岐阜第一で1年の2019春からスタメンを勝ち取っていた阪口樂(読み方は「さかぐち うた」)選手。
大型投手として注目が集まる一方で、豪快なホームランを放つ将来有望の左スラッガーです。
2021ドラフト候補とも言われていますが、逆方向にも長打が打てるバッティングは間違いなく逸材ですね…!
岐阜第一で投打に期待がかかる、阪口樂投手を特集していきましょう。
参考:2021ドラフト候補の高校生野手【最新】全国の逸材をピックアップ
目次
岐阜第一・阪口樂はホームランに期待のスラッガー
右投げ左打ちの阪口樂選手は中学時代、オール山城に所属していました。
中学2年からエースで活躍し、ヤングリーグの関西選抜に選出されて台湾遠征を経験。
高校入学後には2019春の岐阜大会でも七番・ファーストでスタメン出場を果たすなど、早くから持ち前の打力で頭角を現していましたね。
岐阜第一
阪口樂くん
1年生とは思えない体格👏🏼👏🏼 pic.twitter.com/N7Kf1YZJvR— n a h o⚾︎ (@46luvbs) April 21, 2019
続く2019夏の市岐阜商戦では、2点ビハインドの八回の打席でライトスタンドへ2ランホームラン。
身長186cm・体重94kgのどっしりとした体格は、岐阜第一打線でも下級生とは思えない存在感を放っています…!
ドラフト期待の阪口樂は逆方向にもホームラン
左のスラッガーとして期待が高まる阪口樂投手ですが、逆方向に飛距離が出せる点も見逃せません。
エースで四番を務める2年の2020夏には、岐阜大会の帝京大可児戦でレフトにも特大のホームランを叩き込んでいるんですよね…!
阪口 樂(岐阜第一)#Draft_Note pic.twitter.com/7KZNkgM6T9
— ドラフトノート (@Draft_Note) July 30, 2020
左打者が左中間の最深部へ叩き込んだホームランは、高校野球ファンの度肝を抜く一発。
さらにはプロ注目の加藤翼投手が投じた球速149キロのストレートも右翼席へ叩き込み、1試合2ホームランの大活躍を見せました…!
二刀流で期待されている阪口樂投手ですが、打撃面での才能が突出していることは間違いありません。
中京の小田康一郎選手と並び、岐阜の左スラッガーとして2021ドラフトも盛り上げてくれそうですね。
どっしりした下半身もこれから更に厚みが増しそうですし、岐阜第一の主軸として力強いスイングで高校通算ホームランもさらに伸びていくのではないでしょうか…!
参考:小田康一郎(中京院中京)は中学でも猛打|ドラフト期待のおかわり二世
岐阜第一・阪口樂は投手での球速にも注目
長身からの角度も
大型右腕として投手でも注目を集めている阪口樂選手。
ストレートの球速は139キロをマークしており、最速140キロを突破するのも時間の問題でしょう。(※2020秋時点で最速142キロをマーク)
186cmの長身に加えてリーチも長く、角度があるため相手打者からすると球速以上に打ちにくいピッチャーでしょうね…!
打者の差し込まれ方からも手元でノビていることが確認できますし、将来が楽しみな投手。
まだ制球に粗さは見られるものの、大型投手のポテンシャルはプロのスカウトも放っておけない存在と言えます。
変化球にも注目
また阪口樂選手は球速だけでなく変化球も良いものを持っています。
長身から投げ下ろすブレーキのきいたカーブは落差が大きく、緩急の面でも投球の幅を広げていますね!
ツーシームのような軌道で落ちるボールも投げていますが、変化球の精度が高くなってくると投手で勝負できる可能性も十分に秘めているのではないでしょうか…!
阪口樂は二刀流で岐阜第一からのドラフトに期待
投打にずば抜けた実力を見せつけている阪口樂選手は、岐阜第一の柱として今後もチームを支えていくプレイヤーと言えるでしょう。
体重90kgを超える体格もプロ向きですし、投打で魅せるスケールの大きさは高校生とは思えない可能性を感じさせます。
同世代の大型捕手では県岐阜商・高木翔斗選手が話題ですが、阪口樂選手は二刀流での活躍が本当に楽しみですね…!
申し分ないポテンシャルで間違いなくドラフト候補になる選手だけに、この先の更なる進化からも目が離せません。
参考:高木翔斗(県岐阜商)はドラフト期待|中日ジュニア出身の大型捕手