2021ドラフト野手

松本龍哉(盛岡大付)はドラフト注目|中学日本代表はホームランに期待

中学通算30本のホームランを放ち、2019春に岩手の強豪・盛岡大付属高校に入学した強打の松本龍哉(まつもと たつや)内野手が早くも注目を集めています。

入学早々にベンチ入りを果たし、2019春の東北大会でも自慢のバッティングセンスを見せつけるなど、中学時代に日本代表として世界大会を経験した強打者は世代トップクラスといっても過言ではないでしょう。

抜群のミート力にくわえ長打力も併せ持つ左打者はソフトボール出身。小学時代には70本のホームランを放つなど地区でも有名なバッターでした。

2021年にはドラフト候補としても名前が挙がるであろう、松本龍哉選手について特集してみました。

参考:盛岡大付の2020新入生は?メンバーは猛打に期待の打者がズラリ!

目次

松本龍哉は郡山ボーイズで中学日本代表の注目選手

小学ではソフトボールでホームラン量産

松本龍哉(たつや)内野手が本格的に野球を始めたのは中学1年生からで、小学時代には1年生から大東ソフトボールスポーツ少年団でプレーしていました。

小学6年で放ったホームランは70本に上るなど、当時から長打力は折り紙つき。

仮にチーム力に大きな差があったとしても、これほどホームランが量産できる選手はそうそういないですよね!

もちろん地区では注目選手として名が知れていたわけですが、視察に来られると更に燃える性格だったんだとか。

高校でも即結果を残している背景にある、精神力の強さも見逃せません。

むしろ「誰よりも遠くに飛ばしてやろう」と考えていたようで、長打力はもとより性格からも大物ぶりが伺えます。

郡山ボーイズでは日本代表で打率5割

そんなソフトボール出身の松本龍哉選手は大東中学に進学し、中学1年から郡山ボーイズで野球を始めます。

打撃センスは小学時代にソフトボールで培われたとはいえ、中学3年でボーイズ日本代表に選出された成長スピードは見事としか言いようがありません。

全国のボーイズリーグ登録選手が約18,000人と、わずか18人の枠は倍率で言うと1,000倍になりますからね…!

日本代表は郡山ボーイズ初の選出ということでしたが、進路を決める際には健大高崎や慶應をはじめ県外の強豪校からも多数スカウトがあったとのこと。

またシドニーで行われた「2018世界少年野球大会」では決勝で韓国に4対8で敗れ、惜しくも優勝を逃したものの、5割の打率を残すなどチームの準優勝に大きく貢献していますね。

決勝で三塁打・準決勝で二塁打を記録するなど、世界の舞台でも自らのストロングポイントである長打力を遺憾なく発揮しているあたり本当に素晴らしい選手です。

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盛岡大付・松本龍哉は中学でも長打力が異次元だった

ボーイズ日本代表のほか東日本報知オールスターにも東北選抜として出場した松本龍哉選手ですが、小学時代にソフトボールで70本塁打を放った強打者は中学でも次元が違う存在でした。

40試合で27本のホームラン

フルスイングを信条とし長打力が魅力の松本龍哉選手は、中学3年生時にはとんでもない記録を残しています。

40試合で放ったホームランは27本。中学日本代表に選出される逸材とはいえ、これだけインパクトのある成績も珍しいのではないでしょうか…!

握力も60あったとのことですが、地元紙でも驚異のホームラン数が「規格外」と称されて大々的に紙面を飾っていました。

身長175cm体重80kgのどっしりとした体格から生まれる力強いスイングは、強力打線を作り上げてくる盛岡大付でさらに強化されるでしょうし、類まれな長打力がどこまで成長を遂げるかが楽しみで仕方ありません。

近畿地区では智弁学園・前川右京外野手が長距離砲として話題になっていますから、甲子園の舞台で競演が観たいですね…!

打率7割のバッティングセンスも

また長打力に加えて、高い打率も残すあたりが松本龍哉選手の強さです。

これだけホームランを放つ長距離ヒッターであればアベレージは多少低くても問題ないのでしょうが…。まさに死角なしの強打者といえます。

高校入学後も相手投手のストレートの伸び・変化球のキレなどが全然違うと話している一方で、打席ではしっかりと結果を残していますしね。


ミート力も併せ持つ左の強打者は、これからますます相手バッテリーの脅威として認知されていくでしょう。

同じ東北地区には選抜でチームメイトだった好打者・渡邉旭選手(仙台育英)もいますし、それぞれ強豪校のため対戦が実現するのも非常に楽しみです。

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盛岡大付・松本龍哉の高校通算ホームランは?

盛岡大付でも順調に成長を続ける松本龍哉選手ですが、自慢の強打で高校通算ホームランがどこまで伸びるのかも楽しみです。

1年の2019シーズンには通算13本のホームランを放ち、2年になった2020春からも10本超のホームランを記録するなど量産体制に。

2020夏の岩手大会準々決勝・盛岡一との試合では、ライトスタンド場外にホームランを叩き込みました…!

高校通算ホームラン30本間近で、世代トップクラスのスラッガーといっても過言ではないでしょう。

同世代では明桜・風間球打投手が2020夏に150キロをマークして話題になっていますが、松本龍哉選手も2021年にはドラフト候補として騒がれることは間違いありません。

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盛岡大付・松本龍哉はドラフト期待のスラッガー

2021ドラフトにも期待の声

盛岡大付に入学した松本龍哉選手は、これだけのポテンシャルを持つ選手だけあって2021年のドラフトに期待する声も聞こえています。

抜群の打力を誇る左打者だけに、プロ入りに期待してしまう高校野球ファンの気持ちもわかりますね…!

盛岡大付属でも主力として期待の強打者だけに、左打席に立つ松本龍哉選手をスカウトもチェックせざるを得ないでしょう。

野球への姿勢もピカ一

また松本龍哉選手の成長を確信する一番の要因は、野球と向き合う姿勢が素晴らしいことです。

出身の郡山ボーイズでも真剣に練習に取り組む姿は高く評価されていましたし、チームメイトも「10本やれと言われたところを11本やる」と自分に厳しい松本龍哉選手から刺激を受けていると語っていました。

中学時代の栄光で天狗になって高校では成長できず…といった選手も実際には珍しくないですし、若くしてチヤホヤされて自分を見失うのはある意味では必然なのかもしれません。

ただ、そこで勘違いしない精神力も選手として大切な資質の1つですから、今の姿勢を忘れなければドラフト候補として全国的に有名な選手になるのも時間の問題でしょう。

1学年下には強打の中沢舟汰選手もいますし、盛岡大付打線の中心として松本龍哉選手が全国を沸かせる日を楽しみにしています!

参考:中沢舟汰(盛岡大付)はホームランに注目|高崎ボーイズ出身の長距離砲

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