茨城の名門・浦和学院で1年秋からベンチ入りしている吉田匠吾(よしだ しょうご)選手。
小学生時代から楽天イーグルスジュニアや日本代表を経験するなど、攻守にポテンシャルの高さが際立つ逸材です。
1年の2019秋からはセカンドのレギュラーを掴んでおり、打撃でも先頭打者としてチームを牽引する活躍を見せています。
抜群の打撃センスに注目が集まる、浦和学院の吉田匠吾選手を特集していきましょう。
目次
浦和学院・吉田匠吾は小学時代に楽天ジュニア
右投げ左打ちの吉田匠吾選手は福島県いわき市の出身で、小名浜少年野球教室で野球を始めました。
小学6年時にはセレクションを見事に通過し、内野手として楽天ジュニアに選出されるなど、当時から抜群の野球センスを発揮していましたね!
背番号は13をつけて楽天ジュニアのキャプテンを務め、チームを引っ張っていくリーダーとして存在感を示していました。
気持ちが強い選手であることはプレーからも感じられますし、浦和学院でもチームの中心選手としての活躍が期待されます。
いわきボーイズ出身・吉田匠吾の中学時代が凄い
カルリプケンで日本代表
小学で楽天ジュニアの主将を務めた吉田匠吾選手は、中学進学後には硬式野球チームのいわきボーイズに入団しました。
1年時にはカル・リプケン12歳以下世界少年野球大会の日本代表として選出。背番号4をつけて主力の一人として活躍を見せました…!
吉田匠吾(いわきB-浦和学院新1年)
U-12世界少年野球日本代表
東北楽天ジュニア主将
ボーイズ東日本選抜etc. pic.twitter.com/0GefyZhAno— F (@_F_8_9_) 2019年3月6日
決勝トーナメント準決勝では貴重な追加点を上げるホームを踏むなど、日本にとって3年ぶり4度目のワールドチャンピオンに大きく貢献しています。
日本代表で世界大会優勝の経験はなかなか出来ませんから、吉田匠吾選手にとってもこれからの野球人生にとって大きなプラスになったことは間違いないですね!
大阪桐蔭で1年からレギュラーを奪取した池田陵真選手も日本代表でのチームメイトですから、二人の激突も甲子園の舞台で観たいものです。
参考:大阪桐蔭・池田陵真は右の森友哉|中学日本代表の四番は主軸に座るか
東北選抜も経験
1年時に日本代表に選出された吉田匠吾選手は、その後も出身のいわきボーイズでは中心選手として活躍。
中学3年時には「東日本報知オールスター戦」の東北選抜や「ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」の東日本選抜に選ばれるなど、世代トップクラスの選手となっていました。
中学卒業時には進路についても話題になっていた吉田匠吾選手でしたが、多くの強豪校の中から浦和学院に進学することを決断。
浦和学院でも1年夏からベンチ入りを果たし、代打での出場を果たしましたね!
【OB情報】代打で吉田匠吾が出場しました!
浦和学院/埼玉 https://t.co/WpfvbinUec @nikkansportsさんから pic.twitter.com/B4S7076z7W— いわきボーイズ (@iwaki_boys) 2019年7月24日
結果は三振に終わってしまったものの、強豪の浦和学院で早くも頭角を現わしているあたり、今後への期待は膨らむばかりです。
いわきボーイズでのチームメイトである渡邉旭選手も仙台育英でスタメンに名を連ねていますし、中学時代からハイレベルな環境で活躍していたことが見えますね!
参考:仙台育英・渡邉旭は中学で選抜主将|抜群の打撃センスはスイングに秘訣
浦和学院・吉田匠吾は打撃センスが凄い
ヒット量産のミート力
吉田匠吾選手の魅力の1つが、中学時代からヒットを量産してきた打撃センスです。
無駄のない自然な構えからシャープにバットを振り抜き、高いミート力で左右に鋭い打球を飛ばせる左打者なんですよね!
秋季埼玉県地区予選@川口
浦和工0-14浦和学院(5回コールド)浦学の1番、セカンド吉田匠吾(1年)が小柄ながらシュアな打撃で三塁打含む2安打2打点。
投げては廣咲悠雅(2年)、伊藤和平(2年)の両左腕で完封。廣咲は4回を7奪三振で伊藤は1回を3奪三振。
最速は廣咲が135で伊藤が129。
映像は吉田。 pic.twitter.com/81MGoOowS9— Nishio Norifumi (@ajihiraita) 2019年9月7日
センター中心に打ち返すバットコントロールには定評がありますし、外野の間を割った打球を三塁打にできる脚力も兼ね備えています。
俊足好打の一番打者として、これからますます相手チームの脅威になっていくでしょうから、四番の二刀流・三奈木亜星選手らと共に強い浦和学院を見せてくれることに期待しています!
参考:三奈木亜星(浦和学院)は中学で全国準優勝|投打に魅せる抜群のセンス
ホームランを狙える長打力も
ヒットを量産できるミート力に加えて、ホームランを打てるパワーも兼ね備えている吉田匠吾選手。
2019秋の埼玉大会・埼玉栄戦でもライトスタンドへ豪快な一発を放ちましたね!
ドラフト注目の好投手である内田了介投手からのホームランだけに、得点以上に価値があったようにも感じます。
7回裏 浦和学院 1番吉田匠くんのライトスタンドへのツーランホームランで逆転に成功しました。今年の浦学打線強すぎわろた pic.twitter.com/zVu4UNGmaV
— かいだ (@ORIX03) 2019年9月27日
2019秋の新チーム発足後の浦和麗明戦との試合でも、1試合でソロホームランと満塁ホームランの2本のホームランを放っていますし、パワーがあることを打席で証明しています。
これからさらに体が大きくなることは間違いなく、さらにバッティングで存在感を示す選手に成長していくでしょうね…!
これからの吉田匠吾選手の活躍にも注目しつつ、応援していきたいと思います!
参考:内田了介(埼玉栄)はドラフト注目|球速だけでなく打撃センスも凄い