茨城の霞ヶ浦で2019夏から主力で活躍し、2020夏にも投打の軸として活躍が期待されている山本雄大(やまもと ゆうだい)投手。
鋭い変化球をコーナーに投げ分けられる左腕で、直球・変化球ともにキレのあるボールに注目です。
2年の2019夏には投手兼外野手で甲子園出場にも大きく貢献し、クリーンナップの一角も務めた打撃センスの持ち主でもあるんですよね…!
投打に抜群のポテンシャルを見せている2020ドラフト候補、霞ヶ浦の山本雄大投手を特集していきましょう。
参考:霞ヶ浦の2020新入生は?投打に充実で茨城の優勝争いに大注目!
目次
霞ヶ浦・山本雄大はドラフト期待の左腕
制球力に磨き
霞ヶ浦のエース・山本雄大投手の投球の土台となっているのは、コーナーにきっちり投げ分けられる抜群の制球力です。
変化球でもしっかりとカウントを取れるコントロールはもちろん、自分から崩れることはほとんどない投手ですね。
2019秋の茨城大会では29イニングを投げ2失点、防御率0.62と抜群の安定感を見せていました…!
桐光学園の相手 茨城の霞ヶ浦のP山本は29回を投げて防御率0.62…….笑笑マジでやべえ https://t.co/NIbf08YRNF
— ざるそば (@Zarusoba0717) October 12, 2019
しかし、2019秋の関東大会では悔しい想いもしています。
2019秋の関東大会・桐光学園戦では、追い込んでから出した四球が失点につながり敗退。
コントロールの大切さを身に染みてわかっている投手だけに、勝負時のコントロールにも注目したいですね…!
変化球のキレも
また抜群のコントロールで投げ込むキレのある変化球は、山本雄大投手の大きな武器になっています。
変化球の主な球種としては
- 120キロ台のスライダー
- 110キロ台のチェンジアップ
- 100キロ台のカーブ
の3種類で、緩急も上手く使いながら打者を打ち取っていきます。
2019夏の甲子園では履正社から変化球で三振も奪っており、高橋祐二監督が「えげつなくなってきた」と太鼓判を押す成長ぶりにも注目です!
ドラフト期待の霞ヶ浦・山本雄大は球速にも注目
キレのある変化球とともに山本雄大投手の強みとして、キレのあるストレートも見逃せません。
2020夏を前に、つくば秀英との練習試合では最速139キロをマークしていて、身長183cm・体重80kgと体格的にもかなり仕上がってきました…!
またスリークウォーター気味のフォームから投げるため、特に左打者からはボールの出所が見にくいのも相手打線にとっては脅威になっていますね。
以前にも増してフォームが固まり安定感も出てきていますから、同じくドラフト期待の常総学院・一條力真投手らとの激突はぜひ観てみたいものです!
参考:一條力真(常総学院)はドラフト注目|球速と将来性に期待の長身右腕
山本雄大は霞ヶ浦の主軸を務める打力も
投手での能力が高く評価される一方で、抜群の打撃センスにも期待が高まる山本雄大投手。
霞ヶ浦を甲子園出場に導いた2019夏の茨城予選では四番も任されており、打率3割6分8厘の活躍を見せました。
4回戦の藤代戦では10回にサヨナラ打を放つなど、勝負強い打撃も光っていましたね!
リストの柔らかいバッティングで、打撃練習が少なくなっているなかでも結果を残すあたり非凡なものを感じさせます。
2019秋の関東大会・桐光学園戦ではドラフト注目の左腕・安達壮汰投手からも二塁打を放つなど、対応力を見せつけているだけに二刀流での活躍に期待していきましょう。
山本雄大は霞ヶ浦からドラフトへ
霞ヶ浦では2年から主軸で甲子園も経験し、2020夏もエースでの活躍が期待される山本雄大投手。
右打者へのクロスファイヤーはもちろん、左打者の内角にも球威のあるボールを投げ込めるあたりは魅力十分です。
霞ヶ浦の2020新入生には大型投手の渡辺夏一投手ら将来有望な投手が加入していますが、山本雄大投手の存在は下級生にとっても非常に大きいでしょう…!
投打でチームを引っ張る選手だけに、霞ヶ浦の躍進に不可欠な存在であることは言うまでもありません。
2020夏の茨城大会での活躍に期待しつつ、2020ドラフト候補としても引き続き追いかけていきたいと思います!
参考:渡辺夏一(霞ヶ浦)は球速に注目|北海道選抜も経験の本格派右腕