2020春から智弁和歌山に進路をとり、高校での活躍が楽しみな沖寛太(おき かんた)選手。
優れた打力を誇る左打者で、高校でも名門の主力メンバーへ成長するだけのポテンシャルは十分に秘めています。
小学時代には阪神タイガースジュニアに選出されたほか、中学でも和歌山県選抜でプレーするなど、紀州ボーイズの四番に座っていた強打者なんですよね!
智弁和歌山でも成長が楽しみな、沖寛太選手を特集していきましょう。
目次
沖寛太の小学時代は阪神タイガースジュニア出身
沖寛太選手は小学生の頃、安原少年野球クラブでプレーしていました。
投手や外野手のポジションで活躍しており、小学6年時には阪神タイガースジュニアにも選出されています。
背番号8をつけて全国の舞台を経験していますし、この頃からバッティングの良さは際立つものがありましたね!
1年から四番に座る徳丸天晴選手をはじめ、1学年上にも阪神タイガースジュニア出身の選手たちがいますが、沖寛太選手も智弁和歌山打線で早くから存在感を示してほしいものです。
参考:智弁和歌山・徳丸天晴は中学通算22発|ドラフト期待の四番が凄すぎる
沖寛太は中学時代に出身の紀州ボーイズで和歌山選抜
小学時代に阪神タイガースジュニアを経験した沖寛太選手は、中学への進学後は強豪・紀州ボーイズに所属しました。
中学2年時にはタイガースカップで紀州ボーイズを準優勝に導く活躍を見せ、敢闘賞も受賞。
主軸としてチームを牽引した実力が、このときも高く評価されていましたね!
表彰選手!!!
最優秀選手賞
紀州由良リトルシニア:塩路柊季敢闘賞
紀州ボーイズ:沖寛太 pic.twitter.com/X4RJhs7wgD— ☺︎ (@OOsk89) December 8, 2018
受賞は嬉しいと前置きしつつも「敢闘賞に見合う選手にこれからなりたい」とのコメントは、良い意味で中学生らしからぬオーラを感じました。
関西ボーイズのオールスター大会では和歌山選抜にも選出されていますし、高校でも世代トップクラスの打者に成長することが楽しみですね…!
ちなみにタイガースカップで最優秀選手賞を獲得した、紀州由良シニアの塩路柊季投手も智弁和歌山に進路を決めています。
中学時代にしのぎを削ったライバルが高校では仲間になりますから、智弁和歌山の躍進は今後も目が離せません…!
参考:塩路柊季(智弁和歌山)は主戦候補|中学で日本代表も経験のMVP右腕
智弁和歌山・沖寛太は強打に注目のスラッガー
中学時代にも紀州ボーイズの四番を務め、バッティングの良さが光っていた沖寛太選手。
進路が話題になっていたことも納得の逸材ですが、その魅力はやはり打撃力の高さでしょう。
才木浩人(阪神)も視察の試合で別格の存在感を放ち、プロも認める実力を披露した司令塔・沖寛太(新3年)。小学6年時に阪神Jr.の一員として活躍。当時は投手も担い、二刀流として活躍。強豪・紀州ボーイズでは4番捕手として牽引。タイガースカップでは準優勝+敢闘賞を獲得。今年度注目の1人に挙がる逸材! pic.twitter.com/37ccPKHk1S
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) February 25, 2019
鋭い打球を連発する左の強打者ですが、しっかりとボールを引きつけて打てるスイングスピードには注目。
打席で体勢を崩されることもほとんどなく、高校レベルの投手を相手にしても早い段階で対応してくるでしょう。
これから確実性がさらに増してくると高校でもトップクラスの打者になれる資質は秘めていますから、強力打線の中軸を任される日が楽しみです…!
沖寛太は智弁和歌山で打線を引っ張る選手になる
バッティングに期待の沖寛太選手は前述の通り、高校での成長にも大いに期待したい選手です。
智弁和歌山は全国屈指の打線を誇ることでも有名ですが、個人的には、クリーンナップを任されるような打者になってくれると見ています。
タイミングのとり方が非常に上手い選手だけに、身体が大きくなってくると自然と飛距離も伸びてくるでしょう。
同世代では日本代表の四番を張っていた岡西佑弥選手も智弁和歌山に進路を決めていますから、切磋琢磨しながらレギュラー争いに食い込んでいってほしいですね!
沖寛太選手の高校での飛躍を応援しつつ、これからも追い掛けていきましょう。
参考:岡西佑弥(智弁和歌山)は中学日本代表|橿原ボーイズ出身の怪物に注目