7月5日から開幕する熊本の独自大会ですが、2020年の高校野球も熱くなりそうです。
下級生の頃から甲子園を経験している選手や主力でプレーしていた選手も多いため、熱戦が繰り広げられることは間違いないでしょう。
この記事では、2020夏の高校野球・熊本の注目選手をピックアップしてみました。
参考:【高校野球2020】福岡の注目選手は?ドラフト期待の選手がズラリ
2020夏の高校野球で熊本の注目選手【投手】
2019夏の甲子園でも好投を見せた熊本工業の村上仁将投手は2020夏のピッチングにも期待したい右腕。最速140キロ超のストレートとスライダーのコンビネーションは素晴らしく、大舞台で実力を発揮するメンタルの強さも兼ね備えています。
ルーテル学院の則次叡之投手は、182cmの長身からの角度のあるストレートに注目です。130キロ台中盤をコンスタントにマークするストレートに加え、球速100キロ台の緩い変化球も織り交ぜるピッチングで2019夏にも有明・浅田将汰投手(現横浜DeNA)と投げあいました。
秀岳館の山本力聖選手は投手で140キロ超のストレートを投げ込むほか、身長180cm・体重90kgの体格から高校通算20本に迫る勢いでホームランを重ねている強打者でもあります。
文徳の内田心平投手はストレートの球威が光る本格派左腕。空振りを奪えるストレートは魅力だけに、変化球でもストライク先行のピッチングが出来れば強豪相手にも十分に渡り合えるでしょう。
2年生からは城北の長身右腕・永谷魁人投手が楽しみです。183cmの長身から140キロに迫る球速をマークしており、将来性も抜群だけに2021ドラフト候補として熊本の高校野球を沸かせてくれる注目選手の一人ですね。
熊本国府の池田太地投手も1年の2019秋に九州大会で創成館を苦しめた本格派右腕。130キロ台中盤をコンスタントにマークする、申し分ない馬力を持ち合わせた投手です。
2020夏の高校野球で熊本の注目選手【野手】
九州学院の牛島希選手は2020ドラフト候補で、高校通算ホームランが20本を超える右スラッガー。飛距離が出せるバッターでありながら俊足も兼ね備えており、熊本の注目選手としては欠かせません。スイングスピードの速さが光る山路駿選手と共に、九州学院の中軸は見ものです。
文徳では四番を務める辻崎颯汰選手が高校通算35本のホームランをマークしているほか、三番の山下晃之介選手も40本と打力の高さが光ります。加えて二番に入る山口晃選手は走攻守三拍子揃った素晴らしい左打者。ミートの巧さに加えて通算20本とパンチ力も秘めており、戦力はかなり充実しています。
秀岳館の三木虎市朗選手は右方向にも飛距離が出せる俊足巧打の右バッター。
熊本国府の三番を打つ増田剣人選手はバットコントロールの巧さがあり、強打の竹林裕太選手はキャッチャーのポジションでも強肩が光ります。
熊本工業の森翔太郎選手は走攻守すべてにハイレベルな内野手で、前チームから主軸を務めて甲子園も経験しています。左右に弾き返す左打席でのバッティングは見ものですね!守備範囲の広さが光る俊足センター・江川輝琉亜選手らも経験豊富です。
東海大熊本星翔の木原仁千嘉選手は投打に注目。1年生ながら2018夏の甲子園でスタメンに名を連ねた野球センスは抜群で、投手としてもスライダー・カーブ・フォークを投げ分けるピッチングには期待したいところです。