岩手の水沢高校で注目を集める本格派右腕の伊藤裕平(いとう ゆうへい)投手。
2020夏の大会で最速140キロ超のストレートを投げ込み、注目度が急上昇しています。
中学時代には水沢中学のエースとして全国大会ベスト8の成績を残した上に、県選抜にも選出されていた期待の好投手ですね!
2021ドラフト候補としても楽しみな、水沢高校の伊藤裕平投手を特集していきましょう。
参考:2021ドラフト候補の高校生投手【最新】黄金世代の目玉は誰だ
目次
伊藤裕平は水沢中学で県選抜も経験の好投手
エースで全国大会ベスト8
右投げ右打ちの伊藤裕平投手は中学時代、水沢中学のエースとして活躍していました。
2017秋の東北予選を制し、中学3年の2018春には『全日本少年春季軟式野球大会』にも出場。
惜しくも準々決勝で古賀ベースボールクラブに敗れたものの、中学時代に最速132キロをマークするなど、2勝を挙げて全国大会ベスト8進出に大きく貢献しています。
県選抜のメンバーにも選出
中学時代から県内屈指の本格派だった伊藤裕平投手は、県選抜のメンバーにも選出されています。
背番号18をつけてプレーした『楽天杯東北中学校野球選抜』では、見事に優勝を飾って岩手県選抜の2連覇に貢献。
ちなみに県選抜のチームメイトには花巻東の147キロ右腕・菱川一輝投手がいましたね!
それぞれ高校でも順調に成長を遂げており、岩手のドラフト候補同士の投げ合いにはこの先も注目が集まりそうです…!
参考:菱川一輝(花巻東)はドラフト期待|球速は中学時代から逸材ぶりを発揮
水沢高校・伊藤裕平はドラフト期待の本格派
最速140キロ超の速球
水沢高校でも本格派として注目度急上昇中の伊藤裕平投手ですが、やはり投球の軸となるストレートに注目です。
2020夏の岩手大会・一戸戦では九回に二番手で登板し、自己最速の143キロをマーク。
球威抜群のボールを次々と投げ込むピッチングを披露して、高校野球ファンを沸かせていました…!
水沢・伊藤君(2年)の143キロシーン#岩手#高校野球 pic.twitter.com/n99npxIuAN
— Cap Sound (@jun01cap) July 14, 2020
投球フォームのバランスも良く、鍛えられた下半身を見るに、伊藤裕平投手はこれからまだまだ球速が上がってくるでしょうね!
球速以上のノビも
また伊藤裕平投手のストレートは球速だけでなく、非常に質の高いボールであることも伝わってきます。
回転数の多いストレートでグイグイ差し込んでいる印象で、相手打者の体感は球速以上のスピードがありそうなピッチャー。
2020夏には高田の146キロ右腕・佐藤眞尋投手も評価を一気に上げていますが、次世代を担う存在である伊藤裕平投手のピッチングも見逃せません。
参考:佐藤眞尋(高田)はドラフト期待|球速だけじゃない右腕に大注目
ドラフト期待の水沢・伊藤裕平はマウンド度胸も抜群
伊藤裕平投手は球威のあるストレートはもちろんのこと、堂々としたマウンドさばきも魅力の1つです。
中学時代から大舞台を経験していることもあり、動じない精神的な強さもプロのスカウトから高く評価されるのではないでしょうか…!
水沢高校の2年生右腕・伊藤裕平投手が9回に登板して最速143キロをマーク。
この投手、まだ速くなりそう。来年はドラフト候補かも。
— 球音 (@kyuonbaseball) July 14, 2020
これから平均球速が140キロに乗りそうな馬力も感じさせますし、変化球の精度がさらに上がってくると2021ドラフトでも楽しみな存在になるのは間違いありません。
県内屈指の強打者で2020ドラフト候補の盛岡一・高橋怜大選手との激突には大いに注目していきたいですね!
すでに強豪の打線と五角以上に渡り合えるポテンシャルを秘めている投手だけに、水沢高校の伊藤裕平投手にはぜひ岩手屈指の本格派に成長してほしいものです!
参考:高橋怜大(盛岡一)はドラフト期待|ホームランに期待の長距離砲