2020春から広島の名門・広陵高校に進路を決めた西凌矢(にし りょうや)選手。
攻守に抜群の野球センスを見せていて、中学時代は広島ボーイズでエースを務めてチームを全国大会出場に導いていました。
また西凌矢選手の兄は2019年に阪神タイガースからドラフト1位指名を受けた、元創志学園の西純矢投手なんですよね…!
兄弟でドラフトに期待がかかる、広陵の西凌矢選手を特集していきましょう。
参考:広陵の2020新入生は?野球センス抜群のメンバーは全国トップクラス
目次
西凌矢の中学時代は広島ボーイズで全国
右投げ右打ちの西凌矢選手は中学時代、広島ボーイズに所属していました。
投手兼内野手で活躍しており、登板がない試合では主にショートのポジションを守っていましたね。
投手ではキレのあるストレートを軸に強気のピッチングを披露し、打っては打撃センス抜群の右打者として注目を集めています。
エースで三番を務めて大黒柱で活躍し、中学3年時には3度の全国大会に出場するなど強豪・広島ボーイズでもひと際目立つ存在でした…!
西凌矢選手は高校での進路にも注目が集まっていましたが、この世代の広陵高校は本当に素晴らしい選手が揃うだけに2022年は非常に楽しみです。
西凌矢は創志学園出身の阪神・西純矢と兄弟
優れた野球センスで注目を集める西凌矢選手の兄は、2019ドラフトで阪神タイガースから1位指名を受けた創志学園出身の大エース・西純矢投手です。
西凌矢選手が中学時代に全国大会で活躍していた中、兄は甲子園で素晴らしい活躍をしていたんですね…!顔も似ているため高校野球ファンとしてはたまらないでしょう。
創志学園→阪神
西純矢の弟、西凌矢
さっそくタイムリー pic.twitter.com/sQg1eWEB1F— Y.Nagamatsu (@y_n_540) December 8, 2019
気が早いとは思いつつ西凌矢選手は2022ドラフトにも期待してしまう実力の持ち主ですし、プロの世界で兄弟対決を実現する夢があるのは応援したくなります。
西純矢投手の弟ということでも話題になるでしょうが、兄に勝るとも劣らない力を誇るだけに存分に実力を示してほしいものです!
参考:西純矢(創志学園)は中学の球速も凄い|父への想い胸にドラフトも期待
西凌矢はドラフト期待の打撃センス
広陵高校でも打力に期待の西凌矢選手は、クリーンナップを担っていくであろう打撃センスが魅力の右打者です。
優れたミート力で高い打率を残せるバッティングは見もので、バットコントロールの巧さには定評があります。
中学時代からライナー性の打球を連発していましたが、筋肉質な体格からスイングスピードの速さがあるためしっかり呼び込んで弾き返すことが出来るんですよね!
ホームランが期待できる中川将心選手らと共に、西凌矢選手は広陵高校でも打線の軸になっていけるバッターと言えるでしょう。
参考:中川将心(広陵)は俊足強打に注目|中学MVPの逸材はドラフト期待
広陵・西凌矢はホームランにも期待の長打力
また西凌矢選手のバッティングはミート力だけではなく、痛烈な打球を放つパンチ力も見逃せません。
身長180cm・体重70kgと高校入学時にはまだ細身であるものの、飛距離が出せるバッティングは素晴らしいものがあります。
広島ボーイズ、西凌矢くん。エンタイトルツーベースの場面。お兄さんは創志学園の西純矢くんです。今日はショートで出場。俊足、強肩と三拍子揃った選手です。 pic.twitter.com/6ohi6oyt73
— 🤮にゃんこ🤮 (@nyankobaseball) July 7, 2019
2020春の入学後には、1年生ながらセンターで練習試合に出場してホームランを放つなど、早々に出場機会を掴んで活躍。
高校でサイズアップしてくればホームランを量産できる力を秘めていますし、スケールの大きなプレーが高校野球ファンの目に留まるのも時間の問題でしょうね…!
西凌矢は守備力でも広陵の武器に
西凌矢選手は打撃センスで魅せる一方で、守備での才能にも注目です。
中学時代はピッチャーとショートを務め、高校では外野手で起用されるなど野球センスを感じさせますよね!
俊足・強肩を兼ね備えるなど身体能力も高いため、高校ではどのポジションで固定されるのか起用法も非常に興味深いところ。
2020夏の広島大会でもマウンドに上がっていた同世代の松林幸紀投手をはじめ、投手陣も楽しみな選手が揃いますから、強固な守備も広陵の大きな武器になりそうです。
プロの世界で兄弟対決が実現する日を楽しみにしつつ、広陵の西凌矢選手を追いかけていきましょう!
参考:松林幸紀(広陵)は投打で注目|カープジュニアの主将は名門の主力へ