福井工大福井で1年の2018秋からベンチ入りしている垣外中健心(読み方は「かいとなか けんしん」)投手。
球速140キロを超えるストレートを武器にする本格派で、高い制球力も魅力的なサウスポーです。
2019夏には先発だけでなくリリーフでも好投し、チームの福井大会ベスト4にも大きく貢献していましたね!
ポテンシャルの高さにも注目の集まるドラフト注目左腕の、福井工大福井・垣外中健心投手を特集していきましょう。
参考:福井工大福井の2020新入生は?メンバー充実で優勝争いに注目!
目次
福井工大福井・垣外中健心はドラフト期待の左腕
2020ドラフトでも指名が期待される垣外中健心投手ですが、まず注目を集めているのは球威のあるストレートです。
2年の2019夏に130キロ中盤だった球速は、2020シーズンに入り最速145キロをマークする急成長を見せているんですよね!
真上から投げ下ろすようなフォームで縦回転のためノビもあり、打者の手元でグッと差し込んでくる印象です。
工大福井
010 000 = 1
020 060 = 8
上田西工) H:4 E:1
投:高木,垣外中 - 捕:大上
上) H:12 E:0
投:阿部 - 捕:宮坂リリーフした工大福井のエース垣外中くん pic.twitter.com/p9WoVWdewM
— Satoshi Skicaptain (@SSkicaptain) October 14, 2018
変化球も特にスライダーのキレが抜群で、奪三振の多さも魅力的な投手。
身長175cm・体重75kgと均整のとれた体格もまだ厚みが増しそうですし、下半身もしっかりしているため更なる球速アップにも注目ですね!
ドラフト期待の垣外中健心は制球力も魅力
ストレートの球速だけなく、垣外中健心投手は高い制球力も随所に見せています。
低めにもノビのあるボールを集められる投手で、要所を抑えるピッチングで早い時期から投手陣の一角で活躍していました。
2018秋の福井大会準決勝・若狭戦では、7回無失点の好投で北信越大会出場に貢献。
2019夏の福井大会準々決勝・北陸線でも5回7奪三振の好投を見せ、チームのベスト4入りに大きく貢献しました…!
工大福井
垣外中くん素晴らしい pic.twitter.com/ODGF3GTF9y— ゆうくん@県営の妖精 (@fukada_yu2) October 14, 2018
変化球でもストライクを取ることができ、カウントを整える能力も優れている垣外中健心投手。
2019ドラフトでは丹生の玉村昇悟投手が話題になっていましたが、2020秋には垣外中健心投手が福井の高校野球ファンを沸かせてくれるかもしれません…!
福井工大福井・垣外中健心は伸びしろも楽しみ
ストレートの球速や制球力の高さに注目が集まる一方で、将来性も高く評価されている垣外中健心投手。
投球フォームのバランスの良さも素晴らしく、下半身の力をしっかりボールに伝えられているため、この先で球速が伸びてくることも確実と見られています。
それこそ球速が150キロの大台に近づいてくると、高校生左腕としてプロのスカウトも放っておけないですよね…!
2019夏には惜しくも甲子園出場はならなかったものの、2019春には2年生ながらエースナンバーを背負っていた逸材。
福井工大福井の2020新入生には注目の向嶋大輔選手らも加入していますが、垣外中健心投手は下級生にとっても刺激を与えてくれる投手と言えるでしょう。
参考:向嶋大輔(福井工大福井)の強打に注目|球速も凄い中学日本代表の逸材
垣外中健心は福井工大福井からドラフトなるか
最速145キロのストレートを武器に、2020ドラフトでも指名に期待が膨らむ垣外中健心投手。
どっしりとした下半身の力が「しっかりとボールに伝わっているな」というボールを投げ込みますから、この先で身体の厚みが増すとより楽しみなサウスポーになってきますね!
ストライクゾーンの高低を使える投手だけに、変化球の精度が磨かれることにも期待です。
福井では敦賀気比の笠島尚樹投手もドラフト候補として期待されていますから、2020夏の激突もぜひ観てみたいところ。
福井工大福井の飛躍にも注目しつつ、ドラフト注目左腕・垣外中健心投手の活躍を引き続き追いかけていきます!
参考:敦賀気比・笠島尚樹は球速より速い|ドラフト候補は変化球のキレも注目