智弁和歌山で1年の2019秋からベンチ入りを果たし、レギュラーとしてのプレーにも期待がかかる宮坂厚希(みやさか あつき)選手。
持ち前の俊足に加えて選球眼も良く、2020シーズンで全国制覇を目指すチームにとって非常に重要な存在と言えます。
和歌山南紀ボーイズに所属した中学時代には県選抜にも選出された逸材なんですよね…!
ポテンシャルの高さに注目の、智弁和歌山・宮坂厚希選手を特集してみました。
参考:智弁和歌山の2020新入生は?メンバーは攻守に充実で期待大!
目次
宮坂厚希は出身の南紀ボーイズで中学和歌山県選抜
宮坂厚希選手は太地町立太地中学の出身で、中学時代には和歌山南紀ボーイズでプレーしていました。
中学2年から主力として活躍する内野手で、ボーイズリーグでは投手としてマウンドに上がることもありましたね。
高い打撃センスが評価され、関西オールスター大会の和歌山県選抜にも選出されていました…!
いや宮坂くんのおばあちゃんかわいすぎる☺️☺️☺️#智弁和歌山 pic.twitter.com/0nuJ4wNHZ7
— じゅん (@fu_5515) July 31, 2021
和歌山南紀ボーイズでは智弁和歌山でも先輩にあたる矢田真那斗投手が1学年上で所属しており、和歌山県中学硬式野球選手権で優勝の成績も収めています。
宮坂厚希選手はジャイアンツカップの代表決定戦でも二塁打を放つなど、主軸で長打も多数記録していますし、当時からバッティングの良さは光るものがありましたね!
参考:矢田真那斗(智弁和歌山)はキレが凄い|中学で県選抜左腕の投球術に注目
智弁和歌山・宮坂厚希の打撃センスに期待
宮坂厚希選手の魅力としてまず触れたいのが打撃センスで、左の巧打者だけにこれから智弁和歌山でも上位の打順を任される可能性が高いと思います。
身長178cm・体重74kgとバランスのとれた体格はこれからまだ大きくなるでしょうし、打席ではミート力の高さが光ります。
2019秋には練習試合も含めて2割7分9厘と打率は3割を切ったものの、ポテンシャルが高い選手だけに甲子園でブレイクしても不思議ではありません。
実際に2020夏の和歌山大会でも、三番・センターで出場してヒットを量産する活躍を見せています…!
智弁和歌山 宮坂選手
2死満塁からセンター前へ同点の2点タイムリー
2-2
彼も徳丸君とともに昨年からレギュラーで出てるだけあって、やはりいい打者です⚾️ pic.twitter.com/fiEBN2Uuyx— しん (@syoutaimu0611) May 29, 2021
また、宮坂厚希選手の強みは選球眼の良さにもあり、四死球が多く出塁率の高さも見逃せませんね!
同世代の高嶋奨哉選手らと共に、智弁和歌山打線をぜひ盛り上げてほしい存在です。
参考:高嶋奨哉(智弁和歌山)の強打に注目|阪神ジュニアでは徳丸と同期
宮坂厚希の俊足は智弁和歌山の大きな武器になる
積極的な盗塁に期待
宮坂厚希選手は打撃センスに注目が集まる一方で、持ち前の俊足もチームトップクラスのスピードを誇ります。
50メートル6秒0と全国的に見ても脚力は申し分なく、出塁した際に積極的に仕掛ける盗塁は見ものです。
憧れの選手として智弁和歌山出身の日本ハム・西川遥輝選手を挙げていますが、プレースタイルは類似していますからね…!
2020春のセンバツ甲子園では二番の打順を任されるのではと見られていますし、ぜひともブレイクしてほしいものです。
外野手としても急成長
智弁和歌山では2019秋まで三塁手のポジションに入ることが多かった宮坂厚希選手は、コンバートされた外野の守備でも急成長を遂げています。
以前までセンターを守っていたドラフト注目の細川凌平主将がショートへ移ったことにより、内心「大丈夫か?」とは思ったものの、要らぬ心配だったかもしれません…!
俊足を活かした守備範囲の広さは見ものですし、元々身体能力が高い選手だけに伸びしろへの期待感が凄いんですよね!
センターの守備にも適応する能力の高さも見せていますから、外野手としても一皮むけてほしいところ。
俊足巧打の外野手として、攻守で前チームで細川凌平主将が担っていたような役割ができれば、智弁和歌山は自ずと全国制覇にも近付くのではないかと思います。
期待の新星・宮坂厚希選手の成長と活躍に期待して、追い掛けていきましょう!
参考:細川凌平(智弁和歌山)はドラフト上位|中学でも日本代表の俊足強打