2019北海道大会

2019春季全道大会の注目選手を紹介④|旭大高と駒苫は優勝もある

2019春の高校野球北海道大会、出場の注目選手を4回にわたりまとめてきましたが、今回の記事がラストになります。

甲子園をかけた夏の戦いでも南北海道・北北海道ともにリードしていくチームだと思いますので、ぜひ参考にしていただけたら!

最後の山は、今回の全道大会で最も激戦区と言われる強豪揃いのブロックになります。

参考:2019春季全道大会の注目選手を紹介③|浅野駿吾を擁する遠軽も強い

 

旭川大VS札幌新川

2018から中軸の持丸泰輝・菅原礼央は必見

2019夏の北北海道大会ではすでに優勝候補としても名前が挙がっている旭川大学高校。強豪として有名なチームですが2019年は特に総合力が高く、激戦区の右ブロックを勝ち上がる実力は十分に持っており全道大会を制しても何ら不思議ではありません。

ポテンシャルの高い選手が揃うメンバーの中で、まず攻守の要となるのは四番・キャッチャーとして活躍する大黒柱・持丸泰輝主将。前チームから主砲を務める左の強打者で、2018夏の北北海道大会では2本のホームランを放つなど6割1分5厘の打率を残しました。


鋭いスイングで逆方向にも強い打球が打てるバッターで旭川予選でもホームランを記録していますし、打席での存在感は群を抜いていますね。

加えて守備でも強肩ぶりを発揮しており、二塁送球タイムは1.9秒をマーク。盗塁阻止率が非常に高いキャッチャーとしても相手チームの脅威になる存在です。

その持丸泰輝捕手と並んで前チームから三番を任されていたのが菅原礼央遊撃手。元々シャープなバッティングが魅力の好打者でしたが、一冬越えて明らかにスイングの力強さが増しました。

冬場は徹底して体幹トレーニングをおこなってきたとのことで、この左右の三・四番を乗せると手が付けられませんね。

加えて菅原礼央選手はショートでの守備にも注目で、守備範囲がかなり広い上に三遊間からの一塁送球も非常に力強いボールを投げます。抜群のセンスを見せる守備は安定感がありますし、北北海道ナンバーワンショートと言っても過言ではないでしょう。

また、最速142キロを誇るエース右腕の能登嵩都投手に背番号3の加藤新大投手と、投手陣も充実しているほか、50メートル6秒1の俊足を誇るなど抜群の身体能力を持つ脇田悠牙中堅手リードオフマン・佐藤一伎三塁手らも注目の選手です。

攻守ともにハイレベルなチームがどんな戦いを見せるのかが非常に楽しみですね…!

札幌新川の左右二枚看板

札幌支部予選で2019春のセンバツに出場した札幌第一を下した札幌新川は、左右の二枚看板に注目です。

まずチームを引っ張るのがエース右腕の太刀川将一投手。新チームになってからも公式戦ではほとんどの試合で先発マウンドに上がっています。

最速141キロのストレートが武器の本格派で、どの試合も粘り強く投げている印象。2018秋の全道大会では本調子とはいえないなか旭川明成戦で4失点しつつも、辛抱するピッチングで勝利を呼び込みました。

また2019春には打順を下げていますが昨秋には三番で活躍した選手ですから、バッティングの方でもチームに貢献できるプレイヤーですね。

この太刀川将一投手と並んでマウンドを任されているのが2年生左腕・秋山向太投手。札幌第一と対戦した代表決定戦では被安打1で完封を見せるなど、成長著しいピッチャーです。

2018秋の全道大会で先発した駒大苫小牧戦での負けが冬を越すための原動力になったそうで、打たせて取る投球術により磨きがかかったように感じます。


ストレートの球速は120キロ台と直球で押すタイプではなく、緩急をつけた丁寧な投球が信条。スライダー・カーブに加えチェンジアップの制球も良く、予選の投球では、冬場のトレーニングで鍛えた下半身の強化がピッチングに活きているように見えました。

対戦相手としてはタイプの違う左右の好投手が揃っているのは非常に厄介でしょう。

また、打線で注目なのは四番・蟹江啓太一塁手です。札幌北シニア時代から四番として活躍する強打者で、広角に打ち分けることができる技術もある左打者。

先頭打者の渡邉拓斗遊撃手も俊足巧打の素晴らしい選手ですし、好投手を擁するだけに、どこまで援護できるかにも注目ですね!

参考:2019春季全道大会の注目選手を紹介②|釧路湖陵と士別翔雲は好打者揃い

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駒大苫小牧VS小樽双葉

強肩強打の竹中研人と先頭・辻本直樹に期待

苫小牧中央の注目左腕・根本悠楓投手を下して勝ち進んだ駒大苫小牧は全道大会でも注目で、旭川大高と並んでレベルの高い戦いを見せてくれそうです。

最速144キロを誇るエース右腕・北嶋洸太投手に注目が集まっていますが、野手も見ごたえのある選手が揃っていますね。

四番に座る竹中研人捕手は予選でも一発を放つなど長打力に期待できる強打者で、主砲としての存在感は十分。2018秋にもホームランを記録していますし、相手投手としては警戒が必要なバッターでしょう。

本格的に捕手を務めるようになったのは2018秋からとのことですが、冷静なリードに二塁送球で見せる強肩と、守備の方でも楽しみな選手です。

三番に座る各務泰生外野手もミートが上手な左打者で、大事な場面で仕事をする強靭な精神力も持ち合わせているバッターのため、チャンスで主軸に回すことができれば駒大苫小牧は優位に試合を進められるでしょう。


そのため個人的にはリードオフマン・辻本直樹遊撃手に期待しています。

室蘭支部予選では4割を超える打率をマークしましたが、この結果にも特に驚かない好打者なんですよね。

前チームからスタメンに名を連ねていましたし、俊足巧打の先頭打者が実力通りの結果を残せるかどうかはチームに大きく影響してくると思います。

また今大会は背番号18での登録ではあるものの、大沼恒介内野手も守備が上手な選手。打撃はもちろんのこと、豊富な投手陣を支える守備力にも注目していきましょう。

参考:駒大苫小牧・北嶋洸太の奪三振に注目|佐々木監督が全幅の信頼を置く理由

好打者・須田隆心と本格派・岩本想羅に注目

小樽の強豪・北照と代表決定戦で激突し、14対9で下して全道大会出場を決めた双葉。チーム打率は出場校中唯一の4割超えを記録しており、強力打線に注目です。

中でも注目なのは須田隆心中堅手で、支部予選での打率は6割を超えましたが、北照戦ではスリーベースを含む3本の長打を放つなどロングも期待できる右の強打者ですね。

うち1本は延長11回のツーベースと、この回に5得点を叩き出した原動力となりました。3時間を超える熱戦を制しての全道大会には大いに球場も沸いていました…!


守る方では投手陣も力があるピッチャーが揃っており、エース右腕・岩本想羅投手は最速143キロを誇る本格派です。やや粗削りな印象を受けますが、制球がしっかり定まってくると面白い存在になるでしょう。

加えて、左腕の山崎俊哉投手も球威があるピッチャーで、遠投100メートルを超える地肩の強さを感じさせます。キレのあるボールを投げられるため、岩本想羅投手同様、しっかりとコントロールできるかが焦点になってきそうです。

左右の本格派に成田直弥投手も加えた三枚看板で臨む全道大会で、どのような戦いを見せてくれるかが非常に楽しみですね!

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予想と雑感

札幌第一と札幌大谷の対戦が一回戦屈指の好カードと見られていますが、旭川大高と札幌新川の対戦もかなりレベルの高い試合が期待できそうです。

実際のところ、旭川大高と駒大苫小牧は優勝候補としても名前が挙がっていますし、その予想は決して大げさではないとも感じます。

それぞれ総合力では頭一つ抜けている印象を受けるため、準々決勝は旭川大高と駒大苫小牧の対戦が濃厚ではないかと思いますが、北照を下して勢いに乗る双葉の存在も見逃せませんね。

特に好投手が揃うブロックのため、各校がどう攻略していくのかも見どころの1つでしょう。

この山を勝ち上がったチームがそのまま優勝を掴む可能性も十分にあるため、熱戦に期待して球場に足を運びたいと思います。

参考:2019春季全道大会の注目選手を紹介①|開幕戦は強力打線VS好左腕

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