中学の強豪・上一色中学でエースとして活躍し、2020春からの進路を仙台育英に決めた鈴木晶太(すずき しょうた)投手。
抜群のキレを見せる変化球が魅力の右腕で、コースを突ける制球力も含め完成度の高さが際立ちます。
上一色中学では早くから主力選手として活躍し、全国大会ベスト4にも貢献していますね!
仙台育英でもエース格への成長に期待がかかる鈴木晶太投手を特集していきましょう。
参考:仙台育英の2020新入生は?メンバーは攻守に充実で将来性抜群
目次
鈴木晶太は出身の上一色中学で全国ベスト4
右投げ右打ちの鈴木晶太投手は、軟式野球の強豪・上一色中学に所属していました。
中学1年時から登板を果たしており、2017秋に行われた東京中学生野球選手権(1年生大会)では好投を見せて、上一色中学の大会連覇に貢献。
2年時からは主戦投手として多くの試合に登板し、上一色中学の全国ベスト4にも貢献しました。
中学3年にもエースとして関東大会出場を果たしていますし、進路が注目されていたのも納得の好右腕なんですよね…!
同じく中学時代には軟式でプレーした143キロ左腕・古川翼投手らとは、高校でハイレベルな投手陣を形成してくれそうです!
参考:古川翼(仙台育英)は球速に注目|秀光中学の左腕は世代トップクラス
仙台育英・鈴木晶太は変化球のキレが凄い
仙台育英でも成長に期待がかかる鈴木晶太投手は、まず鋭く曲がる変化球に注目です。
2019夏に行われたリポビタントーナメント東京大会決勝では、その変化球を武器に三振を量産し、チームの優勝に貢献しました。
ストレートと同じ軌道で最後に鋭く変化するボールを投げれる投手は、中学生ではなかなかいませんよね…!
2019.9.8
駒沢ジュニアベースボール大会
少年王座決定戦
上一色中
鈴木投手
この間はこの投手を注目にあげてませんでしたがもちろん注目しております。
相変わらずよく曲がります。
どちらの高校かわかりませんが高校での更なる飛躍に期待です。 pic.twitter.com/s8SCDQRuJj— ひろぽん (@hmts1970) September 14, 2019
また躍動感のあるフォームからしっかり腕を振れる投手のため、相手打者は腰が砕けたようなスイングになる場面も多く見られます。
中学時代は主にスライダーが軸になっていますが、高校でさらに球種が増えてくると本当に楽しみですね…!
笹倉世凪投手をはじめ球速140キロを超える本格派が多い仙台育英でも、十分に主役になれる実力を秘めた投手だと思います。
参考:笹倉世凪(仙台育英)はドラフト期待|球速だけじゃない怪物の進化
仙台育英・鈴木晶太は高校での球速UPに期待
また鈴木晶太投手は切れ味鋭い変化球だけでなく、質の高いストレートにも注目です。
中学最後の大会となった駒沢ジュニアベースボール大会では決勝戦で登板し、見事な完封でチームの優勝の貢献。
決勝では球速130キロをマークし、それまで120キロ台後半だった自己最速を更新しました。
もともとキレのあるストレートを投げている投手だけに、ここからさらに球速が上がってくると手がつけられない投手になりそうですね…!
体格的にはやや細身な印象もあり、身体ができてくれば球速がさらに伸びることは間違いないでしょう。
鈴木晶太投手はピッチングの上手さは持ち合わせていますから、力強さも加われば高校でも全国区の投手になるのではないかと見ています。
鈴木晶太は仙台育英の投手陣の柱になってほしい
上一色中学のエースとして2年時には全国ベスト4を経験し、中学軟式屈指の好投手として注目を集めている鈴木晶太投手。
変化球のキレをはじめ、安定感が非常に優れたピッチングは監督としても起用しやすい投手と言えるでしょう。
仙台育英は複数投手の継投で勝ち上がることが多く、必然的に良い投手が複数必要になりますから、鈴木晶太投手は仙台育英において確実に必要な戦力になるでしょうね!
大舞台での経験も豊富な投手だけに、高校のマウンドでいかにして存在感を示すかはぜひ注目したいところ。
同世代の福田虎太郎投手もキレのあるボールに注目の右腕ですから、切磋琢磨して高校の頂点を目指してほしいものです!
参考:福田虎太郎(仙台育英)は注目右腕|楽天ジュニア出身で東北選抜も