中学屈指の強豪・京葉ボーイズの主力で、2020春からは国学院久我山へ進路を決めた齋藤誠賢(読み方は「さいとう せいけん」)選手。
巧みなバットコントロールを武器に抜群の打撃センスを見せる左打者で、攻守にスピード感のあるプレーは必見です。
中学時代にはリードオフマンとして全国制覇に貢献しており、高校でも甲子園を沸かせるだけのポテンシャルは十分に秘めた選手なんですよね…!
国学院久我山でも主力としての成長に期待がかかる、齋藤誠賢選手を特集していきましょう。
目次
齋藤誠賢の中学時代は京葉ボーイズで東日本選抜
右投げ左打ちの齋藤誠賢選手は中学時代、京葉ボーイズに所属していました。
全国屈指の強豪で不動のリードオフマンとして活躍し、中学3年時には2度の全国優勝を含む4冠の偉業を達成。
齋藤誠賢選手は主に一番・レフトで打線を牽引していたわけですが、鶴岡一人大会では東日本選抜のメンバーにも選出されています。
攻守にセンスが光る外野手として、大阪桐蔭に進路を決めた海老根優大選手らと共に進路が話題の一人でしたね!
2019世代の京葉ボーイズは本当にレベルが高いチームでしたが、そのなかでも間違いなく齋藤誠賢選手のセンスは本物でした…!
参考:海老根優大(大阪桐蔭)は中学日本代表|ホームランに期待の怪物野手
国学院久我山・齋藤誠賢は打撃センスに注目
巧みなバットコントロール
国学院久我山でもレギュラー奪取が楽しみな齋藤誠賢選手ですが、左打席で魅せるバッティングは見事の一言です。
巧みなバットコントロールで左右にヒットを量産できる打者で、コースに逆らわずに弾き返す打撃センスは高校でも即戦力といって良いでしょう。
惚れ惚れするような綺麗な打球を飛ばす巧打者なんですよね…!
京葉ボーイズ、齋藤誠賢くん。
倉敷中央ボーイズ戦での打撃。
トップバッターとして打撃センスがかなり光っていました! pic.twitter.com/jtohijxgd5— 🤮にゃんこ🤮 (@nyankobaseball) August 8, 2019
身長173cm・体重61kgと高校入学時点ではやや線が細いものの、速球に振り負けることはほとんどありません。
国学院久我山でこれからパワーが付いてくると、更に手が付けられなくなる予感がします…!
変化球への対応力も
バットコントロールの巧さが光る齋藤誠賢選手は、ストレートだけでなく変化球への対応力も見逃せません。
初見のボールでもヒットゾーンに運べる左打者だけに、相手バッテリーとしては非常に厄介なバッターといえます。
緩い変化球にも突っ込まず柔軟に拾えるあたり、甲子園に出場すれば一気に全国区の選手として名前が知れ渡るでしょうね…!
京葉ボーイズ時代に三番を打っていた専大松戸・黒須堅心選手と共に、高校野球ファンが忘れられない選手になっても不思議ではありません。
参考:黒須堅心(専大松戸)はセンス抜群|京葉ボーイズの逸材は攻守で魅せる
国学院久我山・齋藤誠賢は俊足にも注目
類まれな打撃センスで魅せる一方で、齋藤誠賢選手は俊足ぶりも見ものです。
中学時代にも盗塁成功率が高く、且つベースランニングの上手さもありますから、チャンスメーカーとしてこれほど頼りになる打者はなかなかいないのではないでしょうか…!
2020ドラフト注目の智弁和歌山・細川凌平選手のように、バットとスピードの両方で能力の高さを見せつけてくれることには大いに期待しています。
持ち前の俊足を活かした守備範囲の広さはもちろん、外野手としてのディフェンス面は高校でさらに磨かれるでしょうし、高校でもガンガン暴れまわってほしいですね!
2019夏の甲子園でも話題になったチャンテ『一本』を響かせてくれるだろう国学院久我山のキーマンとして注目しつつ、齋藤誠賢選手の成長を応援していきたいと思います。
参考:国学院久我山の魔曲「一本」が最高すぎて耳から離れない問題について