山梨の強豪・山梨学院で、1年の2018秋からレギュラーを獲得している渡邉嵩馬選手。
持ち前の俊足を活かした広い守備範囲をはじめ、攻守に見せるスピード感が魅力の外野手です。
全国でもトップクラスの脚力を兼ね備えた選手だけに、甲子園でも話題になる可能性は十分にありますね!
山梨学院の中心選手として期待がかかる、渡邉嵩馬選手について特集していきましょう。
渡邉嵩馬は小学時代に西武ライオンズジュニア出身
左投げ左打ちの渡邉嵩馬選手は小学時代を西桂少年野球団でプレーしており、小学6年時にはライオンズジュニアに選出されるなど、当時から野球センスが光っていました。
セレクションの参加者は500人を越えていたとのことで、18人のメンバーに選ばれたのは見事ですよね。
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8回裏 山梨学院・1番渡辺の打席。
センター前へのタイムリーで24点目。#平成最後の #センバツ #高校野球 #甲子園 pic.twitter.com/V0OZ7JSUlk— センバツLIVE! 毎日新聞×MBS (@SenbatsuLIVE) 2019年3月25日
このときのチームメイトには健大高崎の戸澤昂平選手もいましたから、現在は共にセンターを務める二人の甲子園での対決も楽しみです。
また、渡邉嵩馬選手は西桂中学に進学後、硬式野球チームの山梨ふじやまボーイズに所属。
全国大会など目立った成績こそなかったものの、山梨学院で早々にレギュラーを奪取したことを見ても順調に成長を遂げたことがわかります。
参考:戸澤昂平(健大高崎)は中学日本代表|攻守に全国区のセンス抜群打者
山梨学院・渡邉嵩馬の俊足は全国上位
山梨学院でリードオフマンとして活躍する、渡邉嵩馬選手の一番の武器は、なんといっても50メートル5秒9の俊足です。
一番打者としてチームを牽引し、2018秋の山梨大会ではチームトップの5盗塁を記録。
身長168cmとやや小柄ではあるものの、広角に打ち分けるミート力も兼ね備えており、出塁率の高さも見逃せません。
◆山梨学院・渡邉嵩馬選手(写真左)
9回1点差2死満塁のピンチで、センターへの飛球を好捕。落としていれば逆転されていた場面だったので、チームを勝利へ導いたビックプレーでした。
(2019秋季関東大会準々決勝 vs花咲徳栄) pic.twitter.com/fmdIXpEiNM
— サイモン (@no1musya) 2019年10月22日
相手チームからしても俊足の渡邉嵩馬選手は塁に出すと怖いバッターですし、警戒を強めることは間違いないでしょう。
バントなど小技も使えるバッターですし、山梨学院のキーマンとして注目していきたいですね…!
智弁和歌山・細川凌平選手らと共に、俊足で高校野球ファンを沸かせてほしいものです!
参考:細川凌平(智弁和歌山)は中学日本代表|ホームランもあるセンス抜群打者
渡邉嵩馬は守備でも山梨学院を支える
渡邉嵩馬選手の俊足は攻撃面だけでなく、守備においても山梨学院の大きな戦力となっています。
俊足を活かした守備範囲の広さはもちろん、細かくポジションを変える動きなど献身的な姿勢が随所で見える外野手なんですよね…!
山梨学院の渡邉くん
今日みたカードの中ではダントツ上手かった。
打席ごとに細かくポジショニング確認して他の外野手にも指示を出したり、定位置からフェンス際の当たりを取りにいける守備の良さ◎◎◎
本当に野球に対しての誠実さが伝わる選手でした pic.twitter.com/JZWIbS8e45— かきた@シーズンオフ (@kktsks) 2019年8月10日
試合終了の時の山梨学院センター渡邉くんのファインプレーマジでかっこよかった😍#高校野球
— 海 (@canon_boys) 2019年10月21日
その守備力の高さを示したのが、2019秋の関東大会・花咲徳栄戦でした。
1点リードの九回裏、二死満塁のピンチでライナー性の打球はセンターの前方へ。
ヒットかと思われたこの打球を渡邉嵩馬選手はダイビングキャッチで好捕し、リードを守り抜いて勝利を収めました…!
ドラフト注目の栗田勇雅捕手・小吹悠人遊撃手ら、前チームからレギュラーだった選手がセンターラインにそのまま残るのは山梨学院にとって本当に大きいですね。
渡邉嵩馬選手の攻守の活躍に期待して、これからも応援していきましょう!
参考:栗田勇雅(山梨学院)はドラフト期待|中学は東北選抜の強打の捕手