中学時代は豊川中央ボーイズで活躍し、中京大中京でも2020秋からレギュラーを掴んでいる辻一汰選手。
ホームランも打てるパンチ力とチャンスでの勝負強さを武器に、打撃で注目を集めている左のスラッガーです。
2020秋の大会でも五番に座るなどクリーンナップの一角を務め、中京大中京の東海大会2連覇に大きく貢献していました。
中京大中京の強力打線で中核を担う左の強打者・辻一汰選手を特集していきましょう。
参考:中京大中京の2021メンバーは?ドラフト注目選手も揃い優勝期待
目次
辻一汰の中学時代は豊川中央ボーイズで主将
右投げ左打ちの辻一汰選手は中学時代、硬式野球チームの豊川中央ボーイズに所属していました。
中学3年時には主将を任されるなど、主力としてチームを引っ張っていたプレイヤーの一人ですね!
豊川中央ボーイズで主将を務めていた当時から、打力では光るものをみせていた辻一汰選手。
全国大会出場などの実績こそないもののポテンシャルの高さは際立っていますから、高校では甲子園の舞台で大いに暴れまわってほしいものです!
中京大中京・辻一汰はホームラン期待の力強さ
中京大中京の打線でクリーンナップに座る辻一汰選手ですが、ホームランの量産には期待がかかる強打者です。
東海大会2回戦・海星との試合では5回裏に3ランホームランを叩き込み、チームの勝利に大きく貢献していましたね!
第73回秋季東海地区高等学校野球大会
10月25日㈰準々決勝 四日市 第1試合
[試合終了 7回コールド]
海星 0000000=0
中京大中京002140X=7中京大中京が準決勝進出し選抜当確に王手。5回裏に1番細江泰斗,5番辻一汰の2本塁打が飛び出すなど7得点。先発の柴田青⑩が7回8奪三振完封
— HALUHI@愛知高校野球・中学野球 (@Iambanekko) October 25, 2020
左投手もまったく苦にしていないですし、パワフルなスイングはスケールの大きさも際立ちます。
身長181cm・体重69kgとまだまだ細身な体格は伸びしろ十分ですし、これから一回り大きくなると間違いなく長打の数は増えてくるでしょう…!
2020秋は主に五番打者を務めていましたし、長打も求められるポジションだけに、さらなる飛距離の向上に期待したいところです。
中京大中京・辻一汰の勝負強さは見もの
ホームランにも期待がかかる辻一汰選手は、随所に見せる勝負強いバッティングも大きな武器となっています。
2020秋の愛知大会でも3割超えの打率を記録したほか、東海大会では11打数7安打8打点と愛知大会を超える数字をマーク。
特に東海大会決勝・県立岐阜商戦では8回に同点となる2点タイムリーを放ち、さらに9回裏1死満塁の場面でサヨナラタイムリーを放つ活躍で、中京大中京を優勝に導きました。
中京大中京 辻一汰 (2年) 一塁手#中京大中京 #豊川中央ボーイズ
秋季東海大会 決勝でサヨナラ打!
5番・ファーストの辻 東海大会3試合で11打数7安打8打点と 中京大中京の2連覇に大きく貢献#メトリクスオーダーグラブ#メトリクスオーダースパイク pic.twitter.com/iweDRx95VA— ベイスボル ーBéisbolー (@Beisbol_honjo) December 3, 2020
東海大会前の練習では通常のティー打撃ではなく、投手の投球をイメージしながら繰り返す素振りに重点的に取り組み、それが東海大会の結果につながったんだとか。
自分で考えて練習に取り組める選手である点も素晴らしく、その点も辻一汰選手の大きな強みですね…!
原尚輝選手らと並ぶクリーンナップは迫力がありますし、中京大中京の打線は2021シーズンも目が離せません。
参考:原尚輝(中京大中京)は強打に注目|中学は中日本選抜の主砲に期待
辻一汰は守備力でも中京大中京を支える
攻撃面で中京大中京の大きな戦力になっている辻一汰選手は、ファーストの守備でも中京大中京の堅守を支えています。
高い技術が光っているのは巧みなグラブさばきで、ショートバウンドになった送球も難なくさばき、内野陣のなかでも存在感を放っているんですよね…!
ドラフト注目の畔柳亨丞投手をはじめ力のある投手陣からしても安心感があるでしょうし、ファーストの守備力も着目されつつある昨今、辻一汰選手の守備は見ものです。
ホームランを打てるパンチ力にくわえ、チャンスでの勝負強さにも定評のあるバッターである一方で、守備面でも技術の高さを見せる注目の野手。
中京大中京の躍進に欠かせない選手なのは間違いありませんから、将来性を感じる辻一汰選手の成長に注目しつつ、引き続き追いかけていきたいと思います!
参考:畔柳亨丞(中京大中京)はドラフト期待|中学日本代表の球速は?