っ張ってくれるでしょう。
三遊間を務める山下陽輔選手とは攻守で智弁学園に欠かせない存在となっていますし、岡島光星選手がキーマンの一人であることは間違いありません。
攻守に智弁学園を引っ張るプレーに注目しつつ、甲子園の舞台でどんなプレーを見せてくれるのかにも期待していきましょう!
参考:山下陽輔(智弁学園)はホームランに期待|中学日本代表のスラッガー