京都の強豪・京都外大西で1年の2018春からベンチ入りし、同年秋から四番に座っていた山下航汰(やました こうた)選手。
高校通算ホームランは30本を超える右の強打者で、2019春からは捕手のポジションでも存在感を示しています。
2019ドラフトの目玉となった星稜出身の奥川恭伸投手(現ヤクルトスワローズ)からホームランを放ったことでも話題になりましたね!
2020ドラフト候補として注目の、京都外大西・山下航汰選手を特集していきましょう。
目次
京都外大西・山下航汰はドラフト期待の強打者
高校通算ホームランは30本超え
ドラフト候補として期待がかかる京都外大西の山下航汰選手ですが、まず高く評価されているのはバッティングの良さです。
特に長打力はずば抜けており、高校通算ホームラン数は30本を超えているんですよね…!
身長180cm・体重74kgとやや線が細い印象は残るものの、思い切りの良いスイングから広角に飛距離が出せるバッティングはプロのスカウトとしても魅力でしょう。
1年冬には毎日1000スイングを自らに課し、2年になった2019春の練習試合では4戦連発ホームランを記録するなど成長が猛スピードで加速。
ドラフト候補として話題になるのも納得の強打者へと成長を遂げていますね!
星稜出身の奥川からもホームラン
パンチ力で魅せる京都外大西の山下航汰選手は、好投手からも結果を残している点も注目です。
2019春には全国屈指の好投手であった星稜高校・奥川恭伸投手からも練習試合でホームランを放っていましたね!
そのほかにも2019センバツ準優勝の習志野・山内翔太投手からもホームランを記録するなど、全国レベルの投手を相手にも十分に対応できる力を見せつけています。
山下航汰選手は「球速を利用して打つので、ストレートが速ければ速いほど飛ばせる」と話すなど、ストレートに強いのも強みの1つと言えるでしょう。
この先のトレーニングで身体がさらに大きくなり、長打力がさらに磨かれることは本当に楽しみです…!
ドラフト期待の京都外大西・山下航汰は進化に注目
走力も兼備
打力で注目を集める京都外大西の山下航汰選手は、スピードを活かした積極的な走塁も光ります。
50メートルで6秒3をマークするなど打撃以外の面でもポテンシャルを発揮しており、果敢に次の塁を狙う姿勢も見逃せません。
ホームランはもとより、二塁打など長打が多い理由も走塁への意識の高さがあるでしょうね!
主将としてチームに勢いをもたらす献身的なプレーも見ものですし、二番で起用されているあたりも近年のトレンドに乗っていて非常に期待感が高い選手です。
守備でも信頼度の高さ
山下航汰選手は攻撃面で存在感を放つ一方、遠投100メートルなど守備面での働きも魅力の1つといえるでしょう。
本格的にキャッチャーを始めて間もないながら、投球の組み立てなどリード面での成長も著しく、監督やチームメイトから信頼を寄せられているあたりも努力家である背景が見て取れます。
京都国際の強肩強打・釣寿生選手らと共に、2020ドラフトで京都を沸かせてくれる選手であることは間違いありません。
参考:釣寿生(京都国際)はドラフト注目|ホームランに期待の強肩強打
山下航汰は京都外大西からドラフトなるか
京都外大西の山下航汰選手は京都屈指の強打者だけに、2020ドラフトにも期待がかかります。
京都外大西のプロ注目山下航汰くんの勝ち越し2点タイムリー!!
スタンドが凄い盛り上がり⤴️⤴️ pic.twitter.com/NkE1TnsvBA
— k a z u m a (@kazutan__1220) September 28, 2019
中学時代に所属していた鯖江ボーイズのOBには吉田正尚選手(現オリックスバファローズ)がいますし、敦賀気比の笠島尚樹投手も当時のチームメイト。
それぞれドラフト注目選手に成長を遂げていますから、プロでの再会にも期待したいですね…!
2020ドラフトでの指名を楽しみにしつつ、京都外大西・山下航汰選手の今後の更なる成長を追いかけていきたいと思います。
参考:敦賀気比・笠島尚樹は球速より速い|ドラフト候補は変化球のキレも注目