静岡高校で1年の2018秋から、ショートのレギュラーとして試合に出場していた相羽寛太(あいば かんた)選手。
その華麗な守備は高校トップクラスとの声も多く、2020ドラフト候補としても期待の内野手です。
全国的な知名度こそまだそこまで高くないものの実力は本物で、静岡から全国を沸かせてくれるだけのポテンシャルは十分に秘めていますね。
2019秋からの新チームでは主将も務めるなどチームの大黒柱としても存在感を放つ、静岡高校の相羽寛太選手を特集していきましょう。
目次
静岡・相羽寛太の華麗な守備はドラフト期待
軽快なフットワーク
静岡高校で主力として活躍する相羽寛太選手ですが、まず頭一つ抜けた守備に注目です。
軽快なフットワークで左右の打球に追いつき、高校トップクラスと言われるのも納得の守備力の高さを見せます。
相羽寛太 静岡3年
静岡では1年秋からショートのレギュラーを獲得し、2年夏には1番打者として静岡大会の準々決勝ではサヨナラ打を含む4安打の活躍をみせ、甲子園出場に貢献。2年秋からはチームの主将もつとめ、守備力をはじめとして走攻守にレベルが高くドラフト候補にもあがる。#本日の選手紹介 pic.twitter.com/G5pgX0U165— ぶるーたす (@bluamabase) May 24, 2020
一歩目が速いため守備範囲も広く、捕球から送球までの無駄のない身のこなしにも魅了されてしまいますね…!
相羽寛太選手の守備には華があり、試合前のシートノックから一際目立つ存在であることは間違いありません。
グラブさばきも抜群
相羽寛太選手の守備力の高さはまだまだ素晴らしい部分が多く、続いて挙げたいのはグラブさばきの上手さです。
逆シングルを物ともしない柔らかいハンドリングは一級品ですし、打球への入り方もスムーズで、ドラフト候補として注目を浴びているのは必然とも言えるでしょう。
2019ドラフトで日本ハムから3位指名を受けた京都国際出身の上野響平選手も守備力で話題になっていただけに、2020ドラフトでは相羽寛太選手の動向から目が離せません。
参考:上野響平(京都国際)はドラフト確定|プロ級の守備力が凄すぎる
ドラフト期待の静岡・相羽寛太はスローイングも注目
静岡高校で内野の要として活躍する相羽寛太選手の守備はまだ語り尽くせません。
というのも、ショートで見せるスローイングもまた一級品なんですよね…!
センター前に抜けような打球や併殺時など、いかなる場面でもブレないスローイングは見事。
守備範囲の広さだけでなく、その後のスローイングまで優れているのは相羽寛太選手の体幹が鍛えられている証拠とも言えるでしょう。
同世代では近江・土田龍空選手らと並んで上位に入る守備力の持ち主だけに、相羽寛太選手が2020ドラフトを沸かせてくれることには大いに期待しています…!
参考:近江・土田龍空はドラフト注目|守備力の高さは高校ナンバーワン
ドラフト注目の相羽寛太は打撃も静岡で成長
選球眼の良さ
華麗な守備で魅せる相羽寛太選手ですが、一方のバッティングにも期待です。
選球眼に優れた右打者で一番打者として四球を選ぶことも多く、2ストライクに追い込まれても釣り球に手を出さない点も素晴らしいんですよね。
状況に応じたバッティングができ、自分の役割をしっかりと把握している野球IQの高さも相羽寛太選手の魅力の1つといえるでしょう。
打撃が課題と言われてきたが…
守備で突出した才能を見せる反面、打撃面が課題と見られてきた相羽寛太選手ですが、高校3年にかけて十分に力を付けてきたことが伺えます。
元々パンチ力はある右打者だけに、これから確実性がアップしてくるとバッティングの面でも期待できる選手に進化を遂げるでしょう。
身長177cm・体重76kgと体格にも厚みが増しており、右方向にも打球が伸びるあたりはスカウトからも評価されそうですよね…!
相羽寛太は静岡高校からドラフトへ
静岡高校の中心選手である相羽寛太選手は、ずば抜けた守備力を誇る内野手です。
以前はバッティングの面がネックと見られていたものの、攻守において楽しみな選手に成長してきましたね!
もちろん大学や社会人なども視野に入ってくるのでしょうが、高校野球ファンとしてはドラフトへの期待が否が応でも高まります。
同じくドラフト候補の小松大谷・中津大和選手らと並び、相羽寛太選手の進路には注目していきましょう!
参考:中津大和(小松大谷)はドラフト注目|華麗な守備の俊足巧打は期待大