うるま東ボーイズの主力で活躍し、健大高崎でも2020秋からショートのレギュラーを掴んでいる吉里竜門（読み方は「よしざと りゅうと」）選手。
高いミート力を活かしたバッティングと華麗な守備力を武器にする内野手で、攻守にわたり健大高崎の要となっています。
2020秋からの新チームでは主に二番・ショートのスタメンで出場し、2021春の選抜甲子園当確に大きく貢献していましたね！
健大高崎で不動のショートストップとして注目を集める、吉里竜門選手を特集していきましょう。
参考：健大高崎の2021メンバーは？注目選手が並ぶ打線は破壊力満点！
目次
吉里竜門の中学時代はうるま東ボーイズ出身
一番打者で全国出場
右投げ右打ちの吉里竜門選手は中学時代、硬式野球チームのうるま東ボーイズに所属していました。
下級生からチームの主力となって活躍し、主に一番・ショートでプレーするなどチームを牽引。
中学3年時にはボーイズ春季全国大会でベスト8、さらに夏のボーイズ選手権大会出場にも貢献していました。
全国大会でもセンスの光るプレーを見せていましたし、その野球センスは折り紙付きといって良いでしょう。
沖縄から2018日本代表も経験
うるま東ボーイズの中心選手で全国大会にも出場した吉里竜門選手は、世界少年野球大会の日本代表にも選出されていました。
日本代表では決勝で韓国に敗れたものの、チームの準優勝に貢献。ちなみに日本代表では、ドラフト注目の東海大相模・大塚瑠晏選手らとともにプレーしていましたね！
それぞれが全国トップクラスのチームに進路をとっていますから、甲子園での激突もぜひ見てみたいところです…！
健大高崎・吉里竜門は抜群のミート力に注目
健大高崎の上位打線を任されている吉里竜門選手ですが、まず注目したいのは高いミート力です。
2020秋の関東大会準決勝・専大松戸戦では初回に一番の堀江晃生選手に続いてヒットを放ち、先制点につながる場面を演出。
1打席目からアジャストできる対応力は素晴らしいものを持っている右打者ですね…！
吉里竜門(健大高崎)
【県大会】
.500(18-9) 4打点
【関東大会】
.313(16-5) OPS.859 pic.twitter.com/yWts5bywKh— 知三郎 (@inukaichisaburo) November 5, 2020
また関東大会1回戦の日本航空戦では二塁打を放つなど、長打力のあるところも見せています。
2020秋の時点で高校通算ホームランは2本と多くないものの、甘いところに入れば飛距離が出せる点も相手バッテリーからすると厄介で仕方ないでしょう。
身長165cm・体重62kgと大柄ではないもののセンスが際立つバッティングは必見。健大高崎でもチャンスメーカーとして、吉里竜門選手には大いに暴れまわってほしいものです！
参考：堀江晃生(健大高崎)は強打に注目｜ホームランも魅力の核弾頭
吉里竜門は俊足も健大高崎攻撃陣の武器
ミート力をいかしたバッティングに加えて、俊足も大きな武器になっている吉里竜門選手。
中学2年のときには県の陸上大会で100メートル3位の成績を残していて、世代屈指の俊足の持ち主であることは間違いありません。
2020秋の大会でも積極的に次の塁を狙う姿勢を見せ、得点につながる走塁でもチームに貢献。
盗塁も仕掛けられるため出塁するだけでも相手チームに大きなプレッシャーをかけていますし、吉里竜門選手が二番に入っていることは健大高崎にとって非常に大きいでしょうね…！
2021ドラフト期待の小澤周平選手をはじめ強打者揃いの打線において、機動力の面での働きにも期待したい選手です。
参考：小澤周平(健大高崎)はドラフト期待｜センス抜群でホームランも注目
健大高崎・吉里竜門は守備でも魅せる
攻撃面で非凡なセンスを見せる一方で、吉里竜門選手は守備でも健大高崎の中心となっている点も見逃せません。
巧みなグラブ捌きは中学時代から定評があり、全国大会や中学日本代表でも注目を集めていました。
取ってからスローイングまでの流れも非常にスムーズですし、送球も安定感がありますね…！
2020秋はショートのポジションで内野の要としても存在感を見せていますし、守備範囲の広さやフットワークにはこれからさらに磨きがかかるでしょう。
攻守でチームの中心になれるセンスを持ったプレイヤーで、観客をワクワクさせる吉里竜門選手。
これからの成長にも期待しつつ、健大高崎での飛躍を追いかけていきましょう。
