全校生徒114人の県立高校・大崎。全国的な知名度こそ高くないものの、2020秋に九州大会を制した実力は本物です。
攻守で注目選手が揃っており、長崎県ではもちろん、甲子園の舞台での躍進にも大きな期待がかかります。
この記事では、県立大崎高校の2021メンバーから注目選手をピックアップしていきましょう。
参考:福岡大大濠の2021メンバーは?注目選手が並び九州屈指の戦力!
目次
県立大崎の2021メンバーの注目選手【投手】
右腕の注目選手
県立大崎の2021メンバーから、まずは投手の注目選手を見ていきましょう。
はじめに右腕で期待したいのがエースナンバーを背負う坂本安司投手です。
球速140キロ台のストレートを軸にした投球は安定感があり、2020秋の九州大会では3戦連続完投で合計405球を投げて甲子園出場を手繰り寄せました。
文字通り、大崎高校の大黒柱と言える右腕ですね…!
カットボール・スライダーをはじめとした変化球にもキレがあり、全国の強力打線との激突が非常に楽しみなピッチャーです。
左腕の注目選手
また左腕では、勝本晴彦投手も見逃せません。
身長180cm超の大型左腕で、中学時代には長崎県選抜のメンバーにも選ばれていたピッチャー。
1年の2020秋にも九州大会決勝に先発し、抜群の制球力を活かして被安打4の1失点で完投を披露しました。
直球・変化球ともに低めへのコントロールが光るため、やや細身の体格が一回り大きくなってくると更に楽しみですね…!
県立大崎でも投手陣の軸になれるピッチャーだと思いますし、ぜひ甲子園のマウンドで見たいところです。
県立大崎の2021メンバーの注目選手【野手】
捕手の注目選手
続いて県立大崎の2021メンバーから、捕手の注目選手です。
攻守でチームを引っ張るのが、四番・キャッチャーの調祐李選手。
2020秋の長崎大会では2本のホームランを放っている右の強打者で、チャンスの場面での勝負強いバッティングは素晴らしいものがあります。
一方の守備面でも強肩に加えてキャッチングの上手さも兼ね備えており、打てるキャッチャーとして全国区の選手になっても不思議ではありません。
中学時代からバッテリーを組んでいる坂本安司投手と共に、ドラフト注目のバッテリーとしても大崎高校をグイグイ引っ張ってほしいですね!
内野手の注目選手
続いて内野手の注目選手では、まず三番・セカンドの村上直也選手に注目です。
2020秋の九州大会では準決勝の明豊戦で4打数4安打をマークするなど、10打席凡退なしという大車輪の活躍を見せました。
優れたミート力が光る左打者で、一方の守備面でも堅実なプレーで内野の要になっていますから、攻守で大崎を支える選手として2021シーズンも期待です!
また、世代屈指の左の強打者・田栗慶太郎選手も県立大崎で楽しみな一人。
U12、U15日本代表を経験しており、パンチ力とミート力を兼ね備えたバッターとして2022ドラフトにも期待がかかる逸材です。
身長183cm・体重87kgの体格も魅力的ですし、身体能力の高さなどこれからの成長は目が離せません。
続いて、ショートのポジションを守る村田慶二選手も注目したい内野手です。
1年の2020秋からレギュラーを勝ち取っており、九州大会決勝でも3打数2安打をマークするなどミートが上手い右打者なんですよね…!
軽快なフットワークを見せる守備でも内野の要になっていますから、これから大崎高校のキーマンとしての成長が非常に楽しみです。
外野手の注目選手
最後に外野手の注目選手では、リードオフマンを務める池田晃弥選手。
身長180cm・体重78kgとバランスのとれた体格を誇る右打者で、センターを守る守備でも身体能力の高さが際立ちます。
2020秋の九州大会では調子が上がらなかったものの本来は打線に勢いを与えられる選手ですから、2021シーズンの奮起には大いに期待していきましょう。
また、勝負強いバッティングを見せる乙内翔太選手も注目です。
2020秋の九州大会では明豊戦でサヨナラのタイムリーを含む5打数4安打2打点の活躍。
右打席でのミート力の高さに加えて盗塁も2つ決めるなど、大崎高校の甲子園出場に大きく貢献したメンバーであることは間違いありません。
大崎高校の2021メンバーは長崎屈指の戦力
2020秋には長崎大会、九州大会を制した大崎高校。以前からチーム力の高さは高校野球ファンの間で話題になっていましたから、いよいよ全国に知れ渡りそうですね…!
攻守に注目選手が揃っていますし、背番号2桁の選手や下級生もスタメンに名を連ねておりチーム内の競争も熾烈です。
甲子園で一気に上位へ駆け上がるだけの力は秘めていますから、これからの戦いをぜひ追いかけていきたいところです!