和歌山の名門・智弁和歌山で1年の2019秋から試合に出場し、今後の活躍に期待がかかる大仲勝海(おおなか かつみ)選手。
中学時代は和歌山ボーイズで主将を務めており、当時から野球センスとリーダーシップで注目されていた内野手です。
複数のポジションを守れるポテンシャルに加えて、チームを盛り上げられる貴重な存在としても楽しみですね…!
これからチームの中心選手になるであろう、智弁和歌山の大仲勝海選手を特集していきましょう。
参考:智弁和歌山の2020新入生は?メンバーは攻守に充実で期待大!
目次
大仲勝海の中学時代は和歌山ボーイズで主将
大仲勝海選手は中学時代、和歌山ボーイズに所属して攻守にわたり活躍していました。
野球センスとリーダーシップは当時から光るものがあり、和歌山ボーイズの主将を任されてチームを牽引していましたね!
大仲勝海選手自身も、中学3年時にキャプテンになってから野球に取り組む姿勢がガラリと変わったと語っていました。
時には嫌われ役に徹して厳しい声をチームメイトにかけ、勝つために熱く真剣に野球に取り組んできたとのこと。
智弁和歌山でもチームを奮い立たせる大仲勝海選手のリーダーシップは見ものですね!
智弁和歌山・大仲勝海は守備センス抜群
高い野球センスを誇る大仲勝海選手ですが、まずはその守備力に注目です。
内野・外野問わず複数のポジションをこなせる器用さがあり、ユーティリティープレイヤーとして智弁和歌山でも重宝する存在でしょう。
いずれもソツなくこなせるのはもちろん、任されたポジションでの役割をしっかり把握しているところが大仲勝海選手の意識の高さを感じさせます。
一歩目の速さ・捕球姿勢・スローイングなど、1つ1つのプレーをきっちりこなしている印象がありますね!
緊急出場にもかかわらず、チームに流れを引き込んだ男!
常に全力で、常に大声で!
大仲 勝海(1年)野球の神様はきっと彼の姿をいつも見ている!
10/26 佐藤薬品スタジアム pic.twitter.com/WGMhvzLwKm— hisa (@simi54612340) October 27, 2019
2019春の高校入学時には、ミスをすると先輩たちから厳しい声を浴びたといいます。
1学年上にも細川凌平選手らドラフト注目の逸材がいることも、大仲勝海選手の成長に繋がっているでしょうね…!
参考:細川凌平(智弁和歌山)はドラフト上位|中学でも日本代表の俊足強打
大仲勝海はバッティングも智弁和歌山の武器
守備力の高さが際立つ大仲勝海選手ですが、バッティングでの貢献も見逃せません。
身長168cm・体重73kgの体格は下半身もがっしりしており、優れたミート力で高い打率を残せる左打者なんですよね!
重心の低い構えから、コンパクトにボールを捕らえて強い打球を弾き返しているところも素晴らしいです。
大仲勝海選手はミート力に加えてスイングスピードの速さもあり、状況に応じてきっちり仕事ができる印象。
同世代には宮坂厚希選手をはじめ巧打者が並びますが、器用な左打者の存在は智弁和歌山打線に厚みをもたらしてくれるでしょう。
参考:宮坂厚希(智弁和歌山)の俊足に注目|中学は南紀ボーイズで選抜の逸材
大仲勝海は智弁和歌山の精神的支柱になる
大仲勝海選手はプレーはもちろん、チームを盛り上げていく姿勢も素晴らしいものがあります。
グラウンドでは大仲勝海選手がどこにいるのかすぐに分かるほど、大きな声を張り上げてチームを鼓舞しているところが最高です…!
流れを持ってくる上でも大きな意味をもちますし、間違いなくこれからの智弁和歌山を精神的にも引っ張っていく存在となるでしょう。
レフトからもファーストからもベンチからも どこからでも 存在感のある大きな声が聞こえてくるヨ ! 大仲君の声良き 😊✨ 声はチームの士気があがるね 〜 👏🏻💞#智辯和歌山 #智辯さん pic.twitter.com/Pzi3qjiVfS
— ❥ ©︎ (@cbn_w) September 27, 2019
勝利のために泥臭く全力で野球に取り組む、大仲勝海選手の姿勢を楽しみに球場へ足を運びたくなる高校野球ファンも多いのではないでしょうか…!
2020夏の甲子園交流試合では代打で出場して三振に終わったものの、悔しさも含めて今後の糧にしてくれることに期待。
1学年下には坂尻翔聖選手らハイレベルな選手も揃いますから、智弁和歌山の中心となってグイグイ引っ張っていってほしいものです!
参考:坂尻翔聖(智弁和歌山)の守備は一級品|紀州由良シニア出身の注目株