広島新庄で1年の2019秋から快投を見せている、秋山恭平(あきやま きょうへい)投手が注目を浴びています。
球速以上の速さを感じさせるストレートと鋭い変化球を武器に、高い奪三振率を誇るサウスポーなんですよね…!
中学時代にはU15日本代表に選出され、世界の大舞台も経験。
2021ドラフトにも期待がかかる、広島新庄の秋山恭平投手を詳しく見ていきましょう。
参考:広島新庄の2021メンバーは?注目選手は投打に全国上位レベル!
秋山恭平は筑後サザンホークスで中学日本代表
秋山恭平投手は福岡県の出身で、久留米市立明星中学に通う傍ら、野球では筑後サザンホークスに所属していました。
身長165cm・体重56kgと小柄ながら、キレのある真っ直ぐを武器に日本代表にも選出。
U15ワールドカップでは、先発した南アフリカ戦で3回を投げて10奪三振(1つは振り逃げ)の好投も見せました。
「第4回 WBSC U-15ワールドカップ」オープニングラウンド最終戦。侍ジャパンU-15代表は南アフリカと対戦し20得点と圧倒。先発・秋山恭平投手は3回10奪三振の珍しい記録を打ち立て、相手打線を完璧に抑え5回コールドで勝利しました。https://t.co/jX8Hfzwycb#侍ジャパン pic.twitter.com/gjZ9ZRDCW9
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2018年8月15日
出身の筑後サザンボーイズでは全国大会などの経験こそないものの、堂々のピッチングを披露したあたりは見事ですね!
中学時代には「大阪桐蔭と対戦する機会があれば1打席くらいは直球勝負がしたい」とも語っていました。
その大阪桐蔭に進学した日本代表のチームメイト・池田陵真選手も2019秋から頭角を現わしていますから、この豪華な対戦はぜひ実現してほしいものです。
参考:大阪桐蔭・池田陵真は右の森友哉|中学日本代表の四番は主軸に座るか
広島新庄・秋山恭平の真っ直ぐは球速以上に速い
広島新庄で活躍する秋山恭平投手ですが、特筆すべきは質の高いストレートです。
中学時代に最速133キロをマークした球速は、2019秋の時点でも130キロ台中盤ではあるものの、抜群のキレで空振りを量産しています。
昨今の高校野球では140キロを超える球速をマークする投手は珍しくないですが、ストレートのみで勝負できる投手はそうそう出てくるものではありません。
体格の面でもまだまだ伸びしろを感じますし、これから身体が出来上がって140キロを超えてくると、いよいよ手が付けられなくなりそうですね…!
2019夏の甲子園ではドラフト候補のサウスポーとして高松商・香川卓摩投手が話題になりましたが、秋山恭平投手も甲子園を沸かせるポテンシャルは十分に秘めていると言えます。
参考:香川卓摩(高松商)はドラフト注目|中学から四国屈指の左腕は抜群のキレ
広島新庄・秋山恭平は変化球にも注目
秋山恭平投手は素晴らしいストレートを投げ込む一方で、鋭い変化球も見逃せません。
球種はスライダー・カーブ・チェンジアップを操りますが、特にチェンジアップは精度も高くて素晴らしいですね…!
2019秋の中国大会・八頭戦では4安打1失点で完投。12奪三振をマークしたピッチングは見事でした。
12奪三振すごいなあ秋山くん🌟
#広島新庄 pic.twitter.com/EUZnt5ca4u— 姫 花 (@rmpge2) 2019年10月27日
ブレーキのきいたチェンジアップで緩急も上手に使える投手ですし、変化球とのコンビネーションで奪三振を量産できるピッチングはこれから全国区になっていくでしょう。
内野手にも天才的なプレーで魅せる瀬尾秀太選手ら素晴らしい選手がいますし、広島新庄は大いに注目していきたいですね。
巨人・田口麗斗投手や日本ハム・堀瑞輝投手ら、広島新庄出身のサウスポーはプロの世界でも活躍していますから、秋山恭平投手の2021ドラフトにも期待して応援していきたいと思います!
参考:瀬尾秀太(広島新庄)はドラフト期待|抜群の身体能力は攻守に光る