中学は川崎中央シニアの主力で活躍し、常総学院でも2020秋から主将を任されている田邊広大選手。
二塁送球タイムで2秒を切る強肩が魅力のキャッチャーで、勝負強いバッティングでも注目を集めています。
2020秋の関東大会では巧みなリードでもチームに貢献し、常総学院を準優勝に導いていましたね!
強肩捕手としてチームを牽引する、常総学院・田邊広大選手を特集していきましょう。
参考:常総学院の2021メンバーは?注目選手が投打に揃うチーム力に期待
目次
田邊広大の中学時代は川崎中央シニア出身
小学では鶴見選抜
右投げ右打ちの田邊広大選手は、軟式少年野球チームのニュー横浜スターズで野球を始めました。
小学6年時には鶴見選抜のメンバーにも選出され、主将として『第37回全日本選抜少年野球交流大会』での優勝に貢献。
さらに個人でも大会の最優秀選手に選ばれており、早くから持ち前の野球センスを見せていましたね!
中学でも優秀選手賞
また中学への進学後には、硬式野球チームの川崎中央シニアに所属して主力で活躍した田邊広大選手。
出場した『2018東アジアU15宮崎大会』でも優秀選手賞を受賞するなど、存在感を放っていたプレイヤーです。
常総学院でも2020秋から主将を務めていますから、チームを引っ張る活躍に期待したいですね!
常総学院・田邊広大は二塁送球に注目の強肩捕手
2020秋からは正捕手の座を掴み、常総学院の関東大会準優勝にも大きく貢献した田邊広大選手ですが、やはり注目したいのは守備で見せる強肩でしょう。
2020秋の関東大会・木更津総合戦では、4回に一塁ランナーの盗塁を阻止して流れを呼び込みました。
プロでも2秒を切れば早いと言われている中で、二塁送球タイムは1秒91をマーク。プロ顔負けの二塁送球タイムで強肩をアピールしています。
常総学院のキャッチャー田邊。リード含め素晴らしかった。4回表、一走・山田の盗塁のシーン。低い軌道でタイム1.91秒、コントロールも抜群。
一走・山田もピッチャー足上げから3.6秒で2塁に到達していて、これは高校生では速い方。ピッチャー秋本のクイックもそんな速くないけど刺した見事な肩でした。 pic.twitter.com/Eu8NX4PMYu— 小菅メンディエタ (@cosmendy) October 27, 2020
さらにスローイングは正確性も抜群で、ストライクの送球が非常に多いキャッチャーなんですよね…!
どれだけ肩が強くてもコントロールが悪いとアウトは取れませんから、そういった意味でも田邊広大選手の強肩は常総学院の大きな武器になっています。
投手もランナーを必要以上に気にすることがなくなりますし、秋本璃空投手をはじめ投手陣も非常に心強いでしょう。
参考:秋本璃空(常総学院)はドラフト期待|球速だけじゃない右腕に大注目
田邊広大はリード面でも常総学院の守備の柱
セカンド送球タイムが2秒を切る強肩だけでなく、巧みなリードでも守備の柱になっている田邊広大選手。
2020秋の関東大会決勝・健大高崎戦では、急きょ登板した1学年下の伊藤地宏投手をリードして3回1失点の好投をアシストしました。
試合には敗れてしまったものの、伊藤地宏投手が暴投した際に声をかけるなど、配球以外の面でも頼れる捕手であったことは間違いありません。
相手打線の狙いを察知するや変化球主体に切り替えるなど、状況に応じたリードができるキャッチャーですし、経験を積んでいくことでさらに成長してくでしょう。
大舞台でどんなリードを見せるのかも非常に楽しみですし、常総学院の投手陣を引っ張る活躍に期待ですね!
参考:伊藤地宏(常総学院)は投球術に注目|京葉ボーイズの左腕は全国屈指
田邊広大は主将でも常総学院を引っ張る中心選手
2020秋からは常総学院の主将を任され、攻守で存在感を放っている田邊広大選手。
部員の投票で主将に選ばれていることからも、チームメイトから厚い信頼を得ていることが伺えますし、プレー以外でもチームを引っ張るリーダーシップには期待がかかります。
打撃でも2020秋の関東大会では主に六番打者を務め、勝負強いバッティングでチームの勝利に大きく貢献していました。
田邊(常総学院)のタイムリー pic.twitter.com/DzCSgt8Ee7
— 常総クラスタ (@j0202020) October 27, 2020
身長173m・体重74kgのがっちりした体格から鋭い打球を放っていますし、力強さを増したバッティングで長打にも期待していきたいところですね!
2021ドラフト期待の三輪拓未選手らと共に中心で活躍する捕手。
全国の舞台で強豪校を相手にどんなリードを見せるかにも注目しながら、引き続き田邊広大選手の活躍を追いかけていきたいと思います!
参考:三輪拓未(常総学院)は中学日本代表|華麗な守備でドラフト期待