中学は水戸東シニアの主力で活躍し、常総学院でも2020秋からレギュラーを獲得している宮原一綺選手。
広角にヒットを打てる高い技術力を武器に、守備でもチームに大きく貢献している外野手です。
2020秋もリードオフマンとして打線を牽引し、常総学院の関東大会準優勝に大きく貢献していましたね!
攻守にレベルの高いプレーで注目を集める、宮原一綺選手を特集していきましょう。
参考:常総学院の2021メンバーは?注目選手が投打に揃うチーム力に期待
目次
宮原一綺の中学時代は水戸東シニア出身
右投げ左打ちの宮原一綺選手は中学時代、硬式野球チームの水戸東シニアに所属していました。
当時から優れたセンスは健在で、主力メンバーとして活躍。全国大会出場などの目立った実績こそなかったものの、水戸東シニアで力を磨いていたことは間違いありません。
中学3年の2018シーズンにも二塁打を多数マークするなど、当時からバッティングは光るものがありましたね…!
常総学院を引っ張る存在になれる実力を秘めていますし、高校でのさらなる進化が楽しみな外野手です。
常総学院・宮原一綺はセンス抜群の打撃に注目
左右への打ち分け
2020秋からリードオフマンを任され、関東大会準優勝にも大きく貢献した宮原一綺選手ですが、広角に鋭い打球を飛ばせる打力には注目です。
2020秋の木更津総合との試合では8回裏にレフト戦に二塁打を放つなど、逆方向へもヒットが打てる技術を持っているんですよね…!
8回常総学院
1番宮原くんのレフト線2ベース!— RYO (@base_kmrn_5589) October 27, 2020
コースに逆らわずに打ち分けられる能力は大きな魅力ですし、変化球へも高い対応力を見せているところも見逃せません。
一番打者としても宮原一綺選手の打力は相手チームの脅威になっていますし、常総学院打線を引っ張るバッティングに注目です!
長打力も兼備
また左右にヒットを打ち分ける技術だけでなく、長打が期待できるパンチ力も見せている宮原一綺選手。
2020秋の関東大会決勝でもセンターに二塁打を放っているほか、関東大会後におこなわれた霞ヶ浦との試合でも三塁打をマークするなど、持ち前の長打力で突破口をひらく場面も目立っていましたね!
身長185cm・体重78kgと体格的にも伸びしろは十分ですし、ここからのトレーニングで体重が増えてくればパワーもついてくるでしょう。
2021ドラフト期待の三輪拓未選手らと共に、常総学院の打線に勢いをつけてほしいバッターです。
参考:三輪拓未(常総学院)は中学日本代表|華麗な守備でドラフト期待
常総学院・宮原一綺は守備力の高さも見もの
抜群の打撃センスを見せるバッティングのみならず、守備でも常総学院の大きな戦力になっている宮原一綺選手。
全体的にレベルの高いプレーを見せていますが、特に注目したいのは肩の強さです。
2020秋の関東大会の一回戦・前橋商戦では、4回の守備で本塁を狙った二塁走者を矢のようなバックホームでアウトに。
続く5回の守備でも三塁を狙った一塁ランナーを自慢の強肩でアウトにし、チームのピンチを救っていました。
捕殺の多さは肩の強さだけでなく送球のコントロールも重要ですから、スローイングにも強みを持った外野手といえるでしょう。
常総学院は捕手の田邊広大選手をはじめ守備力も見逃せないですし、強肩外野手である宮原一綺選手のプレーは守備も要チェックですね…!
参考:田邊広大(常総学院)の強肩に注目|長打も期待の頼れる主将は必見
宮原一綺は常総学院で主役になってほしい
2020秋からはリードオフマンを務めるなど攻守においてチームに貢献し、常総学院の主力となって活躍を見せている宮原一綺選手。
左右にヒットを打てる高い技術にくわえて長打力も兼ね備えている左打者で、ポテンシャルが高い選手だけに2021シーズンに向けてのさらなる成長も楽しみですね…!
秋本璃空投手をはじめ投手陣は充実していますし、打の主役になれる宮原一綺選手が力をつけてくると常総学院はさらに強くなるでしょう。
常総学院のさらなる躍進にも注目しつつ、全国の舞台での宮原一綺選手の活躍にも期待していきたいと思います。
参考:秋本璃空(常総学院)はドラフト期待|球速だけじゃない右腕に大注目