<2019注目選手>

重宮涼(明石商)は存在感が凄い|強いキャプテンシーは甲子園を魅了

明石商業の主将として111人の部員を引っ張る、三番・サードの重宮涼選手。

勝負強いバッティングに加え、安定感のある守備でも存在感を示しています。

2019夏の甲子園でもバックスクリーンにホームランを放ちましたが、明石商業が強い理由が見えるような素晴らしい主将なんですよね!

見事なキャプテンシーを発揮している重宮涼選手を特集してみました。

 

目次

明石商業・重宮涼は打撃センスが凄い

チャンスでの勝負強さ

明石商業の三番打者として活躍を見せる重宮涼選手は、まずチャンスでの勝負強さに注目です。

2019夏の兵庫大会でも四番の安藤碧選手に続く8打点をマークするなど、チームの中心打者としての働きは素晴らしいものがあります。

また何と言っても重宮涼選手の精神的強さを感じたのは兵庫大会決勝の九回。

神戸国際大付を相手に1対1の同点で迎えた打席で、見事にスクイズを決めてみせたんですよね…!


手堅い明石商業の野球を象徴するような、この場面での働きには鳥肌が立ちました…!

参考:安藤碧(明石商)は抜群の身体能力|ドラフトの将来性に加えて文武両道

ホームランも打てるパンチ力

また重宮涼選手の魅力は長打力にもあり、夏の甲子園・宇部鴻城戦でもバックスクリーンに叩き込みました。


2点を追う展開の四回、なんとか中盤で1点を返しておきたい場面で本当に良い仕事をしましたね!

高校通算ホームランは5本とさほど多くはないものの、長打も期待できる重宮涼選手がクリーンナップに座ることは相手バッテリーとしても脅威でしょう。

2019夏は三振ゼロ

さらに重宮涼選手が素晴らしいのはバットコントロールの上手さで、2019夏には兵庫大会・甲子園を合わせて未だに三振を喫した打席がありません。

チャンスでの勝負強さもさることながら、打席で粘りを見せられるあたりも三番打者として存在感を示している理由の1つと言えるでしょう。

「仕事人」のようなイメージで、重宮涼選手の打席での期待感は物凄いものがあります…!

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重宮涼は守備でも明石商業を支える

打線の中軸を担う一方で、重宮涼選手は守備でも非凡なセンスを見せつけます。

一部では守備力の方が高く評価されていたりもしますし、フィールディングは本当に素晴らしいものがあるんですよね!

身長178cm・体重77kgのどっしりとした体格ながら、左右に軽快な動きを披露。

堅守を誇るサードでの守りも見逃せません。


強肩でスローイングも安定していますから、中森俊介投手杉戸理斗投手らの投手陣にとっても非常に心強いでしょうね!

参考:杉戸理斗(明石商)の急成長に注目|技巧派左腕は安定感だけじゃない

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重宮涼に感じる主将としての資質

グラウンドでの動きからもキャプテンシーを感じる重宮涼主将ですが、甲子園でも素晴らしい気遣いが話題になっています。

宇部鴻城戦でサヨナラ勝ちを収めた際、悔しさで動けない相手キャッチャーに優しく手を差し伸べたんですよね…!

同じく明石商業の主力としてチームを引っ張る水上桂選手と駆け寄ったこのシーンは、何度見ても胸が熱くなります。

2019春のセンバツ後には慢心があったチームを引き締めるのに苦慮したとのことですが、相手チームの選手にまでも気配りができる姿は本当に素敵ですよね。

精神的支柱として存在感を見せる重宮涼選手の活躍を、心から応援していきたいと思います。

参考:水上桂(明石商)はイケメンキャッチャー|強肩に加えて打撃センスも

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